12期の広場
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2025年10月1日
巻頭コラム
今、起きていること
8組 榎本 進明
最近の世相で感じていることを述べることにしました。今、この歳になって、言いたいことが溜まるばかり、イラツキもあり“妄言”になることを覚悟に少し書いてみました。
- 関税の問題
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この発想には驚いた。全く貧相な発想だ。しかも自動車を念頭に置いている。設計や製造・流通・品質に関与していない人は、量が多ければ → 値が下がる。また、値が上がれば → 売れない。と単純に考える。まるで小学生並みで笑ってしまう。
普通、関税は自国の輸入業者が税金として国におさめ、それを価格に上乗せして販売する。結果、自国民は今までより、高くなったものを買わざるを得ない。それを今頃になって自国政府に文句を言っている。
品質=技術的なことを考えない結果で、関税を誰が払うかをあわせて見ると関税の問題の見え方が変わると思うのだが・・・。
- 貿易赤字問題
一般の赤字は、「収入―経費」がマイナスの時に言う。家計も同じである。貿易赤字は、輸入が多いだけである。いらなきゃ買わなければいいだけのこと。
「あなたたちは売るだけ売って、何も買わない」とクレームをつけている。はっきり言って、買うべき値打ちのあるものがないのが、わからないのである。自国製品の値打ちを見直す謙虚さが足らないとしか思えない・・・。
- 日本の米不足と価格の問題

これもなおざりな発想で、小学生並み。「流通」に全く手を付けないから、価格は下がらないのだ。農家はその恩恵をうけているのか。荒稼ぎをしているのは誰なのか。
「量を出せば、値が下がる」こんな発想で政治をしていて、「さあ、どうだ」と言っている人の顔をみたい。・・・見ている。
- 少子化問題と年金
昔は子供が親の面倒をみる。今は「自分の知らない高齢者をみる」になってしまった。
がむしゃらに働き、営々と年金を積み立ててきた筆者としては、なんともやりきれない。
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい』 高校時代、物知り顔の学友が口にしていた夏目漱石の作品・『草枕』の一節だ。
普通の年寄りになった今、『とかくに人の世は住みにくい』だけが生々しく迫ってくるのだが・・・・・。
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