同期会

川歩きのおまけ

8組 榎本進明

 第9回の帰りの列車の中での話。次はどこにしようかということになって「荒川」と決まった。 荒川の源流は標高2475mの甲武信(こぶし)岳直下にあり、約2200mから湧き出る水を最初として、東京湾まで流れ出る延長173kmの川である。秩父側から水源まで歩いて辿り着けるかは調査をしていないが、登山になることには間違いない。

 そんな話をしていると、もともと登山に自信のない山田と川合も今まで登ったことのない高尾山なら登りたいと言ったので、急遽計画することになった。標高599mで六甲山よりはるかに低い山を、往復ケーブルカーを使って登ることにした。 このケーブルカーは、高低差271メートルを一気に1分強で昇り降りする日本最急勾配30度8分のケーブルカーである。

 男性は利根川メンバー6人に加え、高尾山に近い地元八王子の萩原君(8組)、そして女性4人、杲田さん(2組)、高谷さん(2組)、坂野さん(2組)、藤原さん(1組)を誘い、総勢11人で7月14日(木)登ることになった。

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高40期 収支報告書と写真/DVD-R送付のご案内

平成23年7月吉日

大阪府立市岡高等学校第40期生 第一回40期生同窓会参加者 各位

大阪府立市岡高等学校40期生
同窓会委員 期代表 藤田優子

収支報告書と写真/DVD-R送付のご案内
 
盛夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
またこの度の東日本大震災の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 さて、昨年末は、「市岡高校40期生同窓会」を開催致すことができ、総勢154名(恩師7名、40期生147名)の出席を持ちまして、盛況に終えることができました。これもひとえに皆さまのご協力の賜と心よりお礼申し上げます。
「第一回40期生同窓会」の収支報告書と写真データ(DVD-R)、集合・クラス写真を参加者の皆様へお送りさせて頂きましたので、ご査収くださいますようお願い致します。 皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

敬具

 
 
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「12期の広場」 7月号のラインアップ

 7月ですね。早いもので、今日から平成23年も後半期に入ります。東日本大震災とそれに伴う福島原子力発電所のメルトダウン。その復旧、復興の足取りは遅々として進まず、心配事ばかりが増えていくようで、梅雨空と同様に心までもが晴れません。

 気温も不順そのもの。上がったり、下がったりの大阪で、先日ようやく、上着を半袖に替えました。いよいようだる暑さの夏本番が目の前です。今年は関西でも15%の節電が必須のようです。エアコンに慣れきった体、更なる加齢のことも考え合せて、はてさて今夏を耐え忍ぶことが出来るのだろうかと、またくよくよしてしまいます。


 以下が、「12期の広場」 7月号のラインアップです。(敬称は省略します。)

  1. トゥールポンロー みおつくし中学校」         3組   清水 誠治郎
  2. 奈良歩こう会に行ってきました」             7組   張  志朗
  3. ヒマラヤトレッキング」                   8組   八島 平玐
  4. 塚本建生君のこと」                    8組   川村 浩一
  5. 第8回 利根川 川歩き」                  4組   川合 兵治
  6. -高田松原の“希望の一本松”-」          6組   佐藤 裕久

 「利根川 川歩き」は1月号から掲載をはじめ次回の8月号で大団円です。したがって8月号はその「総合特集記事」とします。ご期待ください。
川合兵治君、ご苦労さまでした。またありがとうございました。

トゥールポンロー みおつくし中学校


清水 誠治郎(3年3組)
 

 約5年ほど前に、北九州に本部があるCMC(カンボジア地雷撤去キャンペーン)代表の大谷賢二氏と会う機会を得て、色々と話を聞かせていただいているうちにカンボジアに中学校を造ろうとの夢を持つようになりました。

 地雷の被害に苦しむカンボジアの現状は、メディアを通じてある程度の事は理解してはいましたが、本当の実態は知りませんでした。カンボジアといえばアンコールワットに代表される遺跡群が余りにも有名ですが、これらから得られる利益は確かに国の一部を潤していますが全部ではありません。米作の農業以外これと言う産業はありません。

校舎前記念写真

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「奈良歩こう会」に行ってきました。

 奈良市岡歩こう会主催の「伊勢本街道と室生古道ハイキング」が5月22日(日曜日)にありました。参加者は全体で27名、我が12期は、畠平君、久保田さん、古藤さん、段中さん、鈴木さんそして私、張の6名です。

 恩師の先生方では江本先生、小椋先生のお二人が参加されました。

 「風薫る五月、陽光に輝く新緑の中を」といきたかったのですが、天気は曇天。いつ雨が降り出すかとの心配しながら、午前10時に近鉄大阪線榛原駅からバスでスタ-ト地点の高井まで行きました。(榛原は奈良県宇陀市にあり、奈良県北東部。宇陀市の東側は三重県との県境になります。近鉄鶴橋から急行で約1時間です。)

 予定コ-スは、高井バス停からすぐに「伊勢本街道」に入り、「千本杉」へ、その後、棚田を見ながら諸木野関所跡、諸木野集落を経て、高城山を右にして北上、佛隆寺へ、そして「室生古道」を辿ってスタ-ト地点の高井に戻る、周回コ-スの全長約8キロメ-タ-です。



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ヒマラヤトレッキング

 ネパールのトレッキングについて、再度まとめてみましたので、ご覧下さい。ネパールは友人のS君が良く知っており、彼を含め3人で出かけました。コースの目的地は、パンチポカリ(5つの池の意味)というヒンズー教の聖地を目指したものでカトマンズの北東部にあたります。


八島 平玐 (3年 8組) 

 コースは巡礼の道とのことで、途中にロッジはなく総てキャンプとなり、そのため、テント、食糧、我々の荷物を運ぶのにガイド、コック、ポーターの計10名、合せて13名の大編成となり記録映画に出てくるような山行を楽しみました。(登りはポーターを更に1人雇いました)
カトマンズから小型バスで6時間位かけてチョウタラ、更に、シャウレ村へ入り、この村のひえの段々畑が初日のキャンプ地でした。丁度、テハール祭の時期で村にはタルチョ(色とりどりの祈祷旗)が飾られ、途中の昼食を摂った食堂では、犬がマーガレットで作った花の首飾りをかけて貰っていました。テハール祭は光の祭りであり、収穫祭とのことで、山に入る前日のカトマンズの青空市場は、大いに賑わっていました。

キャンプでは、朝6時頃に、まずモーニングコーヒがテント毎(我々は1人1張りづつ)に配られ、その後、お湯を洗面器に入れて持ってきてくれ顔を洗い食事となります。朝食はスープ、パンケーキ(蜂蜜orジャムを付けて食べる)、卵料理で、結構おいしいものでした(我々に合うように味付けされている)。最後にお粥が出ます。お粥は、味が付いていないので持参した梅干し、ふりかけ、塩昆布で食べるといった食事でした。食事後、水筒にお湯を入れてもらいこの湯冷ましを飲み水としました。そして、テントを畳み、後片付けをして出発となります。山に入った最初の村と、最後の村では鶏を買ってきてくれ捌いてご馳走してくれましたし、山から下りた村では山羊を買ってきてジンギスカンやハンバーグとして出してくれました。また、毎日食後にりんごが付きました。りんごは、小さく、味は上高地で見られるものより更に素朴でした。


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塚本建生君(8組)のこと

川村 浩一(3年8組)

(写真1:若き日の塚本君)

 塚本君は3年間同じクラスで過ごした、懐かしい友です。亡くなってもう20年になろうとしています。いつまでも多くの人に思い出してもらいたいと思い、墓碑銘のつもりでここに塚本君の生涯をご紹介します。写真は藤居さん(2組)、酒井君(4組)、久保君(6組)にご提供いただきました。

 1990(H2).11.23にホテルニューオータニ大阪、鳳凰の間で卒業30年記念同窓会がありました。110人が集合し賑やかでしたが、その中でも30年振りに姿を現した塚本君の元気ぶりが今も伝説となっています。2次会でもお開きになるまで元気に騒いだ塚本君を出雲路のお宅まで送って行きました。

(写真2:一次会にて 山本君も隣にいますね。) 
(写真2:一次会にて 山本君も隣にいますね。)

(写真3:二次会にて)
(写真3:二次会にて)
 

 このときすでに膀胱がんの手術をしていましたが、同窓会であれだけ元気だった塚本君が翌年1991.11.22の夜に鞍馬口病院で亡くなりました。大将軍の妙林寺での通夜には12期生13人が集まってくれました。

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第8回利根川 川歩き(平成22年10月31日~11月2日)

川合兵治(4組)
さすがは山男
 
1日目 今回より、距離も遠くなり、1泊2日はもったいないので、2泊3日の行程となる。季節外れの台風14号の接近をものともせず、全員(泉、榎本、大石橋、西条、山田、川合―ちなみに、西条以外は偶然にも故杉野先生の1年5組だった)AM10:00JR上越線八木原駅(海抜170m)に集合。今回からは山地を歩くことになるので、山に詳しい榎本に歩行計画を川合からバトンタッチ。八木原駅から前回終着の日帰り温泉「スカイテルメ」を経由「大正橋」に出、途上にある室町時代の蔵作りの家並みが残る渋川市白井宿を散策したあと、宿泊地敷島温泉ヘルシーパル赤城に向かう。「川歩き」というよりも「山歩き」、川幅も狭まってきた。利根川が直ぐ下を流れるホテルの露天風呂で体を癒した後、群馬名物のこんにゃく、上州もち豚、上州肉、赤城山のまいたけなどをあしらった群馬会席料理を満喫する(うなぎは前回で卒業となった)。
 
2日目 そぼ降る雨の中を出発。時折、利根川の流れを眼下に見、せせらぎの音を下に聞きながら、ますます勾配のきつくなった山道を必死で歩く。途中雨も上がり日がさしてくると、暑いくらいで、川合は寒さに備えて着込んだ流行のヒートテックの下着(ズボン下)を道端で脱ぐ始末。この日の宿泊地上牧温泉まであと2時間くらいのところで集中豪雨、30分くらいで雨が上がると、われわれを祝福するかのような大きな虹が架かる。宿泊先辰巳館の送迎バスで途中まで出迎えてもらって宿入りする。山下清画伯の大壁画のある風呂で疲れを癒した後、名物の岩魚の塩焼きをメインとした「いろり献残焼き」料理に舌鼓みを打つ(「辰巳館」は谷川岳をよく登ったさい、いつも山小屋に泊まっていた泉あこがれの旅館だった)。
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-高田松原の“希望の一本松”-

6組   佐藤 裕久

 3.11巨大地震によりライフラインが断たれ、トンネル生活から半分以上抜け出して都市ガスとガソリン入手を待っていた3月下旬から始まる一つのエピソードをご紹介したい。

 3月28日の朝日新聞に、岩手県陸前高田市のメインの海岸:高田松原の約7万本の松が1本を残して、すべて、津波で壊滅したことが記事となっていて、私はびっくりしました。:(図1参照)

図1 朝日新聞(平成23年3月28日)に記載された岩手県・高田松原
図1 朝日新聞(平成23年3月28日)に記載された岩手県・高田松原
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高39期「同窓会記録ムービー」上映会

2011年8月27日(土)13:00~17:00大阪府立市岡高校内の 同窓会会館にて、4月30日の同窓会の模様を記録した動画の 上映会を開催します。
是非 ご参加ください。当日参加の恩師の 方々にも、お声がけしています。同窓会当日で話し切れなかった という方も多いと聞いております。
参加費は、会場費・同窓会写真(CD-R)約100枚入り・ワンドリンク付で 500円です。 
参加される方は、Facebook 大阪府立市岡高校39期でお知らせください。
(Facebook でアカウント作成必要)


日時 2011年8月27日(土)13:00~17:00
参加費 500円(会場費・同窓会写真(CD-R)約100枚入り・ワンドリンク付)