12期の広場

12期の広場

震災お見舞い申しあげます。

 まずはじめに、東日本大震災でおなくなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申しあげます。

 東日本大震災の渦中におられる東北、関東地方在住の12期同窓生のみなさんへ心からのお見舞いを申しあげます。

 地震発生時、関西地方でも震度3のゆれを経験しました。そのゆれは記憶にない、実に「不気味な」長周期地震のゆれで、震源付近での大被害を予感させるものではありましたが、まさか東北と関東一円で今日のような大被害を引き起したものとは夢にも思っていませんでした。

 遠く関西にいる私達は、新聞、テレビの報道を通じてしか、その災害の実状を知るすべがありませんが、大震災の壊滅的状況と、いまだに拡大する震災被害のむごさや酷さに身がすくみ、胸がつぶれる思いで一杯です。

 まず頭をよぎったのは、仙台在住の佐藤裕久さんのこと、そして関東在住の12期同窓生の皆さんのことでした。地震の翌日、首都圏の皆さんに不測の事態が無いようであることが確認され、またその後、長く連絡の取れなかった佐藤裕久さんの無事が確認でき、不幸中の幸いと胸をなでおろしています。また地震発生当日、家に帰れず街頭で一夜をあかしたり、出先から帰宅するのに普段の何倍もの時間がかかったり、自宅が足の踏み場のないほどの散乱状態だったりと大変なご苦労をされたと聞いています。

 今回の大震災は東北、関東一円の広域にわたること、またその被害規模が甚大であること、加えて原子力発電所事故をふくめて現在でもその被害が拡大していることなど、まさに空前絶後の大災害と感じています。

 そればかりか、現在でも震度5クラスの余震が頻発しており、「計画停電」などによる混乱や一部生活必需品が手に入りにくくなるなど、先行きの不安はつのるばかりです。さらに原子力発電所事故による大気、食物、水の放射性物質汚染の広がりは「目に見えない恐怖」だけにその不安を一層深刻にしていると心配しています。

 16年前の阪神淡路大震災で私は、店舗兼住宅を失い長期にわたりテント生活をしいられるなど大変な思いをしました。地震への恐怖や不安や震災被害は筆舌に尽くしがたいものがあると感じています。しかし多くの方々からの励ましやご援助を通して「自分は一人で生きているのではないのだ」との強い思いとそれが力となることをあらためて実感しました。

 私は「皆さんとともに在り、皆さんにどう寄り添えるか」を肝に銘じていきたいと考えています。

 是非、市岡健児の意気を持ち、ねばり強く粛々と前進していただきたいと心から祈っています。また不安ばかりの現状から普段の生活に戻るのにはまだまだ時間がかかると思いますので、どうぞお身体を大切にお過ごしください。

 何かお手伝い出来ることがありましたら必ずご一報くださるようお願い申しあげます。遠く離れてはいますが、共に手をたずさえこの困難を乗り越えていきたいと切に考えています。

大阪府立市岡高等学校第12期生同窓会 幹事会
代表幹事   酒井 八郎


“震災お見舞い申しあげます。” への1件のフィードバック

  1. 井上松子 says:

    被災地のみなさんにお見舞いとお悔やみを申し上げます。余りに悲惨な状況に言葉を失ってしまいます。ささやかですが、私も何かお役に立ちたいと思い、日ごろ得意とする針仕事で被災地のお子さん達にスクールバッグを贈るボランテイア活動で、ミシンを使って縫い上げ早速15個を(財)日本手芸普及協会に届けました。園児や小学生の子供達が悲惨な環境やこれから待ち受けている境遇に負けないで、すこやかに育っていって欲しいと孫に手作りする気持ちで縫い上げました。この活動はまだまだこれからも四月中は受け付けてくれるそうです。お裁縫の得意な市岡の皆さんにも是非参加して頂いて被災地の子供達全員に西日本の子供達と同じように新学期を迎えさせてあげたいと思います。このことをご存知ない方は、ご一報いただければファックスします。

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