お知らせ

2013年

2012市岡高等学校第12期同窓会 会計報告書

入金の部
会費 本会・二次会の参加者入金 52名 ¥364,000-
  本会のみの参加者 14名 ¥ 77,000-
  当日二次会参加申し込み 2名 ¥  3,000-
写真送料(希望者のみ) 59名 ¥ 29,500-
通信協力の寄付金その他(切手を含む)   ¥ 34,130-
    合計 ¥507,630-

出金の部
会場費・ホテルクライアント 支払い(本会・二次会) ¥416,500-
お土産(焼き菓子) ¥  8,450-
先生用リボンの補充 ¥    787-
会議費 ホテルクライアント 2回   ¥ 15,400-
通信費 案内状発送等   ¥ 49,080-
  写真発送   ¥  5,880-
写真代 ¥ 23,320-
印刷代 (特別講演資料)   ¥  7,940-
  (写真保存用CD作成)   ¥  2,000-
事前欠席者 会費返却(1名) ¥  7,000-
  合計 ¥536,357-
差し引き残高 507,630-536,357= -28,727-
結果、¥28,727-の赤字となりました。


卒業50周年基金の残金を含めての「同窓会一般会計残高」 ¥ 252,544-
 
「2012同窓会会計」赤字は上記「同窓会一般会計残高」から引き当てするものといたします。
したがって2012年12月1日現在、「同窓会一般会計残高」は以下の通りです。
                                                          ¥ 223,817-
 
以上ご報告いたします。
        2013年 12月 1日
 
                大阪府立市岡高等学校 第12期同窓会 幹事会
                         代表 幹事   酒井 八郎 

ふるさとは遠きにありて思ふもの

7組   児嶋 雄二 

 市岡でどんなことを学んだのだろうか、と思い起こそうとしてもなかなか出てきません。ただ、僅かに神沢先生の、日本近代詩の流れを辿る授業で知った、室生犀星の詩集『抒情小曲集』中の一篇「小景異情その二」が、何故か、深い水底から気泡が浮かび上がってくるかのように思い出されることがあります。犀星がこの抒情詩に詠み込んだ寂寥や哀切の想いが、当時、多感な少年期にあった私の琴線に強く触れたせいでしょうか。

 

 ところで、昨今、世間の話題の中心にあるのは、際立つマスメディアへの露出で注目を浴びる橋下徹さんではないでしょうか。私にとっては、かつて勤めた古巣の職場で、市長の椅子に座ってその一挙一動が報道される人物だけに尚更関心があるのです。

 以下は、OB全般の思いではなく、また市長の方針の下に職務を遂行している現役市職員が感じていることでもありません。あくまでも私個人の考えに過ぎないのですが、その行政手法の特色は、こういうことだと思います。

 その第一は、タレント弁護士時代に身に付けた巧みなメディア戦略を駆使していることです。自分が「不都合・不要」と判断した対象をメディアの前で繰り返し徹底的に叩く。社会が閉塞状況にあるだけに、捌け口を求めている人々がこれを見て溜飲を下げ、共感を覚えていく。このように当面の目的とするところを実現し得る環境を整えていく訳ですが、その政治感覚ないし技術は見事と言う他ありません。

 しかし、その手法には社会の多様性を認めようとする姿勢が余り見えません。橋下さんの改革・見直しにかける熱意は認めますが、市民生活に密接に関係することが多いだけに、その実施に当たっては、長期的・体系的な見通しの下に精緻な評価・検証作業をオ-プンな場ですることが必要だと思います。これまでに、このような作業が現実に橋下改革において行われていると聞いたことは有りませんが、いずれにせよ、この点に関わって橋下改革の評価も決まってくることになるでしょう。

 それから、これはよく言われることなのですが、オ-ケストラとか美術館、或いは大阪が世界に誇りうる伝統芸術・文楽とか南港の野鳥公園への対処のように、どうも文化行政が金銭的な収支計算を最重要視して取り扱いが決められているのではないか、と感じます。


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荒川安子さんの書を見て

 昨年の11月27日、川村浩一君を誘って「第52回璞社書展」に行ってきました。

 主催は「書道研究 璞社」、後援は読売新聞大阪本社・読売テレビ・大阪市で、年1回の開催ですから52年にわたる書展です。作品は「書道研究 璞社」の役員、正会員、準会員、公募の部と数え切れません。会場の大阪市立美術館地下展覧会室1,2,3室のすべてを使っての展示でした。

 私がこの書展に行ったのは、同窓生の荒川安子さん(3年1組)から案内状を頂き関心をもったからです。意識して書展に行くのは二度目。特に今回は市岡高校在学時代に書道をお教えいただいた江口大象先生にお会いできるかもとの期待もありました。

 会場に到着後、早速、荒川さんの暖かい出迎えを受けました。荒川さんとは電話で何回か話をさせていただいていましたが、卒業35周年記念同窓会以来の再会で元気印そのものです。江口先生がいらっしゃるということでまずは先生にご挨拶。

江口先生の作品の前で記念撮影です。
荒川さんの右側が江口先生です。

 短い時間でしたが私達の在学時代、書道のほかに国語も担当しておられたことなど当時のなつかしいお話を聞かせていただいたばかりか、1月に開かれる「第57 回 現代書道二十人展」(2~8日東京松阪屋上野店、10~15日高島屋大阪店、26~2/3日名古屋松阪屋)招待券を頂戴しました。江口先生は、この書展を主催された璞社の会長であるとともに、日本の代表的な現代書家のお一人です。

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