同期会

【高40期】大阪府立市岡高等学校40期生 同窓会のご案内 (再々更新版)

40期生の皆さまへ
 
大阪府立市岡高等学校40期生
代表 藤田 優子


お願い・ご注意】 

12時開演直後に全体の集合写真撮影を行います。
遅れてのご参加は、集合写真に写ることが出来かねますので、ご注意下さい❗❗


集合写真(お一人様一枚)は、同窓会当日お帰りの際にお渡しする予定です。
 
 
 
平成28年 5月 吉日
大阪府立市岡高等学校第40期生 各位
 
大阪府立市岡高等学校40期生
代表 藤田 優子

大阪府立市岡高等学校40期生同窓会のご案内
 
 拝啓 立夏の候、皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、下記のとおり40期生同窓会を開催することとなりました。
早いもので、前回の同窓会から6年を迎えます。第一回では、150名近くの同窓生にご参加いただき、恩師の先生方を囲み、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 今回も恩師の先生方をお招きし、思い出を語らいながら、楽しいひと時を過ごしていただき、旧交を温めていただきたいと思います。
 どうぞ、皆さまお誘い合わせの上、是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。
敬具
 
会の名前 大阪府立市岡高等学校40期生同窓会
開催日時 平成28年 8月 11日(木・祝日)
  一次会: 12時~15時  (受付開始11:30~)
  二次会: 一次会 終了後~17:00  (受付開始 一次会終了後~)
開催場所 なんば道頓堀ホテル
〒542-0071 大阪市中央区道頓堀2-3-25
         TEL: 06-6213-9040
会   費 一次会:4,500円
二次会:2,000円
※当日会場にて受付・徴収致します。
お問い合せ
・連 絡 先
期代表: 藤田 優子
携帯: 090-5967-8197
出欠確認 往復葉書を6月中旬頃に郵送済みです。返信葉書にてご連絡ください。
LINEでも受付けています。

【ご連絡とお願い】
思い出のDVDを作製し、同窓会当日会場にて放映します。
出演ご希望の方は「お写真とコメント(25文字以内)」をつけて、6月末までにメールにてお送りください。

以上

【高27期】大阪府立市岡高校27期同窓会のご案内

 昭和50年3月に市岡高校を卒業された27期生の4年に一度の同窓会を下記の通り開催いたします。なお、皆さんが還暦を迎えることもありまして、同期でファイナンシャルプランナーの鳴川基訓さんに「もう手遅れ? 老後の生活設計」というタイトルでお話ししていただけることになりました。
是非、ご出席くださいますよう案内申し上げます。

参加していただける方は8月31日までに代表幹事宛にご連絡ください。

― 記 ―

開催日時 平成28年10月16日(日) 14:15受付開始 15:00開宴
開催場所 ホテル大阪ベイタワー  4F ベイタワーホール
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-1(ORC200 内)
TEL:06-6573-3131   www.osaka-baytower.com/
会   費 男性 10,000 円  女性 7,000 円。
※尚、二次会も同ホテルの青雲の間で準備しました。 参加費 3500 円。
お問い合せ
・連 絡 先
8月31日までに代表幹事宛にご連絡ください。
代表幹事: 亀崎 直樹(旧5組)
 携帯: 090-8938-1353
 E-mail: kamezaki-naoki☆nifty.com
 ※上記☆は@(半角文字)に変更してご利用下さい。

    【クラス幹事】 
クラス クラス幹事
1組 古川 友治 高岸 さつき  
2組 田中 憲三 薮内(横山)あづさ 井澤 常和
3組 田中 秀明 森谷(近藤) 容子  
4組 豊原 平行 三島 厚子  
5組 亀崎( 溝口) 由美子    
6組 吉村 直哉 高松( 松田) 裕子 村上宏光
7組 長久 哲也 村上(仲谷)弘美  
8組 高田( 田中) 佐世子 巽( 渡邊) 郁子  
9組 森本 雅弘 徳田( 山下) 明美  

「12期の広場」8月号のラインアップ

 冒頭から恐縮ですが、実に暑いですね。日中は出来るだけ戸外に出ずに水分補給と比較的涼しい部屋で過ごすことにつとめているのですが、そうもいかずに出かけて帰ってくれば、全身が汗まみれの疲労困憊です。
 空は小憎らしいほどに晴れ渡って真っ青。かんかん照りの日差しは肌をこがすほどに容赦がなく、遠くにつややかに輝く入道雲が連なります。汗がしたたり落ちます。白く光るコンクリートの街路の桜並木も緑陰を濃くしたとは言え、今が盛りの蝉しぐれ、無風のせいもあってか暑さだけがつのるようです。
 今日から、猛暑の夏本番の8月です。
 今月号の上原澄子さんの絵手紙は、「金魚」です。表書きに「最後の絵手紙になりました。榎本さん、張さんに助けていただきながら、拙い絵手紙を続けさせていただき有難うございました。市岡は私の生涯の宝物です。皆様との出会いに感謝です。」とありました。
 昨年の9月以来12回にわたって「ラインアップ」の挿絵として楽しませていただきました。締切期日を守り、時節にあわせた情緒ある風物を描くのは"絵手紙の手練れ”の上原さんでも並みのご苦労ではなかったと拝察しています。感謝、感謝の言葉以外ありません。お蔭で、「12期の広場」が一層、彩り豊かで味わい深い構成なったと思っています。なにより、市岡への熱い思いとやさしい気持ち、多彩な感性にあふれた絵手紙であったと感じ入っています。かさねて心からの感謝を申し上げ、またの登場を期待申し上げます。
 8月はリオデジャネイロオリンピックの月です。開会式は8月5日、全28競技306種目のオリンピック競技の火ぶたがきられ、前回からの4年間、精進に精進を重ねてきた200を越える国と地域の選手たちがより早く、より遠く、より高くとその心技体を余すところなく競い合います。
 日本選手団もマラソン競技以外はすでに現地入りしており、男子体操、競泳、柔道、女子レスリング、バドミントンなどの有力競技で金メダルが期待されています。また今大会ではいわゆる「日本でのマイナースポーツ」と言われる競技での活躍にも期待が寄せられており、驚きと喜びがはじけそうで興味津々です。ドーピングや治安問題、商業主義にまみれる五輪と現地格差など、問題は山積みですが、五輪が世界のスポーツ祭典であるだけに、国とボーダーを越えた友情と感動に期待し、また世界が一つに手をつなぐ姿をしっかりと目に焼き付けたいと思っています。
 猛暑日に熱帯夜がつづく時節、後期高齢者にはちょっと厳しい夏、8月ですが、元気に心わくわくして乗りきりたいものですね。
 
 さて今月号のラインアップですが、上原さんの「絵手紙の一年」と題した記事1本です。絵手紙1年分の再掲と、それらへの榎本進明君、段中文子さん、川副研治君のコメント記事です。
 お楽しみ下さい。
以 上

絵手紙の一年

 1年間におよぶ上原澄子さんの絵手紙を、ここに再掲します。昨年の9月号以来の折々の絵手紙とそれについての同窓生のコメントをご覧下さい。

初回(平成27年9月号)の
「酔芙蓉」です。
2回目(平成27年10月号)の
「秋の花かご」です。


挿し絵に「絵手紙」の提案をしたいきさつ
8組 榎本 進明

左から 村崎君、上原さん、段中さん
 上原さんの絵手紙を知ったのは、平成17年7月21日「東京12期会」の箱根小旅行での「近況報告」で村崎君が「絵手紙」を始めたと話されたときでした。「私もやっている」と上原さん、20年来の絵手紙先輩でした。その後の歓談と「絵手紙」のやり取りで、村崎君はめきめき腕を磨かれて、今やお二人は東京の双璧となっています。(詳細は「12期の広場」平成23年4月号をご覧ください。作品もあります。すごいなぁと思いました)
 それを「ラインアップ」の挿し絵にすれば季節感も出ていいのではないかとHP委員に提案したのが昨年(平成27年7月)でした。本人の了解を得ないままに話は進みました。決定後、上原さんにお電話を差し上げて趣旨説明をしたところ快く引き受けていただき、ホッと胸をなでおろしました。9月号を皮切りに1年という約束でした。
 筆者がHP委員に提案したもう一つのきっかけは、彼女のテニス部での活躍がこの「広場」に載ったからです。それは、平成25年の新年号で「HP委員から」の紹介で素晴らしい成績だったと知ったからです。これも「すごいなぁ」と感じ入りました。このお話もいつか彼女から広場に投稿していただきたいな、と個人的には思っています。
 毎号挿し絵として「絵手紙」が載るようになって上原さんのお孫さんまで「12期の広場」を楽しみに開くようになったと聞いています。また、今年の3月号のラインアップで校内マラソンの成績を知ったお孫さんは「おばあちゃん、すごいね」と言ってくれたそうです。筆者も3度目の「すごいなぁ」でした。絵手紙の挿し絵の効果は他にもあるかもしれません。1年で終えるのは寂しい気もしますが、毎月となると大変ですね。
 HP委員の方々はこの大変な作業を、毎月、平成23年1月から延々5年7か月続けていらっしゃいます。12期以外の人々からのアクセスもあって「継続は力なり」を示してくださっています。ここにHP委員の方々に感謝を申し上げ、読者の我々も記事の依頼があれば、快く受託するようにしたいと考えています。

3回目(平成27年11月号)の
「もみじとセキレイ」です。
4回目(平成27年12月号)
「石蕗(つわぶき)」です。


5回目(平成28年 1月号)は
新年らしく雪の「富士山」。
6回目(平成28年 2月号)の
「やぶ椿」。


絵手紙が終わるそうですね。
5組   段中 文子
 
 12期の広場を拝見していて巻頭文(ラインアップ)と共に上原澄子さんの描かれる絵手紙を毎月、楽しみにしています。懐かしい昔を思い出させる素敵な絵に添えられたお手紙とともに心に残ります。そんな絵手紙の掲載が終わると聞いて、これを機会に1年間の絵手紙を又、ながめて見ました。
 初登場は昨年の9月号でしたね。美しい酔芙蓉の絵手紙に目を瞠りました。家のすぐ近くに、大きな酔芙蓉の木があり、沢山の花を付けていますが、真白な花が夕方にはピンクの色に濃く染まっていく様子が、本当に花が酔っているようで、名前と共に忘れられない花となっています。
 移ろう季節を表し、忘れかけていた事柄を思い出させてくれる一枚の絵手紙に、毎月、何を届けようかと考え、描いてくださった上原さんの心がこもっていて感謝、感謝です。
 お忙しいでしょうが、又、12期の広場で絵手紙と出会える時もあるかと楽しみに待っています。
 暑い中、お元気にお過ごしください。

7回目(平成28年 3月号)は桃の
節句にちなんでの「雛祭り」です。
8回目(平成28年 4月号)の
「春が来た」


9回目(平成28年5月号)は端午の
節句にちなんでの「かぶと」
11回目(平成28年7月号)の「鮎」
 


またの「投稿」をお待ちします。
8組  川副 研治
 
 「12期の広場」を通じて癒しを届けて頂いた大川さんの絵手紙もいよいよ終わりということで、寂しい限りです。
 草花や季節に応じた風物等、優しいタッチで描かれた絵手紙の数々、それに添えられた文章を楽しみにしていました。市岡高校在学時、美術部に少しだけ籍を置いたこともあり、絵には興味があり、油絵、水彩画、水墨画、仏画、絵手紙等々、色々やりたかったのですが、現役で仕事をしている間は、忙しくて手が出せず、今となっては暇はあるが、気力が充実せず、何も出来ずじまいの状態です。
絵手紙なら手が出せそうと思いはするのですが、自然や生き物、季節等々に興味を持ち、絵を描くには、写実でなく、漫画チックでなくと… なかなか難しいものですね。
 大川さんといえば高校時代、テニス部で活躍されていた方で、すっかり体育会系の方だと思っていましたが、優しい絵手紙も描かれる、繊細な一面がおありだったのですね。また間をおいて、ぜひ「12期の広場」にご投稿いただき、我々に癒しを提供して頂きたいと思います。
 
10回目(平成28年6月号)の「紫陽花」です。

【高21期】西尾賢治君を偲ぶ会のご報告


市岡高校21期同窓会 有志代表  竹内 哲

花に囲まれ 音楽に包まれて 笑顔あふれる 楽しい偲ぶ会になりました。
献花、黙祷に続いて、故西尾君へ感謝状を贈呈しました。
同窓会への貢献に対して感謝の気持ちを表したものです。

後半の『想い出を語ろう』では、出席者からいろんなエピソードが語られ、
三味線やギターの伴奏で歌い笑い、温かい雰囲気に包まれました。
最後は、
 ♪さよならさよなら 君に会えてよかった …とってもとっても楽しかった
  …もっともっと話したかった …いつまでもいつまでも忘れない
の斉唱で締めくくりました。

 

なお、今後の同窓会の運営につきましては、
世話人会を構成して西尾君の功績を引き継ぐことになりました。
よろしくお願いいたします。
メンバー: 大西、篠原、竹内(代行)、二村、前川、薮田、山子(会計) 】

【写真あります】
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「12期の広場」7月号のラインナップ

 7月です。いよいよ本格的な夏の到来です。梅雨明けがいつになるのか、気になるところですが、今年も大雨による被害を各地にもたらしています。特に今も続く地震被害に加えての熊本県はじめ、九州地方の「記録的豪雨」とその被害には、言葉がありません。また、異常気象が常態化しているとの実感ばかりが強くなるようで、ちょっと考え込んでしまいますね。
 今年の夏は、近年を上回る、「酷暑」になるとの予想です。もうすぐ満75歳の誕生日を迎え「後期高齢者」の仲間入りの身にあれば、やはり、この一夏をどう乗り切るのかと身構えてしまうようです。また、今秋に予定されている同窓会に元気に出席できるよう、体調に留意してがんばらねばなどと考えています。
 今月号の上原さんの「絵手紙」は、ご覧のように「鮎」です。
 清流を泳ぎ登る姿が涼やかです。添え書きにこうあります。
 「 沼津・三島は富士山の伏流水のおかげで、水が冷たく、美味しいです」
 沼津・三島に仕事で何回か通ったことがあります。どちらかと言えば三島が主でしたが、三島は街の各所に清流や湧水が見られ、文字通り、富士山の伏流水の町と言った印象でした。
 その最大の清流が「柿田川」です。柿田川は全長がわずか約1.2km。日本で最も短い一級河川で、日量100万トン言われる湧水を水源とするめずらしい川です。皆さんもこの川特有の水中植物であるミシマバイカモが自生している美しい姿の映像をテレビなどで見られたことがあるでしょう。しかし、この川も豊富な水量を求めた工場進出などで汚染がひどくなった時期があり、1980年代からのナショナルトラスト運動など、地道な努力で清流がとりもどされたそうです。
 国道1号線のすぐ傍の湧水群から突然のように始まる、川幅が広く、豊かで堂々たる清流は感動ものの一言です。
 柿田川湧水群の水は年間を通して15度。また国の「名水百選」に選ばれており、沼津・三島の上水道にも使われています。毎日、水道の蛇口から冷たい名水がでるのですから、うらやましいこと、この上ありませんね。
 
 さて「12期の広場」今月号のラインアップは次の二編です。お楽しみ下さい。
 
1.  『中務淳行写真展』に行ってきました。  ・・・・・・・・  7組  張 志朗
2.  『フォークダンスの先生』
 
以  上

『中務淳行写真展』に行ってきました。

7組  張 志朗
 
 6月3日(金曜日)の午後、「やまと郡山城ホール」(奈良県大和郡山市)で開かれた『金魚 その池 その街・中務淳行写真展』(開催期間 6月1日~4日)に行ってきました。
 中務淳行さんは、市岡の13期、写真部出身で、読売新聞の元写真部部長。また「奈良市岡歩こう会」や「市岡OB写真クラブ」のお世話をされるなど、13期は勿論、市岡の全体同窓会諸行事で活躍されておられる方です。私の個人的なおつきあいでも、時節ごとのすばらしい作品をメールで送って頂き、楽しませて頂いていることや「12期の広場」にその作品を提供いただいて
いるなどいろいろとお世話になっています。

平日の午後、多くの方々が訪れて熱心に写真展を楽しんでおられました。

 中務さんの個人名を冠した写真展は、読売新聞退社後二回目だそうで、今回のテーマは全国的に有名な大和郡山の金魚です。金魚は夏の風物詩、美しくく詩情あふれる写真展でした。
 久しぶりの古都奈良。近鉄大和郡山駅に降りるのは初めてで、深い緑におおわれた郡山城址を左に見ながらのんびりと会場まで歩きました。晴天の昼下がり、初夏のさわやかな風が吹き、大阪や京都の喧騒はありません。時間までもがゆっくりと流れるようでした。
 写真展会場入り口付近に中務さんの「ごあいさつ」文が、かかっていました。以下に全文、紹介いたします。
 「私が大和郡山市に移り住んだのは8年前。大和郡山市は金魚の国内三大生産地の一つ。朝はカメラを持って、金魚の養魚池の周辺を歩きます。
 春は産卵、ふ化。金魚すくいの夏に出荷が最盛期を迎えます。また酸素補給のため窒素肥料を入れた水は植物性プランクトンで濃いみどり色になり、水面はエサが作る模様で変化し、周りの風景が映ります。秋から冬には強風で波立つ池で群れをなして元気に泳ぎます。
 冬はそこにじっとしていることが多いが、水面に姿を見せることもあり、池に氷が張っても氷を透かして群れ泳いでいるのが見られます。
 金魚池は一年一度、水を入れ替え、干しあげられて、鳥たちの足跡やひび割れた水底の泥が幾何学模様を見せ、水のない池が大きく変化します。
 城下町の名残りがある郡山の街には、金魚が泳ぐ飾りものや公衆電話ボックスなどがみられ、金魚の街らしい装いが見られます。金魚とその池、その街の四季をどうぞごゆっくりご高覧ください。」
 作品は41点です。右回りで挨拶文にある春から冬までの四季それぞれの作品が展示されていました。
 始まりがユーモラスな金魚の絵が入った「マンホール」。金魚の街、歴史が深い城下町への愛着が一杯です。「S字に群遊」「孵化」「色変わり」と春の金魚のさまざまな姿が続きます。「大群泳」は盛り上がるような緋色の塊。また養魚池に鳥害から金魚を守る鳥よけの糸が張られているのですが、それをカメラは五線譜と捉え金魚が泳ぐ様を「五線譜をスイスイ」と題していました。楽しくなりました。
 池には金魚を囲い込むためにびわ湖の「エリ」のような「すだれ」があります。それをアップで切り取った作品は、水面にゆれる光と陰と金魚の饗宴で、さながらアブストラクトのような魅力一杯の作品でした。そのすべてについてご紹介できないのが残念ですが、ご提供いただいた作品2枚を添付します。ご覧ください。


 上は写真展の案内状にも載せられた作品で、凍った水面に野鳥が訪れ、その下に金魚が群れているすばらしい写真です。得難いシャッタチャンスをものにする精進と感性、その技術に感動しました。次の写真は丹精して育てた金魚の出荷です。

 
 写真展では併設された小スペースで「大和百景+α」と題したスライドショウがありました。
 ここで紹介された写真の数は100点以上で、吉野、宇陀、曽爾、佐保川など、奈良県各所の風景写真と中国などの海外の風景写真をスライドにしたものです。やさしい目線と自然体のカメラアングルで、美しく豊かにうつろう風景を切り取っていますが、そうであればあるほど、詩情にあふれて奥深く感じたのは私だけではなかっただろうと思っています。
 まさに、写真家、中務淳行の世界。この一日は「中務ワールド」にどっぷりの一日でした。
 1日から4日の写真展は盛況だったようです。市岡の同窓生が見にこられていたのは勿論ですが、私が居た短い時間内でも、一般客と思われる方々が次々とおいでになっていました。
 12期の同窓生では、3日の午前中(残念ながら午後に行った私とは行き違いになりましたが)1組の久保田靖子さん、4組の古藤知代子さんが来ておられました。
 会場を出た後、折角ですので郡山城址を散策しました。
 郡山城は、天正8年(1580年)織田信長と組んだ筒井順慶が明智光秀の指導のもとにその整備を始めたとのことです。後に豊臣秀吉の弟の秀長の居城になり、100万石の城郭の大増築と城下町の建設が進められ、徳川幕府の時代、柳澤吉里(柳澤吉保の子)が入部の後、城下を中心に心学、国学、漢学、俳諧、茶道、花道などが栄えたそうです。有名な金魚の養殖や赤膚焼がこの時代にさかんになり、特に金魚の養殖は武家の副業としてひろまったとのことでした。
 残っている城郭あとはそう広くはありませんでした。おまけにその大部分が工事中で、高い堀端の石積みの上からの眺望を楽しめただけです。
 城址を囲み、緑にうもれるように創立120年の「奈良県立郡山高等学校」の諸施設が広がっていて、夕方の静けさの中、クラブ活動の学生たちの歓声が響きわたっていました。

『 フォークダンスの先生 』

 高校時代の課外行事で思い出深いものの一つに「フークダンス」があるのではないでしょうか。
 体育祭後のファイアーストームで踊ったことは、今も記憶に鮮やかですが、授業のない土曜日午後、校舎裏の運動用スペースでもフォークダンスをやった記憶があります。
 高校生になって初めて女子生徒と手を取って踊る経験、照れくさかったけれども心踊る楽しい思い出です。
 フォークダンスが初めて母校に入ってきたのは、私達が入学する一年前の昭和31年度のことだったそうです。そのいきさつについて保健体育科 辻井美智子先生が「みをつくし」第84号(学校新聞)に文章を書いておられます。卒業アルバムを開いてみると、保健体育科の先生に辻井先生のお名前がありません。永井先生の誤りではないかと思うのですが、どうでしょうか。
 以下にその文章をご紹介します。(「母校創立百周年記念誌」P272から転載)


 「いつのまにやら、どこからともなく『フォークダンスの先生』と呼ばれるようになってしまいました。本校のフォークダンスはようやく満一歳の誕生をむかえたばかりですが、府下の高校では第一といってもいいと思います。
 昨年の夏、アメリカからマイケル・ハーマン氏一行が来阪された際、府立体育館での講演会に参加して、神沢先生と私が、ファーマン夫妻の手を取って踊る光栄に浴したものです。他に参加された本校の先生方といえば、あなた方が初めて経験をされた当時と全く同じで、『リズムオンチ』人の足をふむ、ロボットのようにかたく、ステップは全くわからないというありさまでした。でもみんな楽しい冷汗を出して、涙ぐましい努力をされました。それでいいんです。フォークダンスはあくまでもやるものであって、見るものでもなく、見せるものでもないのです。みんな一緒に楽しむもので苦しむものではないのです。自分一人で楽しむものでもなく、ただ踊りの手ぶりや、足どりを上手にやるだけのものではないのです。
 フォークダンスをやる人が多くなったことは喜ばしいことだと思っています。しかし一部ではソーシャルダンスなどが反面として持っている享楽的な面ばかりを見る立場から、フォークダンスの在り方について一概に白い目で見る向きもないではないのですが、私達が参加しているフォークダンスが、もっとも健康な明るいものであることは皆さんが体験でおわかりと思います。私達はフォークダンスを通じてすっきりして、明るい交際を楽しむべきなのです。またリズム感覚や、正しい歩行と歩き方を、若さとはちきれるような健康を学びとりたいのです。
 昨年の運動会、夕焼け空の下で運動場いっぱいになって、ほとんど、全校生に近い生徒が市岡のテーマソングともいうべき『オクラホマ・ミクサー』を踊った時、私は感激のあまり涙がとまりませんでした。
  また、秋の遠足で六甲山カントリーハウスで緑の大芝生のもと、まばゆく太陽を浴びながら、2,3時間踊ったことが思い出されます。」

 
 あらためて卒業アルバムを調べたのですが、フークダンスに関連した写真が、体育祭後の「ファイヤーストーム」と、「秋に遠足」の二枚しかありませんでした。いずれも何年次であったのかが不明です。ご容赦下さい。
 フークダンスにまつわるエピソードや思い出話をご記憶の方は是非、ご投稿下さい。 

【高21期】西尾賢治君を偲ぶ会のご案内

市岡高校21期同窓会 有志一同

拝啓 紫陽花から朝顔へと季節は巡ります。
今年の3月に逝去されました西尾賢治君を偲び
皆で想い出を語りあう会を企画しました。
是非ご出席下さいますようご案内申し上げます。
敬具
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【高33期】第5回 市岡高校33期 全体同窓会のご案内

高校33期 松下貴美代
拝啓 皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと拝察いたします。
さて、今年2016年8月13日(土)に第5回 市岡高校33期 学年全体同窓会を開催することになりました。
お忙しいこととは存じますが、ぜひとも皆様のご参加を幹事一同、心よりお待ちしております。
敬具
 
【1次会】  
開催日時 平成28年8月13日(土)14:30~17:30
開催場所 市岡創立100周年会館(市岡高校敷地内)
会   費 4,000円(事前振り込み制)
イ ベ ン ト 思い出のこの一枚・恩師との談笑・校歌斉唱
※ 前回使用した名札をお持ちの方はご持参ください。
   名札をお持ちでない方は当日受付にてお渡しいたします。

【2次会】  
開催日時 同日 18:00~21:00
開催場所 イタリアンレストラン ラーゴディブル
(弁天町駅直結 オーク3F)
会   費 4,000円
イ ベ ン ト 盛りだくさんのお楽しみ
 
【お願い】
現在クラス幹事から順次案内をしております。
このHPをご覧の33期同窓生で案内が未着の方は、お手数ですが
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【ご参考】「異動通知」をご利用になる方へ (ホームページ管理から) 続きを読む