12期の広場

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第2回利根川 川歩き(平成20年5月12~13日)

投稿者 川合兵治(4組)
恒例となる、利根川沿いうなぎ食べ歩きのはじまり

 1日目 前回最終地点、「神崎大橋(河口より49キロ)」最寄りのJR成田線下総神崎(「しもうさこうざき」と読む)駅は参加者にとって不便な場所にあり、早朝集合して川歩きを先に進めるにも遠う過ぎる。近辺に宿泊施設もないため、二駅戻った佐原(「さわら」と読む)駅に午後1時集合。今回は、榎本は野暮用で参加できず、新たに大石橋(6組)が参加し、泉、山田、大石橋、川合の4人で歩くことになった。

 佐原に集合したもうひとつの訳は、泉が提案した「歩くばかりでなく...うなぎも食べる...」を実行するため。その日は、創業1825年の造り酒屋「東薫酒造」で昔ながらの酒造り工場や56歳から地図作りのために歩き始めたわれ等が歩きの大先輩伊能忠敬の生家見学など、江戸時代の情緒を残している佐原の町を散策。また、少しはなれたところにある創建神武18年(約2千年前)の香取神宮を参拝(往復約8キロ)。夜は本当にくつろげたこぎれいな宿「一蘭荘(0478-55-2029:朝食付き5千8百円)」のちかくのうなぎ屋「山川(0478-52-5061)」にて台湾産うなぎの晩餐(店主曰く「どこも日本産と言っているが、今はほとんどが台湾産だ!」)を楽しむ。

 閑話休題

 みなさんご存知のように、うなぎは世界の海を周遊することから、「魚」偏に「漫遊」の「漫」の旁をくっつけて「鰻」と書く。たまたま稚魚が獲れた場所が日本であれば「日本産」、台湾で獲れれば「台湾産」となる。また台湾や中国で育てられたものを日本で少しでも育てれば「日本産」となるらしいです。

 2日目 前夜来の台風2号も過ぎ去ったとはいえ、かなりの雨に川合は渋るも、やる気満々の泉と山田に押されて川歩きを決行。

 途中で土手がなくなり利根水郷ライン(国道356号線)を歩かざるを得なくなり、雨の中突進してくるトラックをよけながらの進行で、距離が伸びず、河口より66キロ地点、JR成田線安食(「あじき」と読む)駅まで3キロのところで今回は終着地点とした...というのは表向きで、実際は歩行計画をつかさどる川合の大雑把な距離の測り方による結果であった。

 川合は10万分の1の道路地図をつなぎ合わせた、河口の銚子から水源があるとされている大水上山までの地図を頼りに、その日の歩行予定距離、宿泊地、うなぎや、帰りの電車の最寄駅などを勘案して最終地点をきめるのであるが(最寄りの市町村役場観光課などに相談したりして)、文科系のなせる業か、いつもプラスマイナス5キロ前後狂っていたのだ。

 今回は、川合の計算では終着地点まで23キロは歩く予定であったが、実際は17キロしかなかったと言う事。逆に、予定距離よりも実際の距離が長かったときは最悪だ。4時間前後歩いた後、目的地点まであと何キロありそうだには、全員ゲェーッ!!



翌朝、前日来の台風2号が過ぎ去ったとはいえ、小雨の残る中、山田、泉両兄の熱意につられて決行。写真は第1回ゴ-ル地点に立つ酔狂な輩たち(大石橋君が抜けている)


第2回ゴール66キロ地点にて。ここから最寄りの駅「安食」まで約3キロが死の行軍であった。


“第2回利根川 川歩き(平成20年5月12~13日)” への1件のフィードバック

  1. 川合明 says:

    結構、楽しそうですね。やっぱり、土手をただ歩いてるだけじゃー。泉さんに賛成。周りの田舎町も探検しないとね。

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