12期の広場

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『12期の広場』10月号のラインアップ

 10月、秋本番です。今月は、大阪での12回目の同窓会の月です。隔年交番で開かれる市岡東京12期会を含めると12期の同窓会は、何と20回にもなります。
再会に微笑みがたえません。
(前同窓会の写真)
 母校、大阪府立市岡高等学校を1960年に卒業して56年、同窓会を始めたのが、1985年の昭和60年ですから、31年になります。いまや全員が後期高齢者、またはその直前です。同窓会出欠返信はがきに「外出すると周囲から親切にいたわっていただくことが多くなりました」(2組、峰松幸子さん)とありました。外見は勿論のこと、体力、気力、知力、どれをとっても「立派に」老境にありますが、今や同窓会は12期生の人生カレンダーの一つ、やはり心浮き立つものですね。
 北は北海道から南は九州まで、全国の学友から出欠返信書が返ってきており、そこになつかしく、心温まる近況とメッセージがしたためられていました。
 同窓会の代表幹事である酒井八郎君は「後期高齢者の年の同窓会。何人集まるやろうか。みんな元気でいてほしい。お一人でも先生方のご臨席を願っています。2年に一度であっても、やっぱり顔を会わせて話すのが一番。」と書いています。いつもの変わらない、熱い気持ちにすなおに頭が下がります。
酒井君と稲田君です。(前同窓会の写真)
 近況メッセージは長いもの、短いものとさまざまで、どれを読んでも心に響くものばかりです。「元気で田舎暮らしをしております。」「山登りを始めました」「ディサービスで遊んでいます」など、ただ一行のコメントにさえ、友の確かな生活へのイメージと共感が一気に膨らんで、うれしくなります。
 今同窓会では、遠く北海道札幌から駆け付けてくれる3組の黒田昌男君はじめ、60人を越える学友との再会があります。 さらに恩師の田中先生(現代国語)、福井金治先生(保健体育)もご臨席いただけるようです。先月号のラインアップに「どんな新しい物語を紡ぎだせるかなどと、ちょっと力んでしまいます」と書きましたが、その力みは日を追ってさらに強くなっているようです。
 8組の八島平玐君、1組の八島節子さんご夫妻が「出会いより別れが多くなってきて複雑な想いです。」と書いています。残念ながら返信用はがきに同窓生の訃報を知らせるものもありました。3組の長谷川修君、7組の児嶋雄二君、5組の川西庸雄君が亡くなっておられます。心からのご冥福をお祈りいたします。特に11回にわたる同窓会の写真を一手に引き受けて、会場内を動き回っていた川西君の姿が、今回の同窓会にはありません。寂しい限りです。
 また喉頭ガンで「声を失いました」とのつらい知らせや、命に係わる心臓の手術を終えて入院中の友もいます。加齢に伴う体の変調は「老いに向き合う」事の厳しさを痛感させ、他人ごとではありません。
 鬼籍に入った学友やいろんな事情で参加できない学友の想いをあわせ、今回も同窓会を楽しく、意義深いものにしたいと思っています。
 
 さて「12期の広場」10月号のラインナップです。二編のみですが、お楽しみ下さい。
 
1. 「 近況短信 」- 同窓会出欠返信書から - 」
2. 「 『リレー投稿』  - つれづれに -  ④ 」
以上

“『12期の広場』10月号のラインアップ” への1件のフィードバック

  1. 吉岡佳子 says:

    10月16日の同窓会、幹事の皆さんお疲れ様でした。
    お陰様で懐かしい友と再会でき、明日の力を頂きました。また、メガネを無くしたりしてご迷惑をお掛け致しました。ごめんなさい。
    スマホで初めて投稿しましたが…
    上手く届くかな?
    とりあえずお礼まで

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