12期の広場

12期の広場

柔らかく、そして広く

8組 榎本進明

 昨年の11月に東京12期会が行われたときに、HPに対するアンケートを実施しました。
すでにHPは11回発行されていましたが、評価していただいた中にもご批判の意見がありました。それは「もう少し柔らかい内容もほしい」というご意見でした。

 なるほど市岡12期のHPをあらためて眺めてみると、ご指摘の通りかもしれませんね。
我々HP委員は月1回の発行に追い立てられるように校正やレイアウトに専念するのが精一杯でした。ジャンルを考え、品格を保ち、誹謗や中傷といったマナーに気を遣い、インターネットの危険性に配慮して心に余裕がなかったのも事実でした。「山下智久」名で記事へのコメントが入り「電話をほしい」と外国の電話番号に導くものがあり、読者から高い通話料を取る狙いを察して削除したこともありました。このコメントは記事とは全く関係のないものでした。

 今、1年を過ぎ今回で15回目の発行を迎えて、編集作業にも、インターネット対策にも、多少余裕も出来てきて「12期の広場」を再度見直すことが出来ました。今回の編集会議は大変有意義なものでした。

 さて、本題に入りましょう。「もう少し柔らかい内容もほしい」にどうお答えするか、HP委員から範を示すのがスジだと思いますね。しかし、メンバーを見るとどうもお堅く真面目な人が多いですね。これでは記事を投稿していただく人も考えますよね。「こんなことを書けば馬鹿にされないか」「こんなにくだけていいのだろうか?」「冗談をわかってもらえるかな?」・・・等々、これでは、かえって気を遣ってより堅くなってしまうかもしれません。私は「柔らかい=リラックス」と考えて肩に力を入れずに自由にのびやかに、思っている通り書いていただくのがいいと思っています。

 もう70歳です。今更性格が変わるわけがなく、真面目居士は真面目居士でいいじゃないですか。ダジャレ好きさんには本領を発揮していただき、色ごと師春団治と自称している人には皆を笑い転がしてくださいよ。書いているうちに筆者も乗って来ましたが、それはこの辺にして、HP委員を卒業したら山ほど面白い記事を書くことにします。

 今まで写真を多くしてリアリティーを重視してきました。ケータイでは機種が多く、また契約内容がまちまちで、ホームページに繋ぎっぱなしだと高額になる場合があります。ケータイの方は「一度もHPを見たことがない」という方が多いと思っています。
今後は写真を少なくした「お話だけの記事」もあってもいいのかなと思います。その時こそ、そのお話が「おもしろい」ことが条件で、文そのものが「命」となるでしょうね。

 今年のHPは読者や投稿者を「もっと広げる」をテーマにしたいと考えています。それこそが「12期の広場」ではないかと思います。皆様の温かいご支援をお願い致します。





アーカイブス・写真の説明
左は満州・大連での七・五・三祝い 昭和18年11月15日に撮影(かぞえ3才)満2才
中央は山岳部合宿 白馬岳頂上で(右は松永、その左が榎本)昭和32年7月~8月 満16才
右は平成24年2月12日 HP編集会議で有馬温泉駅に到着した私 満70才 です。


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