同期会

ひろばリバイバル

『趣味のギャラリー』―「陶芸について (1)」

8組   山田 正敏
 
 昭和39年 大学卒業以来38年間、61歳でサラリーマン生活を卒業。その後の勤めについては一切考えず、生活については退職金、年金と僅かの蓄えで何とかなるだろう位の考えでいた。 問題は、仕事を離れた人生に於ける“暇”というものを、如何に潰し、残りの人生を楽しむかである。 就職するまで、高校、大学と懸命に励んだ「剣道」。その後40年近く止めていたが、その再開と「ゴルフ」、「海釣り」、「囲碁」、友人達との月1~2回の「飲み会」 等々、これで まあ何とか“暇”潰しは出来るだろうと考えていた。
平成15年頃の作品
タタラ作り長皿
 しかし、「剣道」は近くの剣友会に入会したものの、初日早々左足ふくらはぎ肉離れでダウン。2週間程度トレーニングを積んでの事であったがあまりの体力の衰えに愕然。そして再開を断念。「海釣り」は師匠としていつも同行させてもらっていた友人を交通事故で失い断念。
 結局 「囲碁」と 「飲み会」 だけで残り人生を楽しむには何となく寂しい気がしていた。
 「陶芸」 については小生なんら経験が無く、興味も無かったが、毎年、5月と11月に栃木県・益子市で「陶器市」が開催され、陶器の鑑賞を大いに趣味とする、我が女房殿のアッシーとして、50歳ぐらいから車の運転手を務め、ほとんど毎年のように年2回、陶器市に行くようになった。其処で、プロの作品を見たり、作陶の実演を見学したりする内、なんとなくやってみたい、又、自分にも出来るかもしれないと言う気になってきたのかもしれない。
平成17年頃の作品
タタラ作り花器φ24cm
 昭和50年、34歳で大阪から東京に転勤して以来、千葉県船橋市の夏見台団地という690戸の団地に住まいしているが、その東側に隣接して市の 「中央老人福祉センター」 がある。その「センター」には 書道・華道・水墨・詩吟・コーラス・カラオケ・茶道・日本舞踊・等々22のクラブがあり、その1つに陶芸クラブがある。そこに入会できる条件は船橋市民である事、4月1日付で満60歳以上である事の2点だけである。そこで平成14年4月入会。
 当時陶芸クラブの部員は104名だったと記憶している。
 この陶芸クラブに入って思ったことは、現在、小生の付き合いする仲間は、市岡の同期、大学土木科同期で関東に住まいする一部の仲間達、大学剣道部の仲間達であるが、おそらく、この陶芸クラブのメンバーが人生最後の仲間達になるであろうという事を感じている。
平成17年頃の作品
黄瀬戸釉皿φ23cm
 メンバーの年令は60歳~90歳前後、気の合う人、合わない人、耳の遠い人、足腰の不自由な人、月に何日も医者通いしている人、在籍中に亡くなる人、小生のこれからの人生が全て詰まっているような気がする。
 このクラブのシステムは未経験の新入会員は、1年間講師の指導のもと手びねりによる研修を受けることになっている。研修は、当時、月2回の金曜日であったが、やればやるほど面白く、やりかけの作品を自宅に持ち帰り、毎日毎日、女房殿があきれるほど、夜遅くまで土と格闘したものである。そして2年目以降は教室で、手びねりによる自主制作を先輩たちの指導を受けて、作陶する。
 当時、電動ロクロは3台しかなく、一部の先輩達が使う為、我々は手びねりのみの自主制作による作陶ではあったが、慣れてくると、益々のめり込み、他に用事が無い限り、センター作業室や自宅の一室を工房とし、のめり込んだ。
平成18年頃の作品
飛び鉋文茶碗
 さすがに女房殿も「電動ロクロ」を買うことを勧めてくれるようになる。金額は10万円を少し超えたが、センターで使用しているものと同じものを買い、益々の上達を確信していたが、これがなかなか思うようにいかない。
 先輩で上級者と思われる人の作陶を、一心不乱に見学させてもらったり、又、船橋の東武百貨店や東京三越百貨店で陶器市をやる時、たいがいプロによるロクロの実演がある。11時頃から昼食をはさんで1時から3時頃まで色々な作品の製作(水引きと言う)について、初めから終わるまで見学させてもらった事が、小生のロクロ上達にずいぶんと役に立ったと思っている。あまりに熱心に見学しているのでけっこう顔見知りになり、「何でも判らんことがあれば聞きなさい」と言って貰った時はさすがに嬉しくて、色々質問させて頂いた事を思い出す。
平成19年頃の作品  三島手茶碗
 見よう見まね、悪戦苦闘の毎日であったが、入会後8年、当時講師をしておられた先生が、高齢を理由で引退される事になって、その後任に部員の総意により、小生が選出され、福祉センター及び船橋市の同意を得て講師に就任。今年3月で満6年になる。技術的にはまだまだと自覚しているが、クラブ全員の技術アップの為、小生の益々の技術アップの為、精進し、もう一年講師を続け、後進に道を譲るつもりでいる。

高校21期同窓会(2023.11.23)

【高校21期】同窓会のご報告
スカイルームの窓からパレードが終わった御堂筋を眺めながら出席者を出迎えました。
懐かしい顔が次々に笑顔で登場する一方で、見覚えのない顔もチラホラです。
少しの緊張で始まった同窓会は、乾杯の後は打ち解けてあちらこちらで笑顔がこぼれました。
スピーチあり、インタビューあり、ゲームあり。もちろんフォークギターありです。
4人のMCがそれぞれの演出で宴会を盛り上げました。
世話人会の思いが伝わり、実に楽しい同窓会となりました。
出席者の皆さんありがとうございました。
別れを惜しんで30人が2次会へ。貸切のお店は満杯!。こちらも大盛況でした。
皆さんお疲れ様でした。帰り道にながめた御堂筋のイルミネーションは綺麗でした。
/世話人会一同
 
会えるときには会っておかないと
 同窓の親友が亡くなった後にコロナが始まり、ショックが大きい日々を過ごしていました。そんな折に同窓会の案内をいただき、会えるときには会っておかないとと思い参加しました。
 当日は、小学校・中学校とずっと同じだった懐かしい友人達と会えました。同じクラスになった人達とも出会えたり、多くの方々とも語り合えて本当に楽しい3時間があっという間に過ぎ去りました。数学の浮舟先生も、ご体調がすぐれない中でもご参加くださいました。
 美味しいお料理とともに、懐かしいフォークソングの弾き語りやオカリナの演奏があったり、それぞれの想いのお話があったり、クイズ大会やじゃんけん大会があったり、盛り沢山の賑やかで楽しい場がたくさんありました。最後に校歌をみんなで歌ってお開きになりました。
 竹内さんをはじめ幹事の皆様方のお力で実現したことに心から感謝申し上げます。素晴らしい同窓会を企画、運営していただきましてありがとうございました。
 区切りの同窓会とお聞きしましたが、是非またこのような同窓会を開催していただきたいと思いました。
 本当に楽しい素晴らしい同窓会をありがとうございました。
(3年5組 森本 雅子)

 

会計史研究の道を拓いていただいた市岡の先輩のこと
 先日は久しぶりに21期の同窓会に出席させていただきました。出席者のうちには、昔の面影が偲ばれる方、また、そうでない方など、さまざまでしたが、皆さんそれぞれに卒業後50年を超える歳月を有意義に積み重ねてこられたと拝察させていただきました。
 小生の方は、2016年に神戸大学、2021年に国士舘大学をそれぞれ定年退職し、以後は講義や会議などから解放されて「年金暮らし」に入りました。公的年金の支給額は予想通り少ないですが、時間的余裕だけはできましたので、家内との旅行や、単身での「乗り鉄」の旅、あるいは、「呆け予防」を兼ねて大学院の学生時代から専攻している会計学、特にその細分野である会計史について原稿をまとめたりしています。
 竹内さんから何か一文をというご依頼をいただきましたが、同期の皆さんとの思い出というよりも、自身の人生に大きな影響を与えていただいた市岡の先輩のことについて記させていただきます。
 大学紛争が続いていた1969年に神戸大学経営学部に入学した当初は公認会計士の資格取得を目指していましたが、受験勉強をはじめてみると会計学そのものにあまり関心がもてず、その道は諦めて、高校時代に世界史が好きだったこともあり、きわめて幼稚な内容でしたが、会計史をテーマに選んで卒業論文を作成し卒業しました。そして、指導教授の勧めもあり、ややモラトリアム的ではありましたが、1973年に大学院に進学することになりました。
 1970年代は、会計史の研究者は国内でも海外でもきわめて限られていました。また、隣接する社会科学である経済学における経済史、経営学における経営史のようには、会計学における会計史は学問分野として確立されておらず、先行するアメリカでもようやく専門の学会が設立された程度であり、まして日本の学界では「海のものとも山のものとも知れない」という状況でした(今でもなおきわめてマイナーな分野であることに変わりはありませんが)。
 さて、単に歴史が好きだからといって、会計を歴史の視点から研究することができるわけでもなく、学部学生の後半は卒業論文の作成を兼ねて、我流ながら大学図書館で国内外の会計史を取り上げた文献を借り出して読んでいました。その過程で、国内で会計史にかかわる研究成果を積極的かつ継続的に公表されている現役の研究者が少数ですがおられること、特に関西には関西学院大学商学部教授の小島男佐夫先生がおられることを知りました。
 大学院の講義は、通常であれば当然に神戸大学の教授が担当するはずですが、小生が進学した当時は、大学紛争の中で、簿記講座(会計学第一講座)の教授が学部長、学長事務取扱、さらに学長に就任されたので学部・大学院の教育の現場から離れられ、そのため、神戸大学で経営学博士の学位を取得されていた関係か、1972年から3年間だけですが、先に述べた小島先生が、非常勤講師として、大学院の簿記のコア科目を担当されておられました。そして、先生が講義を担当された期間のうちの2年間が、小生の修士課程(博士前期課程)の在学期間と重なることになりました。
 先生の大学院での講義は、簿記そのものというよりは、やはり精力的に研究されていた会計史、特に簿記の歴史に関するものでした。他の受講生にとっては多少のとまどいを感じさせる内容であったかも知れませんが、小生にとっては、それまで書籍や論文の上でしか触れることのできなかった小島先生の会計史について自分が在籍している大学で「生」で受講できたことは、神戸大学の教学人事による偶然の結果とは言え、きわめて幸運なことでした。
 当時の大学院は、大学院大学化(大学院部局化)を経た現在のような文科省による定員充足の締め付けがあまりなく、入学者も比較的少なく、講義も少人数で、振り返れば非常にゆとりのある教育環境でした。授業を受ける傍ら、小島先生とは、短期的には修士論文、長期的には博士論文の作成を視野において、会計史の研究をどのように進めていったらよいかなどを、神戸大学での講義の後、場合によっては関西学院の先生の研究室で、さまざまな相談に乗っていただきました。また、雑談の中で、先生が大阪市此花区西九条の生まれで、旧制市岡中学の卒業生(旧制25期)であり、小生から見れば市岡の大先輩であることもわかりました。
 その当時、会計史研究を志向する学生は、神戸大学の会計学専攻の大学院学生の中で稀であり(おそらくは先生の本務校であった関西学院大学でも同様)、また、市岡の後輩であったこともプラスに影響したと思いますが、会計史の研究者として何とか育ててやろうというお気持ちを持たれて、関西学院大学の学生でないにもかかわらず、非常に親密に指導していただきました。そして、1975年に神戸大学経営学部の助手に採用されたときは非常に喜んでいただきましたが、採用の背景には小島先生の働きかけもあったと聞いています。
 専任講師時代の1980~1981年、助教授時代の1984年に長期の在外研究に出る機会を与えられました。博士論文を作成するために必要な会計関係の史料を入手することが主たる目的でしたが、その際にも、先生がそれまでに構築されてきた海外の会計史研究者との人的ネットワークに基づき、有力な研究者を紹介していただくことができ、また、欧米各地の図書館や博物館・古文書館へもスムーズにアクセスすることができました。
 在外研究にあたり、先生からは、「むこうで勉強する必要はない。日本に帰ってからでも勉強はできる。それよりもできるだけ多くの研究者に会い、また、多くの美術館や博物館などに行って、現地の文物に触れてきなさい。」と言われました。それは、欧米で作成された会計史料を読み解く上で必要な基礎的な「教養」(コモンセンス)を身につけてきなさいという趣旨だったと思います。
 先生は、1981年に関西学院大学を定年後、近畿大学に移られて1988年に退職された1年後に76歳で亡くなられましたが、亡くなられるまで英文による会計通史の執筆を続けられていました。
 小生が、これまで曲がりなりにも会計史というテーマで自由に研究を続けて来られたのも小島先生の指導に負うところが大きいですが、このような先輩との縁(えにし)をもたらしてくれた旧制中学から現在に至る市岡の歴史と伝統に感謝する次第です。
  個人的な思い出かつ冗長な文章となり恐縮ですが、一文を記させていただきました。
 最後に21期生の同窓会を企画・運営していただいた竹内さんをはじめとする皆さんにお礼申し上げます。また、平均余命を考えればわれわれにはまだまだ残された時間があると思います。同期の皆さんもお元気でご活躍ください。再会の機会があれば幸いです。
(21期3年5組 中野常男)

【高37期】2024年市岡高校37期生同窓会のご案内

37期生の皆様には益々ご活躍のことと存じます。
 
下記のとおり2024年4月27日(土)に37期生同窓会を開催することとなりました。37期生は4年に一度の夏季オリンピックの年に同窓会を開催していますが、前回(2020年)は、コロナの影響により開催できませんでしたので、実に8年ぶりの開催となります。150名超えの参加規模を目指しておりますので、皆様、お誘いあわせの上、ご参加いただきますよう、よろしくお願いします。
2024年市岡高校37期生同窓会
幹事一同
会の名称 2024年市岡高校37期生同窓会
開催日 2024年4月27日(土)
1次会 ■時間: 14:00~16:30 (受付開始 13:30~)
■場所: ANAクラウンプラザ大阪
     大阪市北区堂島浜1-3-1  電話 06-6347-1112
     https://www.anacrowneplaza-osaka.jp/
■会費: 10,000円
2次会 ■時間: 17:30~19:30 (受付開始 17:00~)
■場所: 北京料理 徐園
     大阪市西区江戸堀1-15-30 電話 06-6448-5263
     http://www.joen.co.jp/
■会費: 5,000円
申込み
締切日
出欠のご都合を下記の締切日までにご自身が所属する各組幹事に連絡してください。
■第一次締切日: 2023年12月31日(日)まで
■第二次締切日: 2024年3月31日(日)まで
各組幹事 (1組) 岩本幹、小山朝子、藤田朋子
(2組) 柴田勝利、竹内和彦、小林潤子
(3組) 松原美巳、松山文鑑、上田七菜子、川勝昭子、草野久美子
(4組) 久米秀樹、外間勉、塩田真美、森康子、山根美佐代
(5組) 飯尾元彦、武藤太、中村好子、森脇由起子
(6組) 岡村修一、伊藤政子、榎並加代子、谷岡正子、中野宏美
(7組) 有村博、安藤一保、下岡広志、阿阪美保、岡野真貴
(8組) 北濱晃司、鷲原知良、宮本洋子
(9組) 西原実、田中千枝
(10組) 古川政宏、辻本佳代子
連絡先
お問合せ先
連絡・お問い合わせは各組幹事にお願いします。各組幹事の連絡先がわからない場合は、下記の事務局幹事に連絡してください。
事務局幹事 久米秀樹(3年4組)
携帯電話  090-9285-1601
電子メール kume7181☆gaia.eonet.ne.jp
※上記☆は@(半角文字)に変更してご利用下さい。

【高校21期】同窓会のお知らせ(続報その3)

◆2023/11/10 続報その3
返信ありがとうございます。56名の同窓生が集うこととなりました。
楽しい会になるようアレコレ企画を進めています。
今回のお題は『寄り道』。楽しいエピソードを聞かせて下さい。
コロナの後はインフルエンザが流行の兆しとか。ご注意を!
体調を整えておいで下さい。お待ちしています(♪)。
/世話人会一同

★ミニ情報
  • 御堂筋のイルミネーション綺麗ですよ。
  • 御堂筋パレード;オリックスは11:00〜、阪神は14:00〜。

【出席予定者】
浅井(釼崎)ちづ子、伊藤 雅教、岡(三宮)昭子、岡田 幸保、小川 宣久、
鬼塚 金一郎、加畑 正博、河上(小林)和子、國津 延忠、高坂(飯尾)尚美、
後藤(井筒)孝、小森 徹、近藤 潔、酒井 昭男、重田 博行、
篠原 博、嶋田 裕美、白井 大造、杉山 正樹、杉山(荒川)陽子、
杉山 義明、田尾(中井)美子、竹内 哲、竹島(橋本)早苗、竹本(伊藤)ミチ、
田中 健夫、田中(猪股)まち子、谷口(今井)千代美、田村(斉藤)良子、土田 晴康、
豊田 清隆、中務 光人、中野 常男、中平(坂口)育子、南口 和人、
西尾(井上)幸子、西形 達明、花房(久留島)正恵、春花 廣志、廣瀬(上野)恵子、
藤井 康彰、藤原 幹久、二村(高谷)和義、前川 健一、松田 幸信、
湊口 護、向井 俊文、森(金月)哲夫、森本 雅子、森山 茂晴、
藪田 均、山口 正、山田 清隆、山田(野口)泰江、山子 道和、
渡壁 登 /計56名(11/9現在)

 
2023年10月24日
◆2023/10/24  続報その2
何人位集まるやろう? 初めは欠席連絡が多くてハラハラ。
出席の返信はニンマリ、欠席にはがっかりしたり心配したり。
もう少し人数が増えて賑やかにならへんかなぁとヤキモキしながら待っています。
出席される方へのお願いです。もう一人声をかけて誘ってみて下さい。
ご協力❗️よろしくお願いしま〜す。
/幹事代行 竹内 哲
【出席予定者】
伊藤 雅教、岡田 幸保、鬼塚 金一郎、加畑 正博、小森 徹、後藤(井筒)孝、近藤 潔、
酒井 昭男、重田 博行、篠原 博、杉山 義明、田尾(中井)美子、竹内 哲、竹島(橋本)早苗、
竹本(伊藤)ミチ、田村(斉藤)良子、土田 晴康、豊田 清隆、中野 常男、西尾(井上)幸子、
西形 達明、花房(久留島)正恵、春花 廣志、廣瀬(上野)恵子、藤原 幹久、藤井康彰、
二村(高谷)和義、湊口 護、向井 俊文、森(金月)哲夫、森本 雅子、森山 茂晴、藪田 均、
山口 正、山田 清隆、山田(野口)泰江、山子 道和、渡壁 登 /計38名(10/23現在)

 
◆2023/10/3 続報
276通のはがきを送りました。
卒業50周年(2019年2月)以来の同窓会です。
旧友と会えるラストチャンスになるかも知れません。
連絡を取り合って一緒に参加して下さい。
盛会を期待しています。よろしくお願いします。

★御堂筋パレード;当日は阪神とオリックスの優勝パレードが計画されているようです。
(竹内 記)

2023年9月21日
みなさ〜ん お元気でお過ごしでしょうか?
コロナの為、延び延びになっていました『21期同窓会』を開催します。
会場は、御堂筋のど真ん中のホテルをご用意しました。気に入ってもらえると思います。
懐かしい話や面白い話にどっぷり浸かって、皆んなで楽しみましょう♪(元気なうちにネ。)
大勢の参加をお待ちしています。(これがファイナルかも‥)
世話人会一同

・日時;2023年11月23日(木)勤労感謝の日
    16:30開場、17:00開宴
・会場;大阪エクセルホテル東急(大阪メトロ本町駅下車、御堂筋線/中央線)
・会費;¥8,000
★案内状は往復ハガキでお送りします。出欠は返信ハガキでお知らせ下さい。

/幹事代行 竹内 哲
(携帯;〇九〇〜八六五九〜六三一五、メール;s-takeuchi ☆knd.biglobe.ne.jp<☆を@に変えて送信>)
★同窓生でない方も出席可能です。(幹事代行までご連絡下さい。)

【高37期】第21回市岡高校37期クラス会のご報告

 2023年11月4日(土)にLOGIC梅田において37期クラス会が開催されました。当日は、45名の方にご参加いただき、大変盛り上がりました。
 クラス会開始前には、来年(2024年)4月27日に開催する市岡高校37期生同窓会幹事会も開催され、いよいよ本格的に企画がスタートしました。同窓会の詳細は、次の投稿でご案内いたします。
(報告:市岡高校37期クラス会幹事・久米秀樹)

市岡高校20期生同窓会 開催報告

10月1日(日)市岡高校20期生同窓会が天満橋・錦城閣にて開催されました。 
今回は、遠方からハワイからも来られ85名の参加がありました。
前半は乾杯、食事、自由歓談、後半はアトラクションスピーチ等と楽しい時間を仲間 と過ごせました。
最後に懐かしい校歌を全員で意気揚々と歌い上げ、次回開催の話も出るほど盛り上 がった宴会でした。
今回は来られなかった方も 次回はお誘い合わせの上ご参加してださい。
                                  
世話人一同より

【高37期】第21回市岡高校37期クラス会のご案内

37期生の皆様には益々ご活躍のことと存じます。
 
4年に一度の市岡高校37期同窓会開催を来年4月27日にひかえ、半年前のプレイベントとして第21回クラス会を企画しました。37期生の方であれば、どなたでも参加できますので、ご都合がつく方には、どうぞ、ご出席ください。
 
市岡高校37期クラス会 幹事 久米秀樹
 
会の名称 第21回市岡高校37期クラス会
開催日 令和5年(2023年)11月4日(土)
1次会
■時間:


■場所:



■会費:
18:30~21:00 (受付開始 18:15~)
※ 37期同窓会幹事の皆様は17:45に集合してください。
  17:45~18:15に幹事会を行います。
PIZZERIA&BAR LOGIC(ロジック)梅田
大阪市北区堂山町3-13 あじびる北別館5F
電話 06-6131-1799
http://www.logic-of.com/umeda/
4,500円
2次会
■時間:
■場所:

■会費:
21:00~22:00
PIZZERIA&BAR  LOGIC(ロジック)梅田
※1次会と同一会場で、1次会の時間延長として開催
1,500円
参加申込
問合せ先
ご出席いただける方は、10月20日(金)までに、下記の事務局幹事・久米に電子メールでご連絡ください。なお、1次会・2次会それぞれの出欠も明記してください。

事務局幹事 久米秀樹(3年4組)
携帯電話  090-9285-1601
電子メール kume7181☆gaia.eonet.ne.jp
※上記☆は@(半角文字)に変更してご利用下さい。
 
<お願い>
  • 開催案内は事務局からの電子メールによる案内のみとなります。
  • 37期生の皆様に開催案内が行き届くよう、このWEBサイトのページをクラスメートにお知らせいただくようご協力をお願いします。

「12期の広場」2023秋号のラインアップ

 夏号に「天候は乱れっぱなし」と書きましたが、中秋の名月を迎えてもなお、真夏日が続くこの暑さは一体何なんでしようね。例年ならば窓下にすだく虫の音を聞き、秋の夜長を楽しむ頃ですが、いまだにその気配がありません。ただただ、たけなわの秋本番を期待するばかりです。
(写真は曾爾高原のススキです。4組の古藤千代子さんが撮られたものをご提供頂きました。)

 8月4日、突然に4組の前川光永君の訃報が届きました。7日通夜、8日葬儀と、その告別式があり、酒井八郎、末廣訂、張志朗の3名が通夜に、葬儀は酒井八郎君のみ参加致しました。前川君と言えば、齢はとっても元気一杯の男、余りにも急な訃報で、言葉がありません。
 あらためて皆様にお知らせすると共に、故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌。
  
 今号の“ひろばリバイバル”は前川君を偲び、彼が2013年に投稿し、大好評であった「ミロのヴィーナスのポーズを考える」を再掲することにいたします。
 これを含めて秋号のラインアップは、以下の通りです。お楽しみください。
 
  1. 巻頭コラム
    ・「盆踊り」 7組 張 志朗
  2. 掲示板
    ・「現況報告 最近の思い出」 6組 中柴 方通
    ・「第64回東京市岡会について」 8組 榎本 進明
  3. “ひろばリバイバル”
    ・「ミロのヴィーナスのポーズを考える」
    (2013年7月1日号から)
    4組 前川 光永
以 上

巻頭コラム

盆 踊 り

7組 張 志朗
 今夏の酷い暑さには、ほとほと参りました。
 いつの頃からかははっきりしませんが、夏が大の苦手になっています。その度合いも齢を重ねる毎に激しくなり、今夏はいわゆる “命に危険な暑さ”を身に染むくらいに実感し、逃げ場のない部屋をいらいらと行ったりきたりし、“本当に夏を乗り切れるか”と真剣に考えたほどです。エアコンをつければ良いのですが、この冷風がまた苦手で、我ながらややこしい。年代物のせいか、温度設定をしても体が冷え切って、半袖シャツに短パンではとても辛抱ができません。部屋を出れば汗が吹き出し、熱風に息苦しくてしんどさはさらに募る始末。結局クーラーをつけたり、切ったり。首にタオルを巻いて、動かずじっと座ってテレビを見ることしかできませんでした。買ってきた大きな寒暖計のたった1°Cの上がり下がりに一喜一憂の日々がどれだけ多かったことか。老境にあるとは言え、その情けない姿にただ笑うしかありません。
 
 夏の暑さが変わる“潮目”はあるのかと、ふと考えます。そんな時に思い出すのが盆踊りです。小学校の頃だったと思いますが、早々に盆踊りから帰り、二階の窓際でぼんやり。遠くお囃子を聞きながら、頬を撫でる風に、ああ夏も終わりかと淋しい気持ちになったことを覚えています。
 
 コロナ禍が沈静化しているのか、5類相当への移行のせいか、日本各地の盆踊りが復活開催されたようです。テレビでも日本各地の有名な盆踊りが放映され、それを見ました。ここに書きますと、郡上八幡の郡上踊り、徳島の阿波踊り、秋田羽後町の西馬音内(にしもない)の盆踊り、越中八尾(やつお)のおわら風の盆などです。
 その内、現地で見たことがあるのは、風の盆だけで、それも、もう二十年ほど前になります。ひょんなことから、同窓生とその連れ合い数人で出かけました。きっかけはNHKの“ミッドナイトチャンネル”の「越中おわら風の盆」を偶然に見ての話しです。正確かどうか、一寸自信がありませんが、自裁した八尾在住の老舗商主の句「曳山や ひだの流れと 風の盆」、越中おわら節の「浮いたかひょうたん 軽るそに流る 行く先や知らねど あの身になりたや」に惹かれての富山市八尾行でした。
 名にし負う盆踊りでした。観光客でごった返す中、私たちはその雑踏が途切れた場所で、天満町の“町流し”が始まる所からに、出会いました。全くの偶然で幸運です。ゆったりとした胡弓と三味線、太鼓の地方(じかた)と越中おわら節は、心がふるえるほどの哀愁に満ちて、踊りは優美でたおやか。艶やかな女踊りといなせな男踊りに目を奪われました。
 その後、郡上踊りを見たいと思いながら果たせず、今日に到っていますが、先日のテレビで秋田羽後町の西馬音内の盆踊りを知り、驚きました。風の盆に通底する美しさと哀しさに鳥肌が立ちました。長くは書けませんので是非ネットで検索して見て下さい。
 西馬音内の盆踊りは途絶えたのが終戦の年のみで、700年も前から続けられてきたと言われています。やはり女性が編み笠をかぶり踊ります。また彦三頭巾と呼ばれる目出しがついた袋状の頭巾を被る踊り手が登場します。お囃子は笛、太鼓、鉦と多彩で、“音頭”と“かんけ”(亡者踊り)と、ゆったりとしたリズム。衣装は女性専用の“端縫”(はぬい→古い絹地のはぎれを縫い付けたもの)と男女兼用の藍染浴衣です。踊りはやはり優美、さらに言えば妖艶です。俯いた編み笠の後にのぞくうなじに、人の哀しさと靭さを見るようでゾクリとしました。
 “端縫”(写真の左)は独自のデザインをこらし、藍染浴衣(写真の右)は自ら染め上げる方がおられるそうです。古くから続く旧家で“端縫”を展示している場面がありましたが、代を継いでいくことのむつかしさに感じ入りながら、突然、はぎれを縫い付ける女性の姿が浮かんだのには我ながら驚きました。
 雪深い在所の連綿とつながる人々の営みが伝わります。また、生まれ、生き、死ぬを重ねての限りない物語に、想いが寄り添っていきます。先祖供養と豊年祈願、厳しい農作業からのつかのまの解放や娯楽と書けばそれまでですが、それを越えて多くの事を語りかけてくれるのが“私の盆踊り”のようです。
 軽快なリズムと満面の笑みの阿波踊りと、ゆったりと伏し目がちの西馬音内の盆踊りは、同じ編み笠をかぶりながらも、違いが際立ちます。双方ともに眩しすぎる“命の輝き”。弾けるように、いつくしむようにと感じてしまうのは、やはり私的な感傷が過ぎるせいでしょうか。
 
 涼しくなり人心地がついた今、あの酷い夏の暑さは烈日の夢かとおぼろになり、印象深いテレビ番組であったのに、タイトルさえあやふや。行ってみたいと思いながらも、きっと果たせずに終わることになるでしょう。
 くどくどとものを言い、いまだに覚悟も定まらないまま老いに向き合う。言ってみればごく普通の変わらない毎日が続いています。

掲示板

現況報告 最近の思い出

6組 中柴 方通

①学士会館での東京市岡会(7月1日)
 4年ぶりの総会に参加した。学士会館での初めての総会であった。
出席者は59名でこれまでより減少していた。12期からは重松清弘さん、中柴が出席。
榎本進明さんも出席予定だったが、不参加だったので翌日メールを出したところ、予定表を見落とした、見落とすのは初めてとのことであった。私は、頻繁では無いが、何度も見落としをしている。
 会場の進行には工夫が見られ、新鮮な運営だった。事務局の勝田久仁子さん初め関係者の
東京神田・学士会館の玄関
皆さんのお陰でした。
工夫の1つが「市岡の思い出の名札」である。名札には、市岡の思い出の景色、先生、修学旅行先を書く。その名札は、初めての卒業生同士の交流を図るのに大いに役立った。
私は長期間、体調を崩していたので、当日(7月1日)は椅子に座っていることが多く思い出の名札を何度も落として事務局にお手数をお掛けした。




② 論文作成作業による体調不良
 13年ほど前に勤めていた企業を退職したが、その前から行っていたボランティア活動はその後も続けていた。
しろがね通りを挟む2敷地が再開発事業予定地
玉川上水沿いの、駅から東側の井の頭公園に至る“風の散歩道”(駅前デッキからの東側風景)
 
その1つが地元・三鷹市の駅前地区再開発事業でのしろがね通りの存続活動であった。2020年には存続することで一段落していた。その年に三鷹まちづくり総合研究所がまちづくり研究員制度を開設し研究員を募集した。連れ合いと私とで「なぜ市と周辺住民との間で再開発計画の理解にギャップが生じたのか」のテーマで研究員となった。
井の頭恩賜公園入口風景
 

 2022年10月に論文(中柴方通・中柴和子、2022、「なぜ市と周辺住民との間で再開発計画の理解にギャップが生じたのか-三鷹駅南口再開発基本計画(平成17年)しろがね通り通行機能をめぐって」『三鷹ネットワーク大学推進機構 三鷹まちづくり研究』(2(2):41-68)(注:三鷹ネットワーク大学推進機構⇒三鷹まちづくり総合研究所⇒まちづくり研究員事業⇒令和三年度論文集41—68)は発行された。
 中柴方通は体調不良で2023年の前半は一人での外出は控えた。 最近は、周辺の散歩は一人で歩いている。






 

第64回東京市岡会について

8組 榎本進明

 中柴君の記事の通り、筆者は、失念して欠席してしまいました。 中柴君には、体調がすぐれなかったのに、記事をお願いしてしまいました。そこで、筆者は責任を感じて、幹事さんに取材をして本文を書きました。

★新校長先生は33期の辻本利勝さんです。以下がお話の要旨です。
 3月に60才定年となり、再任用で着任しました。市岡卒業生の校長は初めてで、佐藤同窓会長から「120年待っていた」と言われて感激しました。
 高1のとき、小椋先生の生物の授業で、先生が実に楽しく授業を進められて、それに感銘を受けて、自分も全く同じ道を進むことになりました。

★13期大野副会長のお話
 東京市岡会は2019年に設立60周年を迎えました。その後コロナの影響で休会。今年4年振りの開催です。その間、34名の会員が亡くなりました。
 全員で黙祷が捧げられました。

★佐藤市岡高校同窓会長(今回ご欠席)よりのご伝言。
 2年前の創立120周年事業に支援いただいたことのお礼と、今年卒業した鎌戸凪咲(かまどなぎさ)さんが東京芸術大学に入学されたこと。彼女はフルート奏者で、第76回全日本学生音楽コンクール高校の部で入選されたことが紹介されました。

★小椋先生(今回ごご欠席)よりの伝言。
 東京市岡だよりに投稿された記事「自分自身の誕生」を読んでいただいたお礼。要旨は担任や上級生の影響で、ご自身の生涯が決まったことが書かれています。

★事務局より、「送別の歌」の説明がありました。
 明治39年3月旧制中学1期生の卒業式の時に初めて歌われ、それ以来現在に至るまで、歌い継がれています。

★野球部監督・52期野口さん、此花市岡会・19期大山さんにもご参加いただきました。

★以下3点の写真が、事務局より提供がありました。
 
前列中央白シャツが33期辻本利勝校長。その右が20期梅本光明東京市岡会会長
 
 
14期稲森さん(左)、33期辻本校長
 
24期井原副会長(左)、26期勝田さん