12期の広場
12期の広場
2020年7月1日
「12期の広場2020夏号」のラインアップ
いよいよの夏です。季節の移ろいを味わう余裕すら失くしたような3か月でしたが、梅雨に加えての暑さに、“猛暑の夏到来”を予感しています。昨年の統計だそうですが、ひと夏の気温30度以上の日数は、大阪が一番多かったそうです。
多くが70歳台最後の夏です。花火大会は無理のようでも、入道雲に蝉しぐれ、夕立、よしずに冷やし西瓜、金魚に風鈴などなどの夏の風物詩を楽しみ、なんとか元気に乗り切りたいものです。
それにしても新型コロナウイルス感染による影響は甚大です。それが私たちの生活の隅々にまでおよんでいるのには、驚きを超えて、もううんざりと言うのが率直な気持ち。マスク常用、手洗いにうがいは当然としても、何のことやらと思った、「三密」「ソーシヤルディスタンス」も、いまや「社会常識」、「行動規範」のようになりましたね。細心の注意をはらっていますが、マスクを忘れたり、落としたりすることがあります。それで街なかを歩き、特に電車に乗ろうものなら、非難の視線にさらされて、身の置き場がありません。わざわざ「細心の注意」とするところに、笑えないコロナ禍の深刻さがあります。
新しい言葉もその意味を含めて、たくさん覚えました。「パンデミック」「PCR検査」「エクモ」「テレワーク」「リモート」「ウイズコロナ」「アフターコロナ」「ウーバーイーツ」「〇〇モデル」「〇〇アラート」等々、何故かカタカナ語が多いのですが、数えきれません。
また緊急事態宣言当初は、まったくの巣ごもり状態で、情けない話、時間を持て余しては、日なが一日をどう過ごせばよいかと戸惑う始末の鬱状態であったようです。
結果、庭に小さな畑を作り、朽ちかけていたウッドデッキを日曜大工でやり替えました。今では畑も葉物野菜が食べられる程度になり、ガタガタ鳴っていたウッドデッキは、新品同様の出来栄えで家族に喜んでもらっています。皆さん、同じようなことを考えられるようで、数回出かけたホームセンターの家庭菜園と日曜大工コーナーは、思いのほかの人出でした。
今、新型コロナウイルスの感染は小康状態、社会生活は徐々に以前の状態に戻りつつあるようです。プロ野球をはじめプロスポーツも無観客試合ではありますが、漸く開幕、再開されました。しかし、「第二波」「第三波」がささやかれているように、今後の感染拡大が確実に予想され、その対応に知恵がしぼられています。その対応策として「大阪モデル」などが喧伝されていますが、いまだ感染者が一人も出ていない「岩手モデル」はどうなのと思ってしまいます。
「ウイズコロナ」は当たり前になり、「アフターコロナ」では社会生活の考え方やそのモデルまでもが変わると言われています。バーチャル世界は新たな広がりを見せ、例えば「テレワーク」の多用で、テナントビルの貸室の需要が減っているといいます。変化はその程度では済まないでしょう。ただ何とか、人をないがしろにするような市場経済と、最大効率至上主義の世の中が更に酷くなることだけは避けてほしいと願うばかりです。
5月に3組の西條軍蔵君の訃報が届きました。
ご存じの通り西條君は、市岡東京12期会の中心的メンバー、その存在感は大きかっただけに、残念でなりません。西條君と筆者は、高校1年次に同じクラスでした。穏やかで心優しい男前で、仲良くしてくれた記憶が鮮明です。名前の恰好よさもあってか、将来はきっと俳優になるのではないかと思ったりしたものです。期待に違わず、ダンディを地で行くもの静かな慶応ボーイ、そのスマートさは更に磨きがかかっていたと言えるでしょう。同窓会で毎回のようにお会いしていたのに、もっとたくさんのお話をしておけば良かったのにと、悔やまれてなりません。
謹んでご冥福をお祈りいたします。 合掌。
さて、わが「12期の広場2020夏号」のラインアップは以下の通りです。
西條君を偲んで、榎本進明君(8組)が一文を寄せてくれました。また、川村浩一君が所属している「茶事同好会」(プライベートグループ)の記念誌に、彼が書いた「明治三十四年の茶会」の転載をお願いしました。ご覧ください。
1.「西條軍蔵君の思い出」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・8組 榎本 進明
2.「明治三十四年の茶会」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8組 川村 浩一
多くが70歳台最後の夏です。花火大会は無理のようでも、入道雲に蝉しぐれ、夕立、よしずに冷やし西瓜、金魚に風鈴などなどの夏の風物詩を楽しみ、なんとか元気に乗り切りたいものです。
それにしても新型コロナウイルス感染による影響は甚大です。それが私たちの生活の隅々にまでおよんでいるのには、驚きを超えて、もううんざりと言うのが率直な気持ち。マスク常用、手洗いにうがいは当然としても、何のことやらと思った、「三密」「ソーシヤルディスタンス」も、いまや「社会常識」、「行動規範」のようになりましたね。細心の注意をはらっていますが、マスクを忘れたり、落としたりすることがあります。それで街なかを歩き、特に電車に乗ろうものなら、非難の視線にさらされて、身の置き場がありません。わざわざ「細心の注意」とするところに、笑えないコロナ禍の深刻さがあります。
新しい言葉もその意味を含めて、たくさん覚えました。「パンデミック」「PCR検査」「エクモ」「テレワーク」「リモート」「ウイズコロナ」「アフターコロナ」「ウーバーイーツ」「〇〇モデル」「〇〇アラート」等々、何故かカタカナ語が多いのですが、数えきれません。
また緊急事態宣言当初は、まったくの巣ごもり状態で、情けない話、時間を持て余しては、日なが一日をどう過ごせばよいかと戸惑う始末の鬱状態であったようです。
結果、庭に小さな畑を作り、朽ちかけていたウッドデッキを日曜大工でやり替えました。今では畑も葉物野菜が食べられる程度になり、ガタガタ鳴っていたウッドデッキは、新品同様の出来栄えで家族に喜んでもらっています。皆さん、同じようなことを考えられるようで、数回出かけたホームセンターの家庭菜園と日曜大工コーナーは、思いのほかの人出でした。
今、新型コロナウイルスの感染は小康状態、社会生活は徐々に以前の状態に戻りつつあるようです。プロ野球をはじめプロスポーツも無観客試合ではありますが、漸く開幕、再開されました。しかし、「第二波」「第三波」がささやかれているように、今後の感染拡大が確実に予想され、その対応に知恵がしぼられています。その対応策として「大阪モデル」などが喧伝されていますが、いまだ感染者が一人も出ていない「岩手モデル」はどうなのと思ってしまいます。
「ウイズコロナ」は当たり前になり、「アフターコロナ」では社会生活の考え方やそのモデルまでもが変わると言われています。バーチャル世界は新たな広がりを見せ、例えば「テレワーク」の多用で、テナントビルの貸室の需要が減っているといいます。変化はその程度では済まないでしょう。ただ何とか、人をないがしろにするような市場経済と、最大効率至上主義の世の中が更に酷くなることだけは避けてほしいと願うばかりです。
5月に3組の西條軍蔵君の訃報が届きました。
ご存じの通り西條君は、市岡東京12期会の中心的メンバー、その存在感は大きかっただけに、残念でなりません。西條君と筆者は、高校1年次に同じクラスでした。穏やかで心優しい男前で、仲良くしてくれた記憶が鮮明です。名前の恰好よさもあってか、将来はきっと俳優になるのではないかと思ったりしたものです。期待に違わず、ダンディを地で行くもの静かな慶応ボーイ、そのスマートさは更に磨きがかかっていたと言えるでしょう。同窓会で毎回のようにお会いしていたのに、もっとたくさんのお話をしておけば良かったのにと、悔やまれてなりません。
謹んでご冥福をお祈りいたします。 合掌。
さて、わが「12期の広場2020夏号」のラインアップは以下の通りです。
西條君を偲んで、榎本進明君(8組)が一文を寄せてくれました。また、川村浩一君が所属している「茶事同好会」(プライベートグループ)の記念誌に、彼が書いた「明治三十四年の茶会」の転載をお願いしました。ご覧ください。
1.「西條軍蔵君の思い出」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・8組 榎本 進明
2.「明治三十四年の茶会」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8組 川村 浩一
以 上
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