12期の広場

12期の広場

「12期のひろば」2024春号のラインアップ

 4月卯月、春です。山も川も草木も、勿論空も春色にあふれ早々と鶯の声を聞きました。遅れていた桜も見事に咲きました。友からのSMSに「もう逢う事のできない友達のことを思い出しながら花見をする」とあり、年年歳歳、花によせる想いは実にさまざまと、この短文が心に沁みます。
 先日、仕事を通じて知り合い、50数年お付き合いさせてもらった友人をなくしました。二つ年上の師匠格、得難い友人です。さだめと言えばそれまでですが、半世紀の長い時間とその折々にめぐり合った方々との記憶も重なり、“私の時代も終わるのか”と思ってしまいます。同時に、別れに向き合い、老いに向き合うことが日常になった今にあっても、その段になるとまた狼狽えてしまいます。
 
 そんな中、同級生の酒井政子さんが、NHKラジオ体操一級指導員になったと聞きました。ラジオ体操にそんな資格があったことを初めて知り、また一級指導員の資格があるとラジオ体操を主導できると聞き一寸驚きです。雨の日も、風の日も、一日も欠かさず、早朝4時半に起床、大阪城公園まで30分かけて歩いて行き、300人を前に“指揮台”に登って掛け声を掛けているそうです。昔から“元気印”は彼女の持ち前ですが、その来し方の一端を知るだけに、思わず「人生の達人」ではと言ってしまいました。“なんでもやってみたいから”と若々しい声で彼女は笑うだけです。
 
 さて今号のラインアップです。コロナの5類移行がありましたけれども、集まることへの抵抗があるのか、豚汁会も、舞洲のお花見も中止。そんなこともあり、『掲示板』の記事はありません。また『ひろばリバイバル』は人恋しい季節にあわせて、3組の高橋要君が投稿してくれた「日曜日の尋ねびと」(2012年12月号掲載)にしました。お楽しみください。
 
  1. 巻頭コラム
    「終活?・奥神鍋にスキー」 8組 榎本 進明
  2. “ひろばリバイバル”
    「日曜日の尋ねびと」 
    (2012年12月号から)
    3組 高橋 要
以 上

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