12期の広場
12期の広場
2011年3月1日
五・七・五 つれづれに

北浦 昌子 (旧姓 小寺)( 2組 )
市岡高校「12期の広場」開設、おめでとうございます。そして御尽力いただいた榎本様はじめ関係者の方々にお礼申し上げます。
HP委員の張志朗さまより「貯まった川柳の中からいくつか投稿してもらえないか」と電話をいただいたので恥知らずのおバカさんが調子に乗って詠みました。
笑ってください。
傍線部は句会当日の「お題」の文字です。この一文字を入れるのが結構私には大変でした。
まず自分の句の中で真面目に気に入っている句。
- 人と会い 笑うことこそ 福の神
- 今日も無事 沈む夕日に ありがとう
- 受験生 昨日の敵は 今日の友
- 優しさに 勝るとりえは なくて良い
- 悩みごと ひとつ晴れても またひとつ
- 駄目もとで 値切ってみるのが 大阪人
- 客待ちの タクシ-あおる 不況風
次に月並みですが春夏秋冬、季節の句。
「春」- 合格が 決まり窓辺の 花ゆれる
- 線香と 思い出置いて 墓あとに
- 花に蝶 木には小鳥の 春ぞ来る
- 四月バカ 年中馬鹿と からかわれ
- 心ある 友の手料理 みどり風
- 金利ゼロ 不況虐待 それでも春
「夏」
- 見て触れて どれにしようか 大西瓜
- この暑さ 逃げるとこなし 金もなし
- 限りある 命を知りてか せみしぐれ
- 負けた子の 涙に拍手 甲子園
- 早足で 秋が近づく 優勝戦 (高校野球のフアンです。)
- 何よりも 平和一番 終戦日
「秋」
- 孫得意 すすきかかげて 風の中
- 錦繍の 里山めざして 小鳥二羽
- やっと秋 財布の中は 既に冬
- ひとしずく もみじが落とす なごり秋
- 孫もよし 一人居もよし ふかし芋
「冬」
- あと五分 いや三分でよい 冬の床
- 「鬼は外!」 唱える私が 家の鬼
- 呼び込めば 福も来るくる 春もくる
- 陽だまりも 木枯らしもあろう 吊し柿
- 稜線が 際立つ冬の 月あかり
- 白一色 反省してみる 口げんか
下手なりに川柳をはじめてかれこれ16年になります。(短歌は中学校の頃からの趣味ですが。)雑誌や新聞に投稿したことはありませんが、師に恵まれて月に2回集まっては笑って帰るパタ-ンです。
次にどこの家庭でもこの年令の夫婦ならある光景を少し笑ってください。
- すかんたこ 結んだえにし 自己責任
- 負けて勝つ 夫婦げんかの コツ覚え
- 夫婦とは 仕切りなおしの エンドレス
- みそ汁で 一品増やす 老い二人
- 「危ないよ」 言った自分が 先にこけ
最後に二年前の同窓会前日にバイクに乗っていて乗用車と接触事故になったときの拙句を見てください。
- 手も足も 何より心が 痛む事故
- 救急車 あれは見るもの 乗らぬもの
- 口だけは 骨折せずに 今日も暮れ
- 寝返りも うてぬ体に 孫の顔
- 何よりも 友の励まし よい薬
笑っている場合なのですが、正直なところ二年半近くなりますのに、左手はまだ痛く、ボ-ルペンを握っても、スト-ンと手から落ちてしまいます。皆さまも事故には充分お気をつけくださいね。ありがとうございました。これからも私のことを見捨てずに宜しくご指導くださいませネ。
“ 集まれば あの日に還る 同窓会 ”

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