12期の広場
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2014年4月1日
私の家庭菜園だより

市岡高12期生の皆様、昭和35年卒業以来、54年過ぎ、同窓生の皆様に初めて便りを出させていただきます。
これまで同窓会の行事に参加したことがなかったので、卒後の足取りをごく簡単に述べることとします。卒後1年は民間会社に就職、その後,「農」に興味を持ち、4年間は大阪府大農学科に籍を置き、農業土木専攻で卒業、そして兵庫県に技術職として奉職、土地改良一筋に、神戸市をはじめ、県下各地域の職場で37年間働き、定年退職後の第2の人生は、総合建設コンサルタント会社に就職、12年間を技術顧問として勤務し、昨年10月末で退社しました。現在は第3の人生(年金生活)を歩み、昭和44以来の加古川市に住居を構え、長男夫婦と同居、また、次男夫婦も、至近距離に家を構え、2人息子の孫が3人いるといった生活環境です。表題の家庭菜園は、県職時代に、地元農家の農地整備(田んぼの区画整理)工事を担当した関わりで、休耕農地の活用依頼を受けたことがきっかけでした。
![]() 一区画 800㎡ 5人が利用する菜園全景
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すぐさま、県職員の仲間に呼びかけ、近隣に住む5人が1筆 800㎡区画のほ場を菜園として利用することになりましたが、今では、更に1筆1000㎡を提供され、私を含め、県職OBが7人と現職5名の計12名が一人当たり100㎡から350㎡の規模で、野菜作りを楽しく営んでいます。 |
私の菜園規模は、20m長さの畝が10列あり、栽培規模は240㎡程度あります。作付する野菜は四季を通じて多種多様な品目に挑戦し、その数30種類以上に及んでいます。菜園は自宅から約5キロあり、車で移動しています。
月並みなことですが、野菜づくりの課題は、①に土づくり、いわゆる土台作り、②に播種から苗づくり、但し、作付が少ない場合の苗はホームセンターで買付、③に元肥、追肥、灌水等の肥培管理とそのタイミング、④に防虫対策、間引き、雑草除去などです。更には、作付け場所の工夫、連作防止(一作空け)にも気配りし、作付計画を立てています。また、出来る限り、減農薬、有機栽培に配慮し、使用資材にも気配りし、具体的には、石灰(苦土石灰)、油粕、糠、もみ殻、たい肥(醗酵牛糞)、鶏糞(安価)を主体に化成肥料(粒剤で作物によってはN・P・Kの配合が異なる)を少量使用しています。
年間を通じて、期待されて作っているものは、スイカ、イチゴ、地元の加古川メロン、網干メロン(ウリの形で味がメロン)、さつまいも(安納芋)、サトイモ(京芋)、葱(白長葱の岩津葱)などですが、このほかに、保存のできる、いも類、豆類、カボチャや玉葱も期待される仲間で積極的に作付しています。前述のように、少量ずつではありますが、多様な30数種類の作物を手掛けていることになります。
収穫後の野菜等は地産地消を原則としています。また、作付、肥培管理等にいろいろと工夫を凝らしつつ、手をかければかける程に応えてくれる作物に思いを巡らせる楽しさが、営農に向かう力を与えてくれます。 菜園の野菜作りを通じて絶えず何かを考え、行動することが心身ともに健康であり続けられる源ではないかとも思っています。
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