12期の広場

12期の広場

-私の散歩道-偶然見つけた新コ-ス

6組 佐藤 裕久

 約一ヵ月前の8月18日、小生のTU勤務時代の佐藤裕久研究室・卒研生のKT氏ご一家が我が家を来訪した。既に50代後半?の彼は同期の3名と小生を含めた計4名の同期会の準備をするために、小生の様子が知りたかったらしい。

 その8/18にはKT氏と奥方、および、TU大学院在学中の次女の計3名を、小生が我が家近くにある、林道のしっかりしている青森営林局管轄・国有林・「治山の森」を案内した。

 我が家の近くには太白山(仙台市太白区は、この山の名前に由来する)があり、太白山遊歩道など、上り・下りは多少あるが、沢山の枝分かれした遊歩道があり、管理も行き届いている。これについては、案内の看板もしっかり管理されていて、誰にでも、分かると思われる。小生自身も、こちらにきて四半世紀を超えたが、住んだ当初から、太白山近辺に多くの散歩コースのあることを、何故か、知っていた。

 しかし、上述の「治山の森」コースは、今年になって、偶然知った散歩コースであり、いつか、この詳細をお知らせしたいが、今回は「治山の森」に至る、現役時代、全く気がつかなかった、山道を“「森林浴」を楽しみながら”10分あまり歩くと、その「治山の森」の入口の近くに出る『散歩コース』を、ご案内しましょう。

 以下に提示する写真は、KT氏に、8/18当日、ご案内できなかったが、そこに至る森林浴コースとでも呼びたい、散歩コースを歩くと、どの程度、時間が掛かるか、次の日8/19に時間を計ってみて、彼に報告したものである。従って、写真の説明に関しては、彼に宛てて記したため、説明文の意味(ニュアンス)が、一般的ではないと感じられるかもしれない。その点はどうか、ご容赦願いたいと考えている。
 

 8月19日、我が家の直ぐ近くにある森林浴コース:(上野山:かみのやま市有林の一コース)を通り抜けるために必要な時間を計るため、1~2分毎に、シャッターを押した。

 本当に、我ながらびっくり! その緑一色と云えそうな約15分の森林浴が楽しめる。上野山小学校前のバス停で、降りて、数分歩くと、バス道路に沿って小さな公園がある。そこの柵が切れている部分から、公園の外に向う出口:それが、市有林の入口となっている。

 ご紹介する散歩コースの全行程を、立ち止まって、ゆっくり周りを眺めながら歩くと、30分くらい掛かりますが、さっさと歩く散歩ならば所要時間は約15分です。
 

 このコースの特徴は、殆ど、人が歩いていないこと、また、びっくりする程、深い森の中を歩いているような気がする不思議なところだと感じるということです。

出口は、上野山小学校の裏門と独立行政法人国立病院機構・西多賀病院とに通ずる、道路です。なお、そこから5分ほど歩くと、「治山の森」の入口で、その上空を見上げると、現在、建設中の仙台地下鉄・東西線の西の終点:「動物公園前」に通ずる大きな陸橋が載せられる日を待っている吊り橋の支承部?が見えます。

写真1 ご近所の庭に百日紅が咲いていた。青いビニールシートは3.11大震災の屋根瓦が被災のまま、未修理の状態であることを示しています。
写真2 さるすべりは青い空に映えますが。
写真4 8/19-14:22
遊歩道入口小公園内の看板
上野山市有林案内図
写真3 8/19-14:22
バス道路から遊歩道への入口
写真5 8/19-14:24
草の繁茂している入口を抜けると遊歩道が分かる
写真6 8/19-14:25
写真8 8/19-14:27
歩道には草が生えている(人は殆ど通らない)
 写真7 8/19-14:26
すぐ、山の中に入る感じがするのですが、この写真に写っている場所は、バス道路からの距離はそれ程ない、例えば、20mくらいか?
なお、この道を歩いている人は殆どいないですが、(樹木医の資格を持っている)ひより台団地の方で、毎日、夕方の決まった時間に犬2匹を連れ、散歩する人がいることが分かりました。
写真9 8/19-14:28
正面は行き止まり。右の階段風の道を登れば、先に進めます。
写真10 8/19-14:29
階段風の山道の踊り場で、振り返ると杉林?が見える。全くの山の中という感じがする。
写真12 8/19-14:31
滑り止めのある坂道を登り、振りかえると、その付近の様子が分かる。
全くの山の中ですが、この遊歩道入口に14:22頃入ってから、まだ、10分も経っていないことは現時刻が14:31であることから分かる。
(あっという間に山の中、という感じです)
写真11 8/19-14:30
坂道は右上に折れ曲がる登り道である。ロープに捕まるほど急勾配ではないが、写真中央ややした付近の水平方向の丸太の群れは、坂道の滑り止めである。
写真13 8/19-14:31
山道の滑り止めの木材や歩道脇のロープの様子を写してみました。
写真14 8/19-14:33
まわりは、立派な杉林(多分?)です。この山道を抜け出るのに、何分くらいかかるか、知ることも必要でしたから、シャッターを2分間隔くらい毎に押し、周りの景色の変化も見てみました。
写真16 8/19-14:35
目線を少し上に上げますと、景色も、少し変わります。初めて、ここに入り込んできた時には、ここは、どこに通じているのだろうと、多少不安がありました。
写真15 8/19-14:34
歩道:写真左、ほぼ真っ直ぐに通っています。勾配の緩やかな所は、もちろん、ロープなど張っては、おりません。立派な杉林ですね。
(本当の所は、樹木医のような専門の方でないと分からないとは思いますが)
写真17 8/19-14:35
遊歩道に入って、10分あまり(約12-3分)で、木の間から、車の走る道路(水平方向の白い、車はみだし防止柵?)らしいものが見えてきました。
ご紹介したコースは好天ならば問題ありませんが、雨天の次の日などでは、草木も濡れていて衣服も濡れるので、注意が必要かもしれません。
それから、杉は苦手という方には、一寸、考え物かも知れません。本当の所、この木立は何の木?なのか、よく分からないのです。
写真18 8/19-14:36 出口
以上で、上野山(かみのやま)の仙台市有林の一コースは、約15分の森林浴が楽しめるということが分かりました。

“-私の散歩道-偶然見つけた新コ-ス” への1件のフィードバック

  1. 畠平 雅生 says:

    佐藤さんが素晴らしい自然のたたずまいの中で過ごされている事、私の夢でも在ります。自然の中で過ごす夢を叶えようと、奈良県五條市の吉野川河畔に小屋を持っているのですが中々行くこともなく、無精しています。
    吉野川の河畔でもあり、先の台風12号の被害は?久しぶりに行ってきたのですが、何の被害もなくヤレヤレと言った所です。
    所で、東日本大震災の支援を非力ながらワイズのメンバーと行っています。震災から7ヶ月が経ち、仙台YMCAや現地の方のお話しを聞き、今後どの様な事が出来るか?仙台へ今月末に仲間と行こうかなと思っています。詳細は此から現地の方と打合せ中。
    仙台で佐藤さんに逢えたら良いなー。

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