12期の広場

12期の広場

「12期の広場」 5月号のラインアップ

 月並みですが、5月は新緑の季節です。筆者は武田尾近くの山肌を切り開いたニュ-タウンに住んでいるのですが、爛漫と咲き誇った4月の桜に負けず劣らず、新緑とくに芽吹きの美しさに目を奪われます。

 団地の南斜面に約20m位の巨木、メタセコイヤが一列5、6本ずつ、勾配なりに5列程、植わっているところがあるのですが、その一斉の芽吹きが見事です。

 もともとメタセコイヤの枝振りは幹から枝、小枝、またその梢にいたるまで、他の樹木に比べより細密に広がっているようです。落葉した後の樹の形は目の粗い紡錘形のほうきのようにも見え、その整った枝々から点々と芽吹きが始まると、まるで一面に薄緑の沙をかけたようです。そしてしばしの間に、沙から萌黄のカ-テンと変わって行きます。「風薫る五月」といいますが、この木立を吹き渡る風はきっと「清々しい芽吹きの香り」がするのでしょう。

 芽吹いた一葉がたくましい万緑に、そしてそのやわらかい薄緑はしたたるばかりの深緑に。山裾の萌木の緑は笑うように山尾根を目指して駆け登って行き、透け見えていた山稜をくっきりと緑で線引きします。

 

 五月晴れの空に、鯉のぼりが悠然と泳いでいます。5月は端午の節句。

 コンクリ-トの壁に記した孫の背の丈もすでに130cmをはるかに超えました。

 

 さて今月号のラインアップです。お楽しみ下さい。

  1. アンコ-ル・ワットに行ってきました。」       4組  古藤 知代子
  2. 舞州“市岡の森”お花見と圓尾君の画展の報告」   8組  八島 平玐

以上

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