12期の広場
12期の広場
2013年1月1日
荒川安子さんの書を見て
昨年の11月27日、川村浩一君を誘って「第52回璞社書展」に行ってきました。
主催は「書道研究 璞社」、後援は読売新聞大阪本社・読売テレビ・大阪市で、年1回の開催ですから52年にわたる書展です。作品は「書道研究 璞社」の役員、正会員、準会員、公募の部と数え切れません。会場の大阪市立美術館地下展覧会室1,2,3室のすべてを使っての展示でした。
短い時間でしたが私達の在学時代、書道のほかに国語も担当しておられたことなど当時のなつかしいお話を聞かせていただいたばかりか、1月に開かれる「第57 回 現代書道二十人展」(2~8日東京松阪屋上野店、10~15日高島屋大阪店、26~2/3日名古屋松阪屋)招待券を頂戴しました。江口先生は、この書展を主催された璞社の会長であるとともに、日本の代表的な現代書家のお一人です。
このご縁を彼女は「それはそれは得難い幸運ですよ!」と嬉しそうに言います。彼女は現在、書道研究璞社の理事をしておられます。
荒川さんの作品をみせていただきました。縦65cm、横135cmの行書体で書かれた見事な書です。内容は李白の漢詩、「月下の獨酌」其一の前八句です。書のことはからっきし不案内の私ですが、見ているだけで心が落ち着きました。ひきしまった力強さと書に対する真っ直ぐな荒川さんの気持ちが伝わります。 |
![]() 江口先生からいただいた現代書道二十人展の招待券
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荒川さんは現在も介護関係の仕事をしながら、書道を続けておられます。デイサ-ビスの中でもそれを生かし、皆さんに書を楽しんでもらっているとのことです。彼女にとって書はかけがえのない生活の一部。「書に出会えて良かった」との彼女の一言が心に残りました。
( 張 志朗 記 )
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