お知らせ

0年

第8回市岡OB写真クラブ作品展

 1月19日、恒例の「第8回市岡OB写真クラブ作品展」に行ってきました。会場は昨年と同じ大阪天満宮近くのMGAギャラリーです。
 この日は薄日はさすもののいつ雪が降り出してもおかしくない寒い日。自宅で昼過ぎまでクズクズしながら、午後2時頃にやっと重い腰を上げて出かけました。1年ぶりのOB写真クラブ作品との再会は、やはり興味深く、元気が出るものでした。
 入り口近くに次のあいさつ文がありました。
 「私たち市岡OB写真クラブは市岡高校のOB・OGとその家族や友人たちが集まって、月に一度撮影にでかけ、学校で例会を開いています。旧制中学の卒業生から社会人として忙しく活躍中の会員まで年齢差は30歳あまり、写真を撮ること、見ることを楽しんでいます。第8回を迎え、少し上達したかなあ、というところです。どうぞごゆっくりご高覧ください。仲間入りしようという卒業生は是非どうぞ」
 作品数は出展者18名の36点、小ぶりですが、シックなギャラリーの壁面一杯に力作が展示されていました。作品展を訪れのは今回で4、5回目だと思います。リーダーの中務敦行 ( 高校13期 元読売新聞写真部長 ) さんの指導とクラブ員、皆さんの切磋琢磨の賜物でしょう、すべての作品が、すばらしい出来栄えと感じました。
 会場で当日の当番であった、薮田尹久子(14期)さん、椿良忠(15期)さんのお二人とお話しさせて頂きました。お二人とも市岡高校在学時は写真部だったそうです。椿さんはOB写真クラブ発足時からのメンバー、薮田さんは高校時代から教員時代を含めて写真との縁が切れないと楽しそうに笑っておられました。薮田さんは14期ですから、昨年亡くなった同期の川西君をよく御存じで、彼の思い出話に少々、しんみりでした。
 私は「12期の広場」のホームページ委員になってから、記事用の写真を撮ることが多くなりました。考えてシャッターを押すものの写真の出来は、ピントボケに始まり、肝心要の写したいものにフォカスしていないなあーまでのからっきしです。そんな自分ですから、ことさらに近づいては見、離れては見、メガネをはずしては見るなどして鑑賞させていただきました。
 感性ゆたかに選んだ被写体に、息をこらしてシャッターチャンスを待ち、そしてその瞬間を捉える、そんな思いが伝わり、どの写真も流石の「手練れ」と感心することしきりでした。
 薮田さんの「モネの絵に似た池」は岐阜県関市での撮影で、柔らかくて美しい写真に仕上がっており題名通り、椿さんのハスの葉に溜まった水滴の写真は、葉脈に沿って水に映える光が魅力的でした。市街地の水辺(題名:「魅惑」)とこれまた市街地の窓ガラスの雨しずく(題名:「驟雨」)を撮った山田美代子さん(7期)の写真と、長野県小谷村の秋(題名:秋彩」)、大台ケ原の星空(題名:「夏の夜の夢」)を撮った内山博子さん(15期)の写真が大層印象的で、長野県八方尾根で花にくらいつく蜂の鮮やかなシマシマを撮った里見慶彦さん(15期)の写真の題名に「頑張れタイガース」とあったのには思わず笑ってしまいました。わが同期の高見政博君は「早春の妖精」と「オオヤマレンゲ」の二点、可憐な花の写真を出展していました。当日、会えなかったのですが、傍にいるように感じる、優しくて静かな写真で、妙に納得しました。
 毎回感じることですが、よわいを重ねてもなお盛んな感性と好奇心、写真クラブ皆さんの熱い気持ちに脱帽のひとときで、足どりも軽くなったように会場をあとにしました。
( 張 志朗 - 記 )

2月の写真 二枚

* 昨年の年末に1組の藤本加奈子さんと6組の井東一太郎くんから写真が届きました。
  藤本加奈子さんからの分は海外旅行によく出かけられると聞き、その写真とコメントをお願いしたもので、井東君の分は、彼のアルバムにある写真の中で「珍しい」と思われるものをお願いしたものです。偶然ですが、2枚とも2月の写真です。
 
「南仏のニース海岸のモーニングセット」



 先日は丁重なお電話有難うございました。写真はニース海岸で頂いたモーニングセットです。南仏ニースを拠点に国鉄や路線バスを使い、モナコ、カンヌをはじめマントン(レモン祭り)、ニースのカーニバル、ツウレットシュルール(すみれ祭り)、ランドリューラナプール(ミモザ祭り)などコートダジュールを殆ど廻りました。2月といっても陽光サンサン、波もなく泳いでいる人もいましたよ。来年はまたパリに行く予定です。 ーーー 藤本 加奈子
 
「テーブルマナー」



 高校3年次の卒業間近い2月に「テーブルマナー」の講習会がありました。「百周年記念誌」の「年表」に拠りますと昭和35年2月8日「三年特別講習(美容講話、テーブルマナー)」、11日「三年女子特別講習(午後 テーブルマナー)」とあります。この写真は8日の「テーブルマナー」講習時のもののようです。とすれば、2月11日にも「テーブルマナー」講習はあったのでしょうか。まったく記憶にありません。それはそれとしても、女子が中心のようですが、男子も参加しています。なつかしい写真ですね。誰が誰かわかりますか。井東君の記録によると場所は電気科学館の地下だったそうです。

「12期の広場」新年号のラインアップ

 あけましておめでとうございます。新しい年、2017年がスタートしました。
 「12期の広場」も2011年の開設から満6年が過ぎ、今日、この日から7年目の新しい歩みを始めます。開設時の勢いに比べると、現状、ややかげりがありますが、気持ちだけは新たに頑張るつもりでいますので、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 76回目の正月です。幼い頃のように、「もういくつ寝るとお正月」と指を折って待ち焦がれたお正月のようにはいきませんが、やはり、この日ばかりはどこか心が華やぎ、しみじみと気持ちがあらたまるものですね。なにより、家族が集まり新年のあいさつを交わし、正月膳を囲むのはうれしいものです。そして、今年1年が平穏でありますよう、家族一同が健康でありますよう、うれしいことが一つでも多くありますようにとささやかに念じたりします。
 私ごとで恐縮ですが、この春、遠くにいる一番上の孫が高校を受験します。特に有名進学校を受験するわけではありませんが、行きたい高校に合格し、有意義な学園生活とすばらしい友にめぐりあってほしいと、「爺馬鹿」よろしく、今からどきどきしています。
 思えば、市岡高校への入学は、まさに筆者の人生のとばくち、と同時にすばらしい恩師と多彩な個性をもった学友にめぐりあい、そして営々と培われた伝統にはぐくまれた高校生活であったようです。その市岡高校が定員割れから存続の危機にあると言いますから、あらためて、いたたまれない気持ちになります。市岡高校は卒業生である私達が拠って立つ所の母校、現役生徒にとっては大切な伝統ある学び舎です。なにがなんでも、この危機を乗り越えられるよう切に願うばかりです。
 正月号ラインアップのカットとしては地味かもしれませんが、 井東一太郎君(6組)が保管しておられた写真を添付します。
 これは1961年1月2日に 桑山貞子さん(2組)の自宅であった同窓生有志の新年会の写真だそうです。高校卒業後1年目の写真ですから、大学入学後または社会人初年の頃のものです。和服も洋服もみなさん良く映えて、なんと華やかで初々しい写真でしょう。女子の殆どは微笑みを浮かべていますが、男子はかたく口を閉じています。新年を迎えて、それぞれの夢と希望と理想に溢れる心情が見て取れ、ただただ懐かしく、心が温かくなります。
 齢をかさねていまや、老境。このまばゆいばかりの若さは望むべくもありませんが、市岡の健児の心意気と初志はいつまでもいつまでも大切にしたいものです。
 
 さて「12期の広場」新年号のラインアップは以下の通りです。お楽しみ下さい。
 
1.「あけましておめでとうございます」         12期同窓会代表幹事 酒井 八郎(4組)
2.「写真投稿」― 12期修学旅行 雲仙 旅館 芳仙館           井東 一太郎(6組)
3.「シャソン・コンサート」                               榎本 進明 (8組)
以 上

あけましておめでとうございます

大阪府立市岡高等学校12期同窓会 幹事会       
代表幹事 酒井八郎
 
 12期の皆さん、あけましておめでとうございます。
 昨年、秋の同窓会、福井金治先生、田中順三先生をお迎えして67名が無遅刻、無欠席で開催できましたこと、皆様に感謝申しあげます。
 1年がかりでクラスメイトに連絡をとりながら準備を進めて下さった各クラスの幹事さんに、そして今回は欠席とのハガキを投函されながら、応援してくださった方々にお礼申しあげます。
 同窓会で盛り上がった同窓生のパワーの余韻のおかげか、猛威を奮い始めたインフルエンザの侵入も跳ね除け、新年を迎えることができました。同窓会に感謝!感謝!です。
 会が始まる前の嶋田ハル子(旧姓 杉山 3組)さんのご指導による筋力トレーニング、ご参加いただいた皆さんは、いかがでしたか。その後も筋トレを心がけていることもあって、新年をケガなく、前を向いて歩んでいこうと思います。
 「後期高齢者」と言われると、「老人」になったと思うはずなのに、同窓会での仲間の元気な声に、そんな思いは全く感じられず、毎日、毎日をそれぞれ精一杯生きている様子をつくづく感じました。
 若い時のように跳んだり跳ねたりはできなくても、日々の生活の中で、少しずつ運動を続けていくこと。人との係わりを常に保つことで肉体と心のバランスを良くしていこうと、新年、自分に言い聞かせています。
 春に向けて、母校での豚汁会、4月第2日曜日の「市岡の森」でのお花見会、6月の母校同窓会、秋には東京12期会の同窓会が予定されています。
 後期高齢者になって母校と係わりのある4つの行事に今年は全て参加するつもりです。
 「僕も!!」「私も!!」と一人でも多くの同窓生がご参加下さることを願っています。
 最後になりましたが、毎年「12期の広場」の充実に努力を惜しまず、編集くださる、ホームページ委員の皆様、そしてご投稿下さる同級生の皆様に心から感謝申しあげます。
 新年を迎えて12期の皆様のご健勝と、支えてくださるご家族の皆様のご多幸を謹んでお祈り申し上げます。
2017年  元旦

「写真投稿」― 12期修学旅行(1959.3.26) 雲仙 旅館 芳仙館

6組  井東 一太郎
 
 修学旅行は2年生の時なので,難波先生は5組です。前半24~28日と後半25~29日に分かれて同じコースを旅行。写真を見ても,この旅館(雲仙―芳仙館)で泊まった記憶もないのだが,写真を見てやはり,泊まったんだという証ですね。皆さんのご記憶はいかがですか。


※ 懐かしい写真ですね。とは言ってもこんな写真があったことさえも記憶にありません。早速井東君にお会いし、お持ちのアルバムを見せていただきました。
これ以外にも下の二枚の集合写真を保管しておられたので送っていただきましたので、ご覧ください。
―― HP委員 記
 
大分の高崎山です。写真左下に猿が映っています。餌をやろうとして追いかけられたことを想いだしました。
 

長崎の平和記念像の前ですね。

シャンソン・コンサート

8組  榎本進明
 
 東京12期会会長である大石橋君の令夫人(あい美沙子さん)のシャンソンコンサートが昨年の11月27日(日)に開催されました。朝は晴れ、午後は夕方から雨になるとの予報。その通りになったが小降りであったので濡れずにすみました。このコンサートは毎年行われています。今年で何回目かは聞き漏らしたが筆者は5~6回しか参加していない。ご夫婦で参加したのは5組10人。西條君は奥様がシンガポール旅行中で残念ながらお一人での参加でした。
 シャンパーニュという名のシャンソン専用の会場は新宿御苑の近くにあって、そこのオーナーから今年はソロコンサートを提案されたそうですが、横浜の仲間である男女1名に協力していただいて3名で行われました。

入場券
プログラム


熱唱する あい美沙子さん
 コンサートはプログラム通り進行しましたが、あいさんが司会・進行役で、特に歌の初めにそれを選んだいきさつやエピソード・思い出を話されたイントロも印象に残りました。その一部を紹介します。また、夫君宏次君への感謝の思いをこめたプログラムにもなっていました。
  • ☆待って・・・この歌はシャンパーニュの先代オーナーであられる矢田部道一さんの訳詩でありますが、とても男性が訳したと思えない歌詞で驚きます。”待って、入るのは着替えが済むまで、待って、裸なのお風呂上がりだから”から始まる歌詞は色っぽくて、聴く人に次の展開を想像させるみごとな出だしです。ドキドキ感に思いっきり浸らせて、期待させて・・・。最期には ”いいわよ、どうぞ!” と彼を部屋に招き入れる辺りはみごとな終わり方です。
  • ☆人の気も知らないで ☆陛下お茶をどうぞ・・・この2曲は吉住法子さんの訳詩、作曲になりますが、こころざし半ばで残念なことに他界されました。生前先生から「あいさんは自分にあった曲をじっくり歌っていくと、良い歌い手さんになると思いますよ」と言って頂いていました。
  • ☆人の気も知らないで・・・淡谷のり子さんが歌われて有名な曲ですが吉住法子さんは一番原曲に忠実に訳しましたとの事でした。年下の男性に恋をしてしまった女性のストレートな女心が共感を呼びます。

今回出席の東京12期会の皆さんと奥様
☆ケ・サラ・・・有名なカンツォーネなのですが、今回は伊東ゆかりさんが歌っておられる日本語版が、とても今の私の心に染み入りましたので、こちらで歌わせて頂きました。  ”見えない明日を夢みて、喜び悲しみ歌い続けるそれが私の人生” で締め括りますが、そうなんです。2月肺癌手術から生還してくれた夫に感謝と、これから二人で終活に向かって行く私の人生そのものなので、ラストソングに選ばせて頂きました。この様に歌はその時の聴く人の心に響き、少しでも心に残せればこんなに嬉しい事はありません。私のモットーは”有名にならなくてもいい、自分らしさが伝えられる味のある歌い手になりた~~い”です。

 今回も素晴らしい歌とトークで観客を楽しませてくださったあい美沙子さんでした。筆者も家内も余韻をもって小雨の中を二次会の会場に向かいました。
 
 二次会は11人全員参加でにぎやかでした。あい美沙子さんを中心にシャンソン談義。観客も多かったし大成功だった。と思いきや、本人は反省するところ大とのことで、後日談では帰宅後は寝付かれず一睡もせずに夜が明けたと話してくれました。でも二次会では、12期生とその奥様も交えての飲み会に大はじゃぎされていました。エンタテナーに徹していただいたと解釈しています。宴も終盤近くになって、10月23日に結婚50周年を迎えた筆者夫妻の金婚式に皆さんが乾杯して祝ってくれました。来年は1組、再来年以降は次々と金婚式を迎えるペアがいらっしゃって、皆で「二人そろって長生きしよう」と盛り上がったところでお開きとなりました。

「12期の広場」12月号のラインアップ

 12月、師走です。「もう12月か・・ 」と時の流れの速さに驚きながら、口をついて出るこの一言が正直な今の心境です。
 
11月24日、初積雪のマンション駐車場
 先日、関東地方を中心に気象観測が始まって以来、初の11月の積雪がありましたね。その写真を横浜在住の同窓生が送ってくれました。右の写真がそれです。今年の冬は寒さが厳しい冬になるとの予想で、寒がりの筆者としては気が重くなります。
 
 真っ赤に紅葉していた近くの街路樹も今は丸裸、その落ち葉が寒風にからからと音をたてながら舞っています。繁華街でも恒例のイルミネーションがあちこちで始まりました。百貨店やその周辺はクリスマス飾りとポインセチアの赤と緑が溢れています。街も人も背中を丸めるようにしておおつごもりへとまっしぐらの感じ。何をするわけではないのですが、せわしなく追い立てられるように思うのは筆者だけでしょうか。
 
 さて「12期の広場」も今年最後の号です。
 10月の同窓会の余韻を残した構成になりましたが、「世間しらず」さんがリレー投稿に「つれづれに ⑤ 」を投稿してくれました。題名は「つもり10条」です。市井に生きるさりげない言葉が並んでいますが、なかなかどうして味わい深いものですね。
 カナダのトロント在住の山本久美子(旧姓 古荘)さんが日本に里帰りされました。1年振りの再会です。12名の同窓生が集まり、彼女を囲んで歓迎食事会が開かれました。それを川村浩一君が書いてくれました。
 お楽しみ下さい。
 
1.「同窓会幹事会が開かれました」
2.「山本さん(旧姓 古荘)を囲んで」  ………………………………  8組 川村 浩一
3.「つれづれに ⑤ -つもり十条- 」 ………………………………  「世間しらず」

以 上

同窓会幹事会が開かれました。

 11月22日午後5時から、大阪のお初天神近くの「がんこ」で今年最後の同窓会幹事会が開かれました。主旨は、10月に開かれた同窓会の会計収支報告の確認と撮影した写真の仕分けとその発送準備、それから4月以来の同窓会準備とその実施でご苦労された幹事さん達の懇親でした。

 ここには各クラス幹事さんが参加されました。
 1組は鈴木政子(旧姓 酒井)さん、高橋三和子(旧姓 平田)さん、八島節子(旧姓 軽矢)さん、2組は北浦昌子(旧姓 小寺)さん、山西邦子(旧姓 西海)さん、藤田克子(旧姓 山下)さん、峰松幸子(旧姓 二口)さん、3組は石井孝和君、清水誠治郎君、4組は酒井八郎君、原清明君、古藤知代子さん、5組は稲葉勝也君、段中文子(旧姓 高田)さん、6組は武田博君、畠平雅生君、7組は上野裕通君、田端建機君、張志朗、8組は川村浩一君、末廣訂君、八島平八君の22名でした。

 まず、2016同窓会の盛会と参席して下さった恩師の先生方と67名の学友への感謝、4月以来の幹事さんのご苦労へのねぎらいを込めて、副代表幹事の末廣君が乾杯の音頭をとりました。
 次に会計担当幹事の原君と古藤さんから同窓会会計報告がありました。
 今同窓会の収入は660,000円(同窓会会費と寄付金合計)、支出は650,176円(ホテルへの支払、通信費などの事務費、写真代など)で、9,824円の黒字でした。残金は同窓会会計に繰り入れとなりました。
 また幹事会では同窓会参加者へ送るための写真の仕分けを行い、発送準備をしました。写真と会計の収支決算報告書は同封して後日、発送されました。

 

 同窓会から1か月ですが、幹事さん22名が集うとさながらミニ同窓会、やはり楽しいものです。同窓会の写真やその後のグループの集いの写真などを見ながらの話題で盛り上がりました。

 最後に代表幹事の酒井八郎君から、次回の同窓会に向けて頑張ろうとの主旨の発言がありました。幹事全員から賛成の拍手が起こり、幹事会は午後9時前に無事、終わりました。

「山本さん(旧姓 古荘)を迎えて」

8組   川村 浩一

 毎年帰国されている山本久美子さん(旧姓 古荘、5組)が今年もカナダから帰って来られました。毎年、1ヶ月以上の休暇をまとめてとられるそうですが、うらやましいですね。
 
 例年8月の暑い時期に帰ってこられていましたが、今年は10、11月。日本の秋を満喫していただけたでしょうか? 休暇前半はあいにく暑い秋でした。同窓会が大阪で10月16日にありましたが、残念なことに帰国後の忙しいスケジュールに合わず出席は叶いませんでした。


 そこで張君の骨折りで11月5日の土曜日に山本さん歓迎の食事会。場所は梅田・マルビルの「たなごころ」に山本さん含めて12人(ちょうど広島出張中の東京の泉君が飛び入り参加)が集結。(田端君が抜けていますが下の写真をご覧ください。)
 左から末広君(8組)、酒井君(4組)、塩野君(8組)、川村(8組)、柏木さん(旧姓 後藤、7組)、木本さん(旧姓 勝原、7組)、段中さん(旧姓 高田5組)、山本さん(旧姓 古荘)、古藤さん(4組)、泉君(5組)、撮影は張君(7組)です。
 
 
 
 田端君(7組)も参加して薀蓄をたっぷり聞かせていただきました。
 食事会の「たなごころ」と地下の喫茶店での2次会の4時間ほどおしゃべりを続けました。

 翌6日(日)は山本さんと柏木さんに京都の秋を楽しんでいただきました。京都駅・伊勢丹の美術館「えき」の「マリー・ローランサン展」を見て、JRで京都を代表する紅葉スポット、嵐山へ。もみじもほんのり上品に色づいていました。竹林の道の人の多さには驚きました。
 あと、嵐電・阪急で祇園に。祇園のお店で食事。4時間も何ということなくおしゃべり。
 
 さらに次の日、7日(月)は京都グランヴィアホテルのロビーで仲良し3羽ガラスの山本さん、柏木さん、倉森さん(旧姓津田、5組)が3時間おしゃべりされたそうです。さぞ、にぎやかだったことでしょう。
 
 来年も山本さんが帰国されると思います。ミニ同窓会に皆さんご参加を。
 
 2011年に「12期の広場」を始めて以来の山本さん歓迎の記事、ご参考までに挙げておきます。
 ( )内は筆者です。
 
 2011年10月「私の一時帰国」(古荘さん)
 2012年10月「古荘さんを囲んで」(HP編集委員)
 2013年10月「古荘さんの里帰り」(川副君)
 2014年10月「古荘さんの里帰り食事会」(HP編集委員)
 2015年10月「山本さんを囲んでの食事会」(HP編集委員)

『リレー投稿-つれづれに ⑤』 「 つもり十条 」

  1. 高いつもりで低いのは、 教養
  2. 低いつもりで高いのは、 気位
  3. 深いつもりで浅いのは、 知識
  4. 浅いつもりで深いのは、 欲の皮
  5. 厚いつもりで薄いのは、 人情
  6. 薄いつもりで厚いのは、 面の皮
  7. 強いつもりで弱いのは、 根性
  8. 弱いつもりで強いのは、 我
  9. 多いつもりで少ないのは、分別
  10. 少ないつもりで多いのは、無駄

 高尾山に登って城山を縦走して下山したときに、ふと立ち寄った田舎の喫茶兼食堂で見た言葉です。老夫婦が営んでいる派手ではないが清潔感のある食堂でした。
 何気なく食器置き場の隅っこに人知れず「つもり十条」が貼ってありました。それは私が座った位置からだけ見える場所でした。
 誰の言葉なのかなぁ。ご自分の作かなぁ。と考えながら下山後のビールを飲みました。勘定をお願いしてお釣をいただくときに、両手で包み込むように返してくれました。
 笑顔で「有難うございました」と言われたときは心温まる思いでした。
 ただ貼ってあるだけではないんだなぁ。実践されているんだなぁ。いいご夫婦だなぁ。
 山は快晴、ビールもよく効き、最高の気分で車中の人となって帰路につきました。

(世間知らず)

《追伸》
 今回投稿しようと思ってネットで調べてみたら既にありました。
「つもり違い十条」というタイトルでした。また、「・・・・は」ではなく「・・・・が」でした。
そのほかにも、四十箇条もあるのには驚きました。しかし、老夫婦が営んでいた食堂ではじめて見たときの感動には及びません。

 ここに四十箇条も載せておきますので、味わいのある言葉をお楽しみください。

高いつもりで低いのが教養
低いつもりで高いのが気位
深いつもりで浅いのが知恵
浅いつもりで深いのが欲望
厚いつもりで薄いのが人情
薄いつもりで厚いのが面皮
強いつもりで弱いのが根性
弱いつもりで強いのが自我
多いつもりで少ないのが分別
少ないつもりで多いのが無駄
 
広いつもりで狭いのが見識
狭いつもりで広いのが人脈
大きいつもりで小さいのが目標
小さいつもりで大きいのが損失
明るいつもりで暗いのが指針
暗いつもりで明るいのが不正
重いつもりで軽いのが責任
軽いつもりで重いのが権限
早いつもりで遅いのが報告
遅いつもりで早いのが噂話

長いつもりで短いのが人生
短いつもりで長いのが青春
遠いつもりで近いのが因縁
近いつもりで遠いのが血縁
固いつもりで軟らかいのが結束
軟らかいつもりで固いのが思考
熱いつもりで冷たいのが人気
冷たいつもりで熱いのが恋心
辛いつもりで甘いのが自評
甘いつもりで辛いのが人評
 
速いつもりで遅いのが連絡
遅いつもりで早いのが時間
良いつもりで悪いのが世話
悪いつもりで良いのが友誼
安いつもりで高いのが奉仕
高いつもりで安いのが給与
鋭いつもりで鈍いのが注意
鈍いつもりで鋭いのが中傷
苦しいつもりで楽しいのが仕事
楽しいつもりで苦しいのが生活

 はじめの10箇条は東京・奥多摩の高尾山には真言宗智山派の大本山である「薬王院」があり、そこに「つもり違い十ヶ条」という看板があるそうです。