市岡の森のお花見

2017年05月01日(月)
張 志朗 (7組)
 
 4月9日、此花市岡会主催のお花見が、舞洲の市岡の森で開かれました。関西は桜が満開になる直前から寒い日や雨の日が続き、この日の前日、前々日も雨。荒天で中止になったことのない、市岡の森のお花見も今年ばかりは駄目かと心配していましたが、雨は上がり、晴天とは行かないまでも、春の日差しのなか風もなく暖かなお花見日和となりました。
 舞洲は「舞洲スポーツアイランド」と呼ばれる人工島で、ユニバーサルスタデジオジャパンがある、此花区の桜島と此花大橋で結ばれています。此花大橋は大阪港に出入りする貨客船に配慮してか、海面から橋桁までが非常に高く、橋の上からは大阪湾全体を一望することができます。
 午前10時半頃に、JR夢咲線(以前の桜島線)の桜島駅に到着し、駅前から多くも先輩や後輩とともにバスに乗りました。バスの終点である、舞洲ロッジ前のすぐそばの小高い丘一帯が「新夕陽ケ丘」でその東斜面に我が「市岡の森」があります。舞洲ロッジの玄関前で受付をすませ、準備していただいていたお弁当やビールなどを持って丘に登り、いつも食事場所として利用している東屋に向かいました。
 この日の全体の参加者は150名程度ではなかったかと思うのですが、例年に比べるとやや少ない感じです。やはり、前日までの雨の影響があったようです。12期は代表幹事の酒井八郎君(4組)はじめ、清水誠治郎君、石井孝和君(3組)、竹田裕彦君、原清明君、古藤知代子さん(4組)、段中文子さん(5組)、武田博君、畠平雅生君(6組)、榎本進明君、末廣訂君、川村浩一君(8組)と私、張志朗(7組)の合計13名でした。
 石井君は滋賀の大津から、榎本君は神奈川県の横浜からの初参加でした。榎本君は翌日、港中学の同窓会が予定されていて、それに合わせて1日早めに来阪しての参加でしたが、2月に腰の再手術をしたばかりで、頑丈なコルセット着用していました。しかし元気一杯、市岡の森でのお花見を十分に楽しまれたようでした。
 肝心の桜ですが、満開の見事な咲きっぷりでした。このお花見は、毎年の4月第2日曜日の固定開催ですので、いままでは満開に間に合わなかったことの方が多かったようです。しかし今年は絶妙のタイミングで、満開の桜の花一色でした。12期が記念植樹した桜も立派な花を咲かせていました。
 11時過ぎに、此花市岡会の大山会長、市岡高校全体同窓会の佐藤会長の挨拶があり、お花見会が始まりました。続いて市岡高校の福島学校長から、母校の新入学者数と今年の大学進学状況報告を中心とした、挨拶がありました。昨年は入学者数が定員割れを起こす事態になりましたが、今年は競争率1.15倍で定員320名が無事入学しました。これは学校長はじめ、教職員の先生方、学父兄の皆さん、在校生の皆さんの熱意と努力の賜物と、大きな拍手が起こりました。
 特に、この日会場にきていた吹奏楽部のみなさんが、入学希望の中学生へのプレゼンテーションに積極的に一役買ったとの校長先生の話が印象に強く残りました。
 お花見は、卒業年次ごとに車座になって盛り上がりました。満開の花の下、高校19期でしたか、ギターを持ち込んでの合唱が始まるなど大賑わい。12期の私達も美味しいお弁当とビール、原君が差し入れてくれた焼酎を堪能しました。
 やはり、同窓生が集まると、その元気な姿とお喋りがなによりもうれしいことです。
 話題は健康を含めての近況や最近の関心事、趣味など、つきることはありません。12名全員とじっくり話をしたかったのですが、そうも行かず、石井君とはいまも仕事に頑張っている話、竹田君からは外国旅行者が急増したお蔭で、生け魚など鮮魚を扱う家業が大忙しになった話、
榎本君とは、二回目の腰の手術で体から取り出した長いビスとチタン製の支持具を前にしての話など、大笑いしたり、真剣に耳を傾けたりしました。後日、末廣君からお願いしていた資料を送って頂いたのですが、その中の書信に「昨日の市岡の森の花見—見事に満開、はじめてでしたね。横浜から榎本君が来てくれた。またいつもの顔がある。しかし、年々、一寸ずつ、変化していますね。いつまで続くか、会うたびに生きているよろこびを感じます。」とありました。
 お花見では母校現役吹奏楽部の皆さんの楽しく素晴らしい演奏が披露されました。
 一心に学校生活と音楽を楽しむ姿に、思わずうるうる。また、礼儀正しく、高校生らしい素直な姿に、清々しい気持ちになりました。「吹奏楽も若人らしく、はつらつとした演奏でした。」と石井君も書き送ってくれました。
 「前日までの雨模様もみんなが集う場所には何の心配もなく、原君の焼酎に勢いを得て、いつも通り、ワイワイ言いながらのお弁当にブラスバンド演奏、大判の歌詞プレートを見ながら声を張り上げ校歌を歌う。あっという間の宴でしたね。今年は横浜から榎本君がコルセット姿で初参加、ありがたいことです。」と酒井君が送ってくれたお花見写真の手紙に書いてありました。
 お花見が終わったあと、バス停前の「浪速津焼陶芸館」の喫茶コーナーでコーヒーを飲み、またそこでひとしきりお喋り。
 お喋りは「中年女性の専売特許」ではないなーなどとつぶやきながら、午後3時過ぎ、充実した気分で市岡の森を後にしました。     
 
post by 12期HP編集委員

コメント 2 件

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  1. 榎本進明 より:

     今回のお花見では12期の12名の皆さまには大変お世話になりありがとうございました。
    酒井さん、張さん、段中さんには最後までお付き合いいただき大変感謝しております。また、石井さん、酒井さんからは後日たくさんの写真をお送りくださり有難うございました。
     一度は参加してみたいと常々思っていましたが、満開の桜とブラスバンドと友情に接して大変満足した一日でした。お誘いくださり感謝しています。8組 榎本進明

  2. 張 志朗 より:

     遠路ご苦労さまでした。またコメントの書き込みありがとうございます。手術後、いまだコルセット着用の状態であったとは言え、元気に再会できたことを何よりうれしく思っています。市岡の名のもと、満開の桜の下で楽しく会食できたのは最高でしたね。初々しい現役学生を見るにつけ、過ぎ去った60年の歳月への感慨で胸がいっぱいになりましたが、60年を経てなお、こうして集えることができるのはやはり得難い幸運としか言いようがないでしょう。
     変わって行く大阪の街をゆっくり案内したかったとの心残りがありますが、それは又の機会の楽しみにとっておきます。くれぐれもお体大切にお過ごしください。

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