12期の広場

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「市岡の森」創設20周年記念式典とお花見

 4月8日の日曜日、大阪の舞洲にある「市岡の森」で恒例のお花見会が開かれました。今回はここに「市岡の森」が出来て20周年になる節目の年。それを記念する式典があわせて行われました。
 連日の暖かさで、ここベイエリアの遅咲きの桜もほとんどが散ってしまい、満開の桜の下でのお花見にはなりませんでしたが、市岡ゆかりの地、特に20周年を迎えた「市岡の森」に集うのはやはり心浮き立つものです。
 来賓の方々、先輩はじめ同窓生の皆さん、そして母校吹奏楽部の現役高校生、総勢約200人が参加されました。12期生は、1組の八島節子さん、鈴木政子さん、高橋三和子さん、2組の北浦昌子さん、3組の石井孝和君、清水誠治郎君、小牟礼康子さん、4組の酒井八郎君、竹田裕彦くん、原清明君、古藤知代子さん、5組の段中文子さん、6組の井東一太郎君、松田修蔵君、7組の上野裕通君、田端建機君、張志朗君、8組の上山憲一君、川村浩一君、末廣訂君、八島平玐君、以上、21名が参加しました。
 定刻の12時から記念式典が始まりました。司会は高校23期の木村正敏さんです。冒頭、主催者を代表して佐藤充利全体同窓会会長(8期)が挨拶されました。佐藤会長は市岡の森創設からの20年を振り返りながら、これからも市岡の森とそこで続くお花見を含めた諸行事が受け継がれていってほしいと話されました。
 続いて、来賓である市岡高校の福島秀晃校長が、挨拶されました。
 福島校長は最初にお祝いの言葉を述べられた後、今年、320名の新入生を迎えたこと、特に、公立高校の入学志願者数では、府立高校上位ベスト5に入ったことについて話されました。また、在学生たちが、勉学に、部活に、学校行事にと、良く頑張っていることにふれられながら、吹奏楽部が昨年の大阪府大会で金賞を受賞したことや志望大学への入試で一定の成果をあげつつある事例を紹介され、同窓会の変わらぬ支援を要請されました。
 吹奏楽部の金賞受賞は、府立高校では二校の内の一校です。その一校が淀川工科高校と言いますから、金賞受賞がいかにむつかしい関門であったかが分かります。また、大学進学では一層の頑張りが必要のようですが、大阪市大医学部への合格者が出るなど、今後の展望は明るいようで、嬉しくなりました。
 式典では大阪市港湾局の薮内弘局長の祝辞が代読されました。
 記念式典の最後は、市岡高校吹奏楽部による「記念コンサート」でした。演目は「奇跡のつぼみ」ほかで、市岡高校の“応援歌”である「花になれ」も演奏され、最後に吹奏楽部の伴奏で「校歌」を歌い、記念式典は終わりました。
 記念式典閉会後は、恒例の花見の宴です。葉桜ばかりとは言え、同窓生が車座になって弁当をつっつき、杯を酌み交わすのはやはり楽しいものです。この日はおおむね晴れでしたが、前日までの暖かさにくらべると、気温は低め、おまけに風があって絶好のお花見日和とはいきませんでした。しかし、祝宴は十分に盛り上がったようです。ギターを持ち込み、歌声喫茶顔負けの歌声をひびかせるグループまでありました。
 12期の同窓生21名も、いつもの“あずまや”を独占して楽しみました。今年もまた、4組の原清明君が上物の焼酎、一升瓶を持って来てくれました。「昼間のお酒は良く酔うなあ」と言いながら、結構飲みました。1年ぶりの再会になる人が多く、近況報告や健康のこと、同窓生の消息など、話題はつきなかったようです。
(張 志朗 記)
 

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