お知らせ
0年
2020年10月1日
「私の巣ごもりの記」
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| 大島の夕暮れ時 |
ところが、1月下旬ごろから新型コロナの感染が出始めた。母の25回忌のため、2月26日~27日に和歌山県田辺市に出向いた頃を最後に動けなくなった。楽しみにしていたのは、多摩川の川歩きもそうだった。コロナに関係なく筆者の体調の問題で出来なくなったままであった。そのような折、川歩き盟友の西條君を失ったのは大きかった。今も「スマン」と思って後悔している。
この原稿を書いている9月11日現在の「毎日一万歩」は、1月は達成、2月~5月は未達成、5月27日~9月11日まで「連続108日」を達成した。また、長崎の壱岐・大島は台風10号がそばを通ったが、コロナが落ち着き次第、スローライフ生活の一端を覗きに行くつもりでいる。そのための体力は「毎日一万歩」の連続記録を伸ばすことで、巣ごもりをしていても体力だけはつけたいと思っている。毎日楽しく歩いている。
2020年10月1日
「毎日が日曜日」
今年の春先から、あっという間に世界中に蔓延したのが、中国武漢で発した新型コロナウイルスで、毎日マスコミで報じられ人々を不安のどん底に叩き込んだ。12期の広場編集担当からコロナウイルスで「巣ごもりの話」を書いてほしいと連絡があったが、よくよく考えるに会社定年後は毎日が日曜日で巣ごもりの連続である。
当初は英国船籍の横浜寄港云々から、感染者の隔離問題がはじまり、それから中国要人の国賓来訪の話題、そうこうしているうちに、オリンピック開催が怪しくなってきた。
当初、若い世代の感染率が少ないということもあって、行政の外出自粛のお願いも効果がなかったが、志村けんさんの死去で緊張が高まりいろんなイベントが中止となった。
アベノマスクが不評で税金の無駄使いに終わったと言われ、また、国民一人当たり10万円の給付金もマイナンバーカードが使い物にならず、日本政府のITやデジタル化遅れを露呈してしまった。
東京の知事さんの横文字発表も話題となった、オーバーシュート、ロックダウン、ソーシャルデイスタンス、クラスター、テレワーク等々、これら横文字の表現に手話担当者が大変苦労したと聞いたことがある。その後は、PCR検査数があがらず、政府は経済優先か、感染対策優先かで、国と地方自治体で綱引きがあった。一方、外国の感染状況も日に日に切羽詰まりで、国と国との対立まで問題が発展した。
趣味のない自分にとって普段とはあまり変わらない生活であるが、身の回りの整理、本棚に眠っている本の読みなおし等で時間を過ごした。またこの際、他人に見せるものではないが、自分の過去を振り返り、入社以来何をしたのか、海外事業担当として主な出来事を整理した。海外出張回数(海外赴任先からも含む)約90回、訪問先40か国、パスポート9冊、個人的な旅行をも含めて一覧表にまとめた。
また、お盆に「大阪・梅田で人骨1500体埋葬」という記事から日本の伝染病の歴史を調べ、コレラやペスト等で何十万の人が亡くなっており、先人の対策と苦労の事実が分かった。
今回のコロナによって、我々の生活が大きく変わり、あるいは今後全く経験していない世界に突入する社会になろうとも、新たな変化と課題に挑戦してゆく気力と体力だけは残してゆきたい。
2020年10月1日
「僕のゴルフ奮戦記」
2020年はゴルファーにとって散々な年だった。コロナ禍による自粛が解除になった途端、8月の酷暑だ。芝生の上は思いの外、暑い。40℃にもなる。熱中症はコロナ同様大敵だ。コロナ、暑さ、寒さなどの自然以外に、この年になればゴルフを続けるためには老いと旨く付き合っていかなければならない。まずゴルフはカートを使っても、棒を振り振り1万歩位歩く。その為、僕は近くの公園をジム代わりにして運動する。メニューは100段の階段を数回上り下りし、途中ストレッチ、早歩きなどである。この夏、張り切り過ぎて、途中で腰が痛くなり中断。医者は腰廻りの筋肉の老化による腰痛であり、階段の上り下りではこの筋肉は維持できないという。人間の体には600もの筋肉がある。老化は全身の筋肉に及ぶ。でも筋力を維持できるのは一部だろう。腰痛体操の処方箋をもらった。これで運動のメニューが増えた。
ゴルフは打数を数えなければならない。OBや池ポチャなどがあると打数を足し算するのが大変。認知症ではできない。75歳以上になれば運転免許証の更新時、認知症の試験を受けなければならない。イラストによる記憶テストだ。一昨年合格しクリアした。
ゴルフのプロは衰えが目から来るという。グリーン上の芝目が読めないためだ。僕の場合は100メートル先のボールが見えなくなった。昨年眼科で診てもらった。左目に白内障があるという。医者は日常生活に支障がなければまだ手術はしなくても良いと言う。僕はゴルフに支障があるのでその場で手術を決めた。手術後は左目の視力が0.5から1.2になった。不思議なことに近視の右目は遠くがよく見えるようになり、高校時代からの近視の眼鏡が不要になった。
そんなわけでゴルフとの闘いはゴルフができる状態を維持することが闘いなのだ。
2020年7月1日
「12期の広場2020夏号」のラインアップ
いよいよの夏です。季節の移ろいを味わう余裕すら失くしたような3か月でしたが、梅雨に加えての暑さに、“猛暑の夏到来”を予感しています。昨年の統計だそうですが、ひと夏の気温30度以上の日数は、大阪が一番多かったそうです。多くが70歳台最後の夏です。花火大会は無理のようでも、入道雲に蝉しぐれ、夕立、よしずに冷やし西瓜、金魚に風鈴などなどの夏の風物詩を楽しみ、なんとか元気に乗り切りたいものです。
それにしても新型コロナウイルス感染による影響は甚大です。それが私たちの生活の隅々にまでおよんでいるのには、驚きを超えて、もううんざりと言うのが率直な気持ち。マスク常用、手洗いにうがいは当然としても、何のことやらと思った、「三密」「ソーシヤルディスタンス」も、いまや「社会常識」、「行動規範」のようになりましたね。細心の注意をはらっていますが、マスクを忘れたり、落としたりすることがあります。それで街なかを歩き、特に電車に乗ろうものなら、非難の視線にさらされて、身の置き場がありません。わざわざ「細心の注意」とするところに、笑えないコロナ禍の深刻さがあります。
新しい言葉もその意味を含めて、たくさん覚えました。「パンデミック」「PCR検査」「エクモ」「テレワーク」「リモート」「ウイズコロナ」「アフターコロナ」「ウーバーイーツ」「〇〇モデル」「〇〇アラート」等々、何故かカタカナ語が多いのですが、数えきれません。
また緊急事態宣言当初は、まったくの巣ごもり状態で、情けない話、時間を持て余しては、日なが一日をどう過ごせばよいかと戸惑う始末の鬱状態であったようです。
結果、庭に小さな畑を作り、朽ちかけていたウッドデッキを日曜大工でやり替えました。今では畑も葉物野菜が食べられる程度になり、ガタガタ鳴っていたウッドデッキは、新品同様の出来栄えで家族に喜んでもらっています。皆さん、同じようなことを考えられるようで、数回出かけたホームセンターの家庭菜園と日曜大工コーナーは、思いのほかの人出でした。
今、新型コロナウイルスの感染は小康状態、社会生活は徐々に以前の状態に戻りつつあるようです。プロ野球をはじめプロスポーツも無観客試合ではありますが、漸く開幕、再開されました。しかし、「第二波」「第三波」がささやかれているように、今後の感染拡大が確実に予想され、その対応に知恵がしぼられています。その対応策として「大阪モデル」などが喧伝されていますが、いまだ感染者が一人も出ていない「岩手モデル」はどうなのと思ってしまいます。
「ウイズコロナ」は当たり前になり、「アフターコロナ」では社会生活の考え方やそのモデルまでもが変わると言われています。バーチャル世界は新たな広がりを見せ、例えば「テレワーク」の多用で、テナントビルの貸室の需要が減っているといいます。変化はその程度では済まないでしょう。ただ何とか、人をないがしろにするような市場経済と、最大効率至上主義の世の中が更に酷くなることだけは避けてほしいと願うばかりです。
5月に3組の西條軍蔵君の訃報が届きました。
ご存じの通り西條君は、市岡東京12期会の中心的メンバー、その存在感は大きかっただけに、残念でなりません。西條君と筆者は、高校1年次に同じクラスでした。穏やかで心優しい男前で、仲良くしてくれた記憶が鮮明です。名前の恰好よさもあってか、将来はきっと俳優になるのではないかと思ったりしたものです。期待に違わず、ダンディを地で行くもの静かな慶応ボーイ、そのスマートさは更に磨きがかかっていたと言えるでしょう。同窓会で毎回のようにお会いしていたのに、もっとたくさんのお話をしておけば良かったのにと、悔やまれてなりません。
謹んでご冥福をお祈りいたします。 合掌。
さて、わが「12期の広場2020夏号」のラインアップは以下の通りです。
西條君を偲んで、榎本進明君(8組)が一文を寄せてくれました。また、川村浩一君が所属している「茶事同好会」(プライベートグループ)の記念誌に、彼が書いた「明治三十四年の茶会」の転載をお願いしました。ご覧ください。
1.「西條軍蔵君の思い出」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・8組 榎本 進明
2.「明治三十四年の茶会」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8組 川村 浩一
2020年7月1日
西條軍蔵君との思い出
編集委員の張志朗君から「西條君を偲ぶ」記事を書いてほしいと頼まれて、何日も西條君とのことを考え始めると走馬灯のように浮かんできて長文になってしまいました。 故人を偲ぶ文章は、短く心のこもったものが常識だとは思いますが、どうしても皆様にお人なりを伝えたくなって、偲ぶというには適切でない長文になってしまいました。奥様をはじめご家族の皆様にはお悔やみのご挨拶をさせていただきましたが、本稿は少し外れてしまい、彼との楽しい思い出しか浮かんでこなくて、常識外れの原稿になってしまいました。
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| 人文地理部 ・ 保屋野先生の後ろ | 3組・ 江本学級 ・ 後列 右から 5番目 |
それは、去る5月3日のこと。 酒井八郎君から電話あり。「西條君が亡くなった。詳細不明。八阪中学同級生からのルートのようだ」とのこと。彼も相当慌てていて、筆者もガクガクと腕は震えて、顔がこわばり、まず落ち着かせるのに半日かかりました。そして、ご自宅にお電話をして奥様からお亡くなりになったことをお聞きしました。奥様は落ち着かれてお話をしていただきました。
5月4日に「東京12期会」の方々と編集委員の張志朗君にメールでお知らせしました。内容は以下の通りです。
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今朝のご連絡ほど悲しいことはありません。3組の西條軍蔵君がお亡くなりになりました。 昨年11月11日の「東京12期会」でお会いしたのが最後となりました。 昨日(5月3日)ご自宅にお電話をしたとき、奥様から彼のご逝去を伝えられました。 4月3日の早朝6時過ぎに、気分が悪くなり、救急車で近くの日赤病院に搬送されました。 人工呼吸等の緊急処置の甲斐もなく、アッと言う間に息を引き取りました。虚血性心不全でした。 彼は「川歩き」のメンバーで、川合君の亡きあと、リーダーを務めてくれていました。 過去に「利根川」「荒川」を完結して、今は「多摩川」を始めたばかりでした。 小生(榎本)の体調を考慮して中断していましたが、奥様のお話によると、いつも楽しみにしていたそうです。また、12期会の幹事もしていただき、心から感謝しています。 お葬式は、4月8日に、お身内のみの家族葬で見送られたそうです。 今は、コロナの緊急事態宣言のなか、お参りは叶いませんが、一段落後にお伺いすることにしています。12期会の皆さまには、「試練のとき」が続きますが、どうぞくれぐれもお気をつけてお過ごしください。全員無事で、またの再会を楽しみにしております。 |
高校時代、筆者は彼とはほとんどお話をしたことはありません。それが、2003年11月7日の東京12期会発足以来徐々に話すようになり、利根川歩きのメンバーになられてからは、一挙に近しい仲間になりました。利根川は13泊22日、荒川は6泊12日、同じ目的で寝食を共にした「仲間」でした。奥様も「川歩きを本当に楽しみにしていました」と仰ってくれた時は、涙があふれて来ました。それからこの原稿を書くまで、彼とは楽しい思い出しか浮かんで来ず、文頭で書いたように、亡くなって悲しいという心情ではなく、一緒にいて楽しかったことしか浮かんで来ないのです。不謹慎ですみません。以下に楽しかった写真を数枚載せて「西條軍蔵君との思い出」といたしました。
また、市岡時代の「人文地理部」の知識でいろいろ教えてくれました。特に荒川の第2回で、ホームページに次のような報告がありました。「海のない埼玉県のほぼ中央に日本一の川幅を誇る地点・御成橋の付近は2,537メートル。しかし橋の眼下に見える荒川の流れそのものは、20~30メートルの幅なのである。広大な河川敷は田畑が広がり、民家も点在している。不思議・・・」
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| 1987年3月7日の同窓会。45才の西條君 |
2020年7月1日
明治三十四年の茶会
明治三十四年は西暦でいうと1901年。二十世紀の初っ端の年、日本は日清戦争に勝利し間もなく日露戦争に向かっている頃です。夏目漱石も正岡子規も三十四歳。漱石は熊本の五高教授でロンドン留学中。一方、子規は肺結核から脊椎カリエスで寝たきりになり根岸の子規庵で療養中でした。しかし子規は寝たきりであっても意気軒昂。短歌や俳句の革新に取り組み、根岸の子規庵には門人たちがひっきりなしに訪問しており、にぎやかに「わいがや」を楽しんでいました。そのような病床生活の中での茶会の様子が新聞「日本」のコラム「墨汁一滴」に報告されています。この中に出てくる人物は3人、いずれも短歌の門人たち。まず伊藤左千夫、この人は「牛飼が歌よむ時に世の中の新しき歌大いにおこる」と子規のあと短歌の改革に力を尽くしました。小説「野菊の墓」でも有名です。茶の湯にも詳しく「茶の湯の手帳」という一文も残しており、子規から茶博士と呼ばれていました。次は香取秀真。鋳金工芸家にして歌人。文化勲章も受賞している。3番目は岡麓、書家にして歌人。「嘆きてもかひなきことはおもはずに明日はけさより早めに起きむ」はいい歌ですね。
さて、墨汁一滴の中身。煩わしいので歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに変えて紹介します。
二月二十八日、左千夫が大きな古釜を携えてやってくる。釜の蓋は左千夫がデザインし秀真が鋳たもの。つまみは車形。麓が利休手簡の軸を持ってくる。牧谿の画をほめた手紙。床は桃と連翹。これは子規の指示。
左千夫が茶を点て麓が主人役。献立は次のごとし。
・みそ汁は三州味噌の煮漉、実は嫁菜。
・膾は鯉の甘酢。
・平は小鯛の骨抜四尾。独活、花菜、山椒の芽、小鳥の叩き肉。
・肴は鰈を焼いて煮たようなもの。
・口取は焼き卵。栄螺、栗、杏子、柑類を煮たもの。
・香の物は奈良漬けの大根。
酒も出て飯も太鼓飯から順次出てきた。飯終われば湯桶に塩湯を入れて出してきた。子規にとって初めての懐石。懐石を食すと寿命七十五日延びるという言い伝えがあるらしい。
その後雑談。左千夫が釜について一首詠めと言う。子規が「湯のたぎる音は如何」と訊く。左千夫答えて曰く「釜大きけれど音かすかなり、波の遠音にも似たらんか」と。
で、子規の句「氷解けて水の流るゝ音すなり」
真情の籠った茶会ですね。私ももうしばらくお稽古を続けて親しい人たちとの茶会を楽しみたいと思っています。子規の文、このあと独自の茶の湯論を展開していますが煩雑になるので省略。「茶道はなるべく自己の意匠によりて新方式を作らざるべからず」と月次を排しています。短歌、俳句と同じ姿勢です。学ぶべきでしょう。
2020年6月18日
Essay Writing Tips For Your Struggling Writer
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2020年6月18日
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2020年6月18日
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2020年6月18日
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