12期の広場

12期の広場

「毎日が日曜日」

8組 末廣 訂
 
 今年の春先から、あっという間に世界中に蔓延したのが、中国武漢で発した新型コロナウイルスで、毎日マスコミで報じられ人々を不安のどん底に叩き込んだ。
 12期の広場編集担当からコロナウイルスで「巣ごもりの話」を書いてほしいと連絡があったが、よくよく考えるに会社定年後は毎日が日曜日で巣ごもりの連続である。
 当初は英国船籍の横浜寄港云々から、感染者の隔離問題がはじまり、それから中国要人の国賓来訪の話題、そうこうしているうちに、オリンピック開催が怪しくなってきた。
 当初、若い世代の感染率が少ないということもあって、行政の外出自粛のお願いも効果がなかったが、志村けんさんの死去で緊張が高まりいろんなイベントが中止となった。
 アベノマスクが不評で税金の無駄使いに終わったと言われ、また、国民一人当たり10万円の給付金もマイナンバーカードが使い物にならず、日本政府のITやデジタル化遅れを露呈してしまった。
 東京の知事さんの横文字発表も話題となった、オーバーシュート、ロックダウン、ソーシャルデイスタンス、クラスター、テレワーク等々、これら横文字の表現に手話担当者が大変苦労したと聞いたことがある。その後は、PCR検査数があがらず、政府は経済優先か、感染対策優先かで、国と地方自治体で綱引きがあった。一方、外国の感染状況も日に日に切羽詰まりで、国と国との対立まで問題が発展した。   
 趣味のない自分にとって普段とはあまり変わらない生活であるが、身の回りの整理、本棚に眠っている本の読みなおし等で時間を過ごした。またこの際、他人に見せるものではないが、自分の過去を振り返り、入社以来何をしたのか、海外事業担当として主な出来事を整理した。海外出張回数(海外赴任先からも含む)約90回、訪問先40か国、パスポート9冊、個人的な旅行をも含めて一覧表にまとめた。
 また、お盆に「大阪・梅田で人骨1500体埋葬」という記事から日本の伝染病の歴史を調べ、コレラやペスト等で何十万の人が亡くなっており、先人の対策と苦労の事実が分かった。
 今回のコロナによって、我々の生活が大きく変わり、あるいは今後全く経験していない世界に突入する社会になろうとも、新たな変化と課題に挑戦してゆく気力と体力だけは残してゆきたい。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です