12期の広場

12期の広場

「12期の広場」6月号のラインアップ

 6月、水無月です。今月号のカット写真は、「ガクアジサイ」です。高見政博君が送ってくれた5枚の見事な写真から、迷いに迷って、この写真にしました。
 この何日、初夏のさわやかな天気が続いていますが、すでに日本列島の南には梅雨前線が横たわり、今年の梅雨入りは早いそうです。高見君のメールに「6月の梅雨時の花の定番『ガクアジサイ』。平凡すぎて気がひけるのですが、6月の花として欠かせないかと」とありました。どうしてどうして、瑞々しい薄緑の葉と浮かぶように取り囲む白いガク、そしてその中心に淡いブルーの冠を戴いたような花の姿は、造形の妙と美しさが際立ち、詩情がこぼれ落ちるようです。
 そぼふる梅雨に濡れる色とりどりの紫陽花と、それをよじ登るまいまいつぶりは、やはり、この時期ならではの風物詩ですね。
 この時期の風物詩と言えば、衣替えがあります。高校時代、黒の学生服から、白のYシャツに着替えたのもこの月。女子生徒も白いセーラー服またはブラウスに着替えたと思います。ごく普通の白地の半袖ではありましたが、気持ちがあらたまり、なんとも軽やかで爽快であったと記憶しています。
 5月は天候不順でした。寒くなったり、暑くなったりで、温度差が15度近くになることがしばしば。お蔭で、長袖の下着を半袖にするのに大いに迷いました。例年そのタイミングで風邪を引いたりするのですが、ここにきてようやくその切り替えが上手くいったようで、今年は、体調を崩すことなく、盛夏を迎えることになりそうです。これから「芒種(ぼうしゅ)」、「夏至」と夏の節季が移ろいます。「新字源」を引けば、「芒種」は穂先のある作物で、イネや麦の類とあります。冬に植えた麦をこの時期に収穫しますが、それを指して「麦秋」と言い、季語です。
 6月の楽しみの一つに14日から始まる、サッカーの「2018FIFAワールドカップロシア大会」があります。先日、西野朗新監督のもと日本代表選手が発表されました。Jリーグも発足25周年。つちかってきた日本サッカーの実績と歴史をになっての出場で、大きな期待が寄せられています。日本の予選リーグはHグループ、コロンビア、ポーランド、セネガルと決勝リーグへの出場をかけて戦います。いずれもサッカー強豪国のチームで、世界ランキングも上位。きびしい戦いになりますが、4年に一度のビックイベントだけに、心技体のすべてをかけての頑張りを楽しみにしています。
 
 さて、わが「12期の広場」今月号のラインアップです。記事は、「第32回兵庫市岡歩こう会」の例会の報告の一篇で、ちょっと寂しい感じがありますが、お読みください。
 1.「『第32回兵庫市岡歩こう会』に行ってきました。」・・・・・・・・・7組 張 志朗
以 上

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