12期の広場

12期の広場

アンコ-ルワットへ行ってきました。

4組  古藤 知代子


 奈良市岡歩こう会でカンボジアへ行ってきました。参加者は市岡高校のOB、OGとその家族の40名で12期は私ひとり。プノンペンと世界遺産アンコ-ル遺跡巡りです。日程は1月12日~16日で、日本との時差は2時間、カンボジアの方が遅れています。

 関西空港からベトナム経由でプノンペンへ行きます。直行便がないのでその分、時間がかかりました。(ホ-チミンまで空路で5時間15分の予定が30分よけいにかかり、空港での待ち時間が2時間、それからプノンペンまで空路、40分かかりました。)

 

 カンボジアは乾期(11~4月)と雨期(5~10月)があり、1月は観光に最適だとか、気温は35~6度になります。国土の面積は日本の半分、人口は1400万人だそうです。

 観光客が注意しなければいけない意外な行為があります。人の頭は神聖なので他人が触れてはいけない、(可愛いと思い子供の頭を撫でる行為でも)女性は僧侶に触れてはいけない、直接物を手渡しすることなど、厳禁だそうです。

 街中で驚いたことはオ-トバイが3人、4人乗りで平気で走っているのです。運転免許は不要とのことで、小さい頃から乗っているので慣れているらしいのですが、見ている方が恐怖を感じます。

 翌日、カンボジアの首都プノンペン観光(王宮、国立博物館、セントラルマ-ケット など)をして、アンコ-ル遺跡のあるシェムリアップへバスで移動しました。

 道路が一部舗装されていなくて赤土が舞い上がり、前方が霞むほどの所もあり、車窓に畑で草を食むやせこけた(そのように見えるのだが)白い牛、高床式の住居、また遠くにメコン川を見ながら、バスは我が物顔で警笛を鳴らし、バイクを蹴散らし進みます。6時間後やっとシェムリアップへ到着です。

 

 3日目からアンコ-ル遺跡観光です。

 アンコ-ル遺跡は12世紀にアンコ-ル王朝のヒンドゥ-教寺院として建立、その後王都がプノンペンに遷ると一時うち捨てられ、その壮大な石造伽藍がジャングル化するなど数奇な運命を経た遺跡です。

 四面に菩薩の顔を持った塔、巨大寺院の創建時は1万2640人が暮らしたとか。ガジュマルの樹で破壊された建築物群は圧巻です。そして今、同じ樹の根に抱かれてそれ以上の崩壊を免れている姿は感動の一言です。私が撮影した写真を何枚か添付しますのでご覧下さい。

 約30年をかけて建築されたクメ-ル建築の傑作と言われるアンコ-ルワットの美しさに魅了され、また思い出に残る旅行でした。

 

↑アンコール・トムの大乗仏教間観世音菩薩の尊顔。ジャヤウァルマン7世が逝去の後、ヒンドゥー教寺院に改修。
→急な階段に観光客の死者が出たことがあり、
柵をして乗りのは禁止されている。

アンコール・ワットのクメール建築。
西参道付近から見た正面部分。

タ・プロム
巨大な木の根が遺跡を覆っている。

サラソウジュ、ブーゲンビリア、フレンチパニアなど庭には花が咲き乱れている。(プノンペン国立博物館)

アンコール・トムの回廊

アンコール・トムの外壁レリーフ

プレルーフ遺跡からの夕日、旅情たっぷりでした。

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