12期の広場
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2011年6月1日
第6回利根川 川歩き(平成22年3月28~29日)
川合兵治(4組)
群馬名物は「かかあ天下と空っ風」とはいうが
1日目 東武伊勢崎線羽生駅AM10:00集合。今回は新たに西條(3組)が参加。泉は緊急事態発生で不参加。榎本、大石橋、山田、西條、川合の5人で決行。千葉―茨城―埼玉を踏破し、いよいよ水源のある群馬に入る。3月も終わりだというのに、寒冷前線が停滞していて、身を切るような寒さの中を出発。昼食をとった場所(熊谷市俵瀬)に地元出身、日本初の女医、女性運動家の荻野吟子(1851~1913)記念館(無料)があり、拝観する。この日の終着地「刀水橋(全長810m)」から宿への途中にある日本三大聖天のひとつで、埼玉の小日光とも言われている「妻沼聖天山」を参拝。平成15年から続いている修復中の本殿には、左甚五郎作といわれる「猿を救う鷲」の彫刻があるといわれているが、
修復費用基金として拝観料御随意にといわれ断念。夜は境内にある文豪田山花袋「残雪の家」の舞台となり、花袋も泊まったといわれる料亭「千代枡(0485-588-002)」にて恒例のうなぎ晩餐を満喫し、元気のいいかみさんのいるビジネス旅館「明治屋」へ。
閑話休題 荻野吟子の生涯は、渡辺淳一により「花埋み(はなうずみ)」の題名で小説化され、1971年大空真弓主演でテレビドラマ化、1980年山本陽子主演、1998年三田桂子主演(「命燃える」)でそれぞれ舞台化されている。
2日目 天気はピーカンだが、前日以上に冷え込みが厳しく、その上に
群馬特有の「空っ風」が吹きすさび、しかも向かい風で、体中のエネルギーが吸い取られるような中を必死で歩行。おかげで赤城山、子持山、小野子山の連山(右から)がくっきりと見えたが、最終地点の河口から181.5キロに着いた時には全員疲労困憊。近くの「坂東大橋(全長917m)」で写真を撮ったあと、帰路に着こうとした時、山田が「携帯が無い」と叫ぶ。たぶん最後の休憩場所に忘れてきたのでは、ということで、
ひとりで探しに戻ることとなった。帰路のJR高崎線本庄駅近辺にあるこだま温泉「ファミリープラザ」にて合流するも、携帯は無く、向かい風で歩く気も起こらず、近くにあったゴルフ練習場からタクシーで来たため思わぬ散在となったとの由。(ちなみに、「かかあ天下」は、男は国定忠治を初めとする遊び人が多かったのに対し、女は「働き者のかみさん」が多かったから、「空っ風」は「雷」という意味だそうです)


連載:利根川川歩き
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