12期の広場

12期の広場

母校吹奏楽部OB・OGバンド演奏会 「演奏会を聞いて」

母校吹奏楽部OB・OGバンド第3回定期演奏会がありました。

 2月20日、阿倍野区民センタ-大ホ-ルで「大阪府立市岡高等学校吹奏楽部OB・OGバンド」の第3回定期演奏会がありました。

 その1週間前くらいに4組の内田君から電話があり一緒にいかないかとのお誘い。時間も空いていたので行くことにし、久しぶりに生演奏を聴くことになりました。


 当日、開場時間1時30分の少し前に会場に着いたのですが、すでにかなりの観客が入り口に並んでいて「人気があるんだ」と感心しながら内田君を待ちました。受付、場内案内など演奏会の運営はOB・OG自らがてきぱきとこなしており、かなり気合いが入っている様子。

 観客はほとんどが市岡高校ゆかりの人達のようで、吹奏楽部のOB・OGは勿論のこと、母校卒業生、その家族の人達。また卒業生の友人、会場周辺の人など一般の人と思える観客もおられたようです。小学生からお年寄りまで(自分の事は棚に上げて)多様で、会場の雰囲気はまさにアットホ-ムな暖かさ。内田君は開演の15分前に来たのですが、そのころには600人収容の会場の約8割がたが埋まっていました。

 2時定刻に開演。舞台のうえにOB・OGバンドが勢揃いしました。第1部の最初の演目は「コンサ-トマ-チ 5月の風」です。42期卒業の赤塚弘一さん指揮のもと総勢67名のフルバンドですから大迫力。のっけから勇壮華麗な音楽世界に引きずり込まれます。

 メンバ-リストを見ると何と18期生が一人おられました。トロンボ-ン奏者。舞台左隅で若人に混じって頑張っておられました。兎に角、格好がいいので、嬉しくなりました。

 20期代が1名、30期代が2名、40期代が1名、50期代が25名、ほかは60期代の卒業ほやほやのメンバ-で、圧倒的に女性上位。男性は10数人ですから実質的にはOG・OBバンドです。裏方さんや当日欠席のメンバ-を含めると総勢100名を超えるとのことで、3回にわたる定期演奏会を重ねた団結力、求心力に脱帽です。 
 


舞台で演奏する皆さんは実にのびのび、うきうきし、文字通り「音楽が楽しい」の一色。楽器と音符がからっきし駄目な私としては誠にうらやましい限りでした。

 演目は第1部が「5月の風」(作曲:真島俊夫)、「スラヴィア」(作曲:Jan Vander Roost)「吹奏楽のための北海変奏曲」(作曲:伊藤康英)、第2部が金管楽器や打楽器ほかグル-プのアンサンブルステ-ジで「シアタ-ミュ-ジック パ-ト1」他5曲、第3部がポップスステ-ジと銘うった「アニメヒロイン・メドレ-」ほか3曲でした。

 第2部にリコ-ダ-による合奏があったのですが、さすがに吹奏楽で鍛えた「手練れ」息もぴったり。なつかしく素朴な音質に加えて心を一つにした一筋の想いが流れ出るように感じられて絶品でした。また第3部はバンド構成の面目躍如で(特に多彩な打楽器パ-ト)、軽快でシャ-プ、ユ-モアと躍動感に溢れる演奏が舞台一杯にはじけて会場の雰囲気は最高潮、観客は大喝采です。フィナ-レでアンコ-ルが2回あり演奏会は大きな盛り上がりを見せながら4時前に終わりました。誘ってくれた内田君に大感謝です。彼の感想を聞き忘れましたが、その表情は私同様大満足のようでした。
 


幕間に舞台袖で18期のトロンボ-ン奏者、高橋正憲さんにお会いし、「12期の広場」に投稿して頂くようにお願いし、承諾していただきました。後掲しますのでお読みください。

 また5月4日(祭日)午後1時から大阪国際交流センタ-(地下鉄谷町9丁目徒歩10分)で母校吹奏楽部第49回定期演奏会があるとのことです。皆さん、是非お出かけください。

 さて会場を後にして私は、お決まりのコ-スよろしく内田君との再会に乾杯。7時過ぎまで酒を酌み交わし、大いにお喋りを楽しみました。

記 - HP委員  張 志朗

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