「12期の広場」 11月号のラインアップ

2018年11月01日(木)
 11月、霜月です。秋の深まりは、思いのほかの急ぎ足ですね。
 残暑に台風、おまけに長雨が続き、さわやかな秋はどこに行ってしまったのかと思っていたのですが、急に気温が下がり、今や晩秋の風情、もう立冬が目の前です。
 今月号の花は、「ノコンギク」です。高見君が送ってくれた写真の中からこれを選びました。うす紫の花弁と黄色い花芯が鮮やかで、愛らしいですね。
 菊は秋の代表的な花。すぐに思い出すのは、見事な大菊や、菊人形の菊ですが、送ってくれたそれは、ひっそりと咲く野の小菊です。添えられた文章は、『「ノコンギク」です。いわゆる「野菊」と言われているものです』とありました。細やかで優しい眼差しの彼らしい写真と思っています。中学か高校生の頃に、伊藤左千夫の「野菊の墓」を読んだこと、それを原作とした木下恵介監督の映画「野菊の如き君なりき」を見たこと、そして切ない気持ちになったことを思い起こしました。
 
 先日、13回目の12期同窓会が、無事に終わりました。喜寿を迎えての最終同窓会でしたが、それはそれは格別で、楽しく、味わい深いものでした。報告文は今月号に間に合いません。写真を何枚か載せますのでご覧ください。また、今回も返信葉書でたくさんのメッセージや消息がとどきました。歳月が凝縮されたように、多彩で濃密、心に響くものです。「近況短信」として纏めましたのでお読みください。この二つの記事を準備しながら、33年間にわたる私たちの同窓会が、一堂に会して語りあった同窓会であり、近況報告などを通して全同窓生と交歓してきた同窓会でもあったのだと、今更ながらに強く感じています。
 近況の全てにふれることはできませんが、どのお便りも、母校市岡高校と、共に学んだ学友への自負と感謝が、じかに、あるいは行間に溢れています。また、同窓会を引っ張ってきた幹事会と、代表幹事の 酒井八郎君へのねぎらいの言葉もあって、胸が熱くなります。
 難病と果敢にたたかっておられる方、辛いリハビリ途上の方をはじめ体調不良の方。しかし、苦境にあっても強い気持ちであることが、うかがい知ることが出来ます。また大阪を遠く離れ、北は北海道から九州、はては海外で生活される方もおられますが、その中のお一人から「田舎で一人暮らしております。菜園の野菜作りをしながら晴耕雨読の日々です。」と、清々しい近況を頂き、嬉しくなります。
 仕事に趣味に励んでおられる方や、語学勉強に精を出して居られる方など様々です。「生涯青春」との言葉を書いて頂いた方には、思わず拍手したくなりました。また「ゆっくりと老いを受け入れて一日一日楽しんでいます。」や「写経三昧で、時々、少しずつ終活です」との言葉には、背筋がピンと伸びます。
 思えば、市岡高校入学が1957年ですから、市岡で結ばれた絆は、61年に及びます。それは父母と過ごした歳月や、家族と過ごす歳月より長いと言えるかもしれません。
 
 筆を休め庭に出、澄明な秋の日差しの中に立てば、「この絆を大切に忘れません!! 」と書かれた人の言葉が、やさしく全身を包み込んでくれるようです。
 
 『 鮮やかに 18才は よみがえる プール 藤棚 ファイヤーストーム 』  (北浦 昌子)
 
 さて、わが「12期の広場 」 11月号のラインアップは以下の通りです。お楽しみ下さい。
 
1.  「2018 大阪府立市岡高等学校12期生同窓会が開かれました
2.  「同窓会33年に寄せて -④ 」              4組    酒井 八郎
3.  「近況短信 ② 」 - 出欠返信葉書から -
以   上
post by 12期HP編集委員

コメント 2 件

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  1. k.h. より:

    むねうたれます❗️
    21期の卒業生です。このサイトが先輩方や他の卒業年度の方のご文章まで読ませていただけるので、下に失礼をさせていただきました。

    12期の先輩方の 最終同窓会 とされた、そのご報告。ノコンギク の鮮やかな紫のお写真と共に、まるで 小津安二郎 の映画を観るような 人生を振り返えられる 暖かさ、落ち着き、安定、、すべてを受け入れての 良き意味での何か、、そうです、「清々しさ❗️」 が読む者に染み入って参ります。
    ありがとうございました。皆さんは、栄光ある時代の、あの市岡の、わたしたちの誇るべき 先輩です。

  2. 川村 浩一 より:

    k.h.さん、ありがとうございます。
    12期の川村です。勝手に12期を代表してresさせていただきます。
    21期の方も活発に同窓会をされていると思います。まだ古希前ですね。前途洋々!
    私は1990年に同期会(同窓会)に出て交友が広がりました。「セピア色の市岡時代」が原色の輝いた色に変わりました。
    今が輝けば過去も輝くものです。「過去は変わらないが、過去の意味は変わる」は実感です。
    全体の同期会は終わりましたが形を変えて交わりは続けていくつもりです。
    一度、12期と21期の合同同窓会も面白いでしょう。

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