12期の広場
12期の広場
2019年1月1日
「 ただいま写真に、はまっています 」
8組 村崎 裕昭

今回、同窓会で紹介したいからとの依頼を受け、お断りもできず、レベルの低い作品をお出しすることになり、恥ずかしい限りです。
まず一枚目の写真は、北鎌倉にある、アジサイで有名な明月院・本堂の通称「悟りの窓」です。

「悟りの窓」と呼ばれる魅惑的な名前と、この部屋の日本的な「和の空間」に心動かされました。「丸い窓」の向こうには庭園があり、「窓」を通して、四季折々の庭の景色の一部を切り取って眺める事ができます。何時までも眺めていたい光景です。
さて、撮影のポイントは、この「悟りの窓」をモチーフに、「和の美しさ」 ( Japanese beauty )を表現出来るかどうかです。 「写真は足し算と引き算で、背景に何を選ぶか、背景をどう切り取るかで、写真の出来の50%が決まる」と言われています。
今回は「悟りの丸い窓」を主役に、「天井のほのかな灯り(あかり)」を脇役にし、周辺を薄暗くすることで、「悟りの窓」と「天井の灯り」の二つの光を浮かび上がらせました。これにより、二つの光を対比させつつ、瞑想的な悟りの雰囲気を表現することにしました。
[ Less is more ](少ないほど、豊である)という考え方がありますが、静かで落ち着いた「和の美しさ」が伝われば良いな、と思います。
次の写真は、鎌倉八幡宮の舞殿(まいでん)です。
この舞殿は、静御前が義経を慕い、心を込めて舞った若宮廻廊の跡に建ち、「下(しも)拝殿」とも呼ばれています。
鎌倉観光の代表的スポット、鶴岡八幡宮境内のほぼ中心部に位置し、ある意味八幡宮で一番有名な場所です。運がよければ美しい巫女さんの神楽舞に出会うこともできますよ。

四面吹き抜けで、屋根は唐破風(からはふ)の入母屋造り、その美しい屋根の勾配と内部の鮮やかな朱色に目を奪われます。
広角レンズは、手前のものがより大きく、奥のものが小さくすぼまるように見えるという、「遠近感」が強調される特徴があります。 今回は、舞殿の正面の張り出し部である向拝 (こうはい)の庇(ひさし)の部分に焦点をあて、超広角レンズを使って「遠近感」を強調し、大きくド迫力で迫ってくる舞殿を表現することにしました。
建物に出来るだけ近づき、ひざをついて地面すれすれの位置から見上げるようなアングルで撮影しました。
四隅および周辺部での大きさを極端に誇張することで、繊細で美しい朱色の建物に迫力というアクセントを添えました。

これは、ホトトギスの花の写真です。
明月院の境内の隅で、ひっそりと咲いている小さな花に、目が止まりました。社務所の女性に花の名前を聞くと、「ホトトギスですよ」とのこと。ユリの花を、ごくごく小さくしたような形で、内面に濃い紅紫(あかむらさき)色の斑点がついています。暑かった夏に終わりを告げ、秋の到来を感じさせてくれる花です。小ぶりながら、存在をしっかりと主張して咲いている可愛らしい花の姿に、心動かされました。
撮影のポイントは、いわゆる「ボケ味」のきいた、雰囲気のある花の姿を表現することです。
やわらかく、とろけるよう緑を背景にして、その中から「す~っと伸びてくる茎」、その先に付いた「紅紫色の花」と「つぼみ」を幻想的に表現しました。
言い訳になりますが、あいにくの風に花が揺れて、残念ながら「しべ」のピントが甘くなりました!! ご愛嬌までに。
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「悟りの窓」は何と言う素晴らしい写真でしょう。じっと何時までも一人で座っていたい気持ちになりますね。
へえ??彼はこんな『静』を読み取る人だったんだと改めて村崎さんの一面を見たと思ったら、
今度は何でしょう?「これぞ私です」と言わんばっかりの力強い作品にまたまた感動。
—-<鎌倉八幡宮舞殿の正面の張り出し部である向拝 (こうはい)の庇(ひさし)の部分>—。
やあ!ド迫力ですねぇ!
最後のホトトギスも繊細且つ魅力的で、男性の撮影とは思えないです。
困ったなあ!こんな方に素人の私がシャンソンを振舞っていたなんて(笑)はずかしや~~・・・。
内の父ちゃんも連れ出して頂ければうれしいです。よろし~くね・・・。
「悟りの窓」は何と言う素晴らしい写真でしょう。じっと何時までも一人で座っていたい気持ちになりますね。
へえ??彼はこんな『静』を読み取る人だったんだと改めて村崎さんの一面を見たと思ったら、
今度は何でしょう?「これぞ私です」と言わんばっかりの力強い作品にまたまた感動。
—-<鎌倉八幡宮舞殿の正面の張り出し部である向拝 (こうはい)の庇(ひさし)の部分>—。
やあ!ド迫力ですねぇ!
最後のホトトギスも繊細且つ魅力的で、男性の撮影とは思えないです。
困ったなあ!こんな方に素人の私がシャンソンを振舞っていたなんて(笑)はずかしや~~・・・。
内の父ちゃんも連れ出して頂ければうれしいです。よろし~くね・・・。