お知らせ
2011年8月
2011年8月1日
利根川を歩いて-川合君のリーダーシップ-
8組 榎本 進明
正直、私はリタイアするかもしれない、そして続くとは思わなかった。利根川全長322kmは、322kmに意味があって、それはウォーキングコースを毎日7km歩くと46日で踏破できる。それで利根川の長さを歩いたことになる。実際に地球を一周しなくても40,000kmをどこで歩こうが地球を一周したのと同じ距離になるのと似ている。そんなことを考えていた。
しかし、川合君の情熱には負けた。河口から連続して歩かなければならない。利根川を歩いたことにはならない。利根川を区間に区切って暑いときには涼しい上流を歩いたり、たまには下流に下ったり、最終的には全区間を踏破しても歩いたことにはならない。そんなことは一切許さない。実に律儀で河口から上流に向かって一歩一歩ひたすらに上流を目指す。まるで鮭の遡上のように反則は許さない。このリーダーシップに私はついていったのである。
私は第2回と第3回は不参加だったが、川合君と山田君の二人は完歩した。しかし、山田君の日程が合わず参加が危ぶまれたときがあった。それは第8回のときで、山田君は「皆の都合のいい日にしてくれ」と言ったが、川合君は全区間踏破が途切れるのは良くないと言って皆に声を掛けて調整した経緯もあった。もちろん皆は山田君の日程を最優先にしたが、結果的には山田君が日程を空けることに成功して事なきを得たのだった。

この川歩きは第9回で最終となったが、12泊21日を一緒に過ごして、やはり河口からひたすら上流を目指したことに意義があったのだなとつくづく思う。そして、歩いているときも、宿でも、温泉での裸の付き合いでも、語らいがあり絆が深まっていったのは言うまでもない。
いま回想するとひとつ一つ懐かしさがこみ上げてくる。市岡12期生としてこんなに長く寝食を共にしたことはなかった。一大イベントだったのだなぁと思う。
(さらに…)
2011年8月1日
利根川歩き雑感

5組 泉 信也
「利根川を河口の犬吠岬から源流まで歩き通しました」等と云っても大抵の人はその苦労や喜びを分かってくれない。それで良いのだ、それにしてもこういう途方もないことを考えつくのは市岡のDNAなのか、その上俺も一緒にという輩が6人もいたのも驚きだ。
家康は秀吉に三河の領地を召しあげられ関東に国替えになった時、泣き言を言わず、彼の地には開拓の楽しみがあると言ったそうだが流石の慧眼である。農に始まり、工商の集積そして今につながる人と文化、この豊かさをもたらしたのが利根川の流れだ。足掛け5年、雨にもめげず、風にも負けず、暑さ寒さもなんのその、良い仲間に恵まれてその日本一の流域の景観と歴史を心ゆくまで楽しめたのは秘かな誇りだ。もちろん土地土地のご馳走や疲れた足を癒してくれる温泉も忘れられない。
心残りは源流の一滴を見ていないことだ。もと山岳部のエキスパートにガイドしてもらっても沢を最後まで詰めるのは無理のようだ。越後側から大水上山に登って源流に下ると云う手がある。全員で行こう、そして次は荒川だ。
2011年8月1日
利根川 川歩き感想

6組 大石橋 宏次
9回にわたる利根川河口から源流に至る川歩き(私は8回ですが)を終えて、強い達成感に浸っています。子供時代を関西で過ごした私は淀川、大和川などなど関西の川にはなじみ、親しみがありましたが、成人後東京に来たため、あまり関東の川には親しみを持つことはありませんでした。
今回の利根川歩きを通じて、川沿い各地の風景や人々、古い宿、点在する旧跡などに接し、これまで味わったことのない感動を覚えました。そしてこの川が親しみを超えて、好きになりました。
こんな機会を与えてくれた川合君、榎本君、そして楽しくまた厳しい時に支えながら共に歩いてくれた泉君、山田君、西條君に心から感謝しています。
次回(荒川?)が楽しみです。そして参加者もさらに増えればと願っています。
(さらに…)2011年8月1日
利根川歩きつれづれ

3組 西條 軍蔵
同窓会の二次会で飲んだ数人とのなかで利根川歩きに参加を勧められ 皆について行けるものか心配だったが第6回から参加した。それが私にとっては初体験なのだがいきなり上州空っ風の洗礼をうけ参った。しかし夜のうなぎと酒はうんまかった!
第7回は熱中症と戦いながらの死の行進。第8回は川歩きとゆうより半分山登りの気分だった。疲れを癒した宝川温泉は最高!雨上がりの虹はきれいだった。
そして最終回第9回はダム湖をみながら八木沢ダムで万歳 バンザイ!!と叫びましたね。露天風呂と熊なべ等など一人では決して出来ないことをすばらしい仲間と達成できたことに多々感謝である。有難う!!これからもよろしく願います。
2011年8月1日
川歩きのおまけ
第9回の帰りの列車の中での話。次はどこにしようかということになって「荒川」と決まった。 荒川の源流は標高2475mの甲武信(こぶし)岳直下にあり、約2200mから湧き出る水を最初として、東京湾まで流れ出る延長173kmの川である。秩父側から水源まで歩いて辿り着けるかは調査をしていないが、登山になることには間違いない。
そんな話をしていると、もともと登山に自信のない山田と川合も今まで登ったことのない高尾山なら登りたいと言ったので、急遽計画することになった。標高599mで六甲山よりはるかに低い山を、往復ケーブルカーを使って登ることにした。 このケーブルカーは、高低差271メートルを一気に1分強で昇り降りする日本最急勾配30度8分のケーブルカーである。 |
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男性は利根川メンバー6人に加え、高尾山に近い地元八王子の萩原君(8組)、そして女性4人、杲田さん(2組)、高谷さん(2組)、坂野さん(2組)、藤原さん(1組)を誘い、総勢11人で7月14日(木)登ることになった。 |
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