12期の広場

12期の広場

『マルオヒロカズ御伽草子展』に行ってきました。

7組  張 志朗
 
 『マルオヒロカズ御伽草子展』が2020年11月17日から22日まで、大阪市福島区のメリヤス会館ラッズギャラリーで開催されました。20日(金曜日)の午後、末廣訂君と一緒に行ってきました。
 
 コロナ禍のさなかで、街中に出かけるのを控えていましたので、久々の大阪市内歩きです。JR新福島駅から会場までは、市電が走っていた時代からも大きく変貌した地域の一つ。末廣君からこの付近にある旧跡のエピソードを聞かせてもらいながら歩きました。
 圓尾君の個展に行くのは久しぶりです。またコロナ禍による巣ごもりが続いていただけに絵を見るのは新鮮で、刺激的でした。
 まず入口正面の『財前童子』が目に飛び込んできます。布カンバスにアクリルや油絵具など使って描かれた大作。頂いた案内状に書かれていた『OTOGIZOUSI 命に潜む精霊をたずねて』がすんなり心に入ってきます。
他の作品にも一寸法師、牛若、浦島、金太郎、等々が童の姿で描かれていましたが、純真無垢で生命力がみなぎっています。お孫さん誕生に刺激をうけての‟圓尾ワールド“そのもので、私は大好きです。
 作品はこの20年くらいの間に描かれたものの内、御伽草子シリーズに入るものが中心でした。
 
 この日私達を含めて12期同窓生が7人来ていました。残念ながら松田修蔵君、横幕正式君、上野裕通君、伊東慎一郎君の4人には一足違いで会えず、帰り支度をしていた八島平玐君には会えました。大病を見事に克服された伊東君を筆頭に、皆さんお元気。圓尾博一君も意気軒高で、絵画制作の情熱に陰りはないとお見受けしました。
 圓尾君、末廣君と絵の事や市岡の思い出話に花が咲きました。特に末廣君が玉田先生の日本史の授業に知的好奇心が大いに刺激されたこと、そのお陰で95点を取り、席次上位で貼り出されたこと、さらにそれが最初で、最後であった話には大笑いでした。
 
 帰路、末廣君と軽く一杯飲んでまたおしゃべりです。やはりこうして同窓生と会え、話ができることは、いまさらながらに楽しくまた嬉しいものであることを実感しました。

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