12期の広場

12期の広場

「12期の広場」 8月号のラインアップ

 8月です。
 空は真っ青に晴れ渡り、早朝から蝉しぐれの大音量です。日差しがじりじりと肌をこがして、あっと言う間に汗がしたたり落ちます。近くの小学校からは、夏休みのプール開放を楽しむ子供たちの歓声が聞こえてきます。まさに盛夏、猛暑日が続いています。予報によるとこの夏の暑さが例年に比べて長く続くといいます。少々、うんざりしてしまいますね。
 
 それにしても7月の日本各地の豪雨とそれによる被害、とりわけ惨い土砂災害のニュースには言葉がありません。特に九州朝倉市と東峰村の惨状には「こんな事が起こり得るのか」とテレビ画面にくぎ付け状態でした。多くの人命が失われたこと、倒壊した家屋と数知れない流木と深さが2.0mはあると思われる堆積土砂の映像には呆然としてしまいました。その後、秋田でも大規模な豪雨被害が続きましたが、これらの豪雨被害が地域性のある偶発的災害でない事が明らかになっているように思えるだけに、決して人ごとではないとの不安が大きくなります。
 局地的ゲリラ豪雨、積乱雲の連続現出と線状降水帯、海水温の2℃上昇など、さまざまな気象観測結果からの解説は、お茶の間にも溢れていて、それなりに合点が行きます。さらに地球温暖化の影響もあると報道されているだけに、考え込んでしまいますね。
 酷暑のなかの復旧・復興ですが、被災地の皆さんには、お身体大切に頑張って頂きたいと願うばかりです。
 
 暦では8月は晩夏、暑中ハガキも残暑見舞いです。この夏が「行く夏」であることだけは間違いありません。“夏の想い出”などと歌われるのも過ぎ行く夏のこと。そして8月の風物詩である花火、夜店、盆踊り、お盆の送り火なども、炎暑と喧騒が治まって行くことを予感させてくれるもののようです。
 海へ山へと、盛夏を頑張って楽しむ体力はありません。せめて「行く夏」を楽しむ気持ちだけは大切にしたいなどと考え、この暑さをしのぎたいと思っています。 はてさて如何なりますやら・・・。
 
 さて、わが「12期の広場」8月号のラインアップは以下の二編です。お楽しみ下さい。
 
1.「第8回「市岡高校東京12期会」のご案内」
2.「東京市岡会に参加しました」・・・・・・・・・・・・・・・・8組 榎本進明
 

                               以 上

 

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