同期会

19期生 卒業50周年記念同窓会開催報告

19期生 卒業50周年記念同窓会
平成29年10月8日 PM3:00~6:30  於:大阪ベイタワーホテル
 

1967年(昭和42年)卒業から50年、19期の面々は90名、互いに「あの子は誰?あの人は・・・かなと、半信半疑。組ごとに分かれて着席、名札を確認、ああ・・君、・・さん!・・・。
恩師 乾卓史先生、辻本信美先生、福井金治先生、浮舟恢弘先生のご参加をいただいた。
まずは全員で記念撮影、2班に分かれて、美男美女の勢ぞろい。


1組~5組(敬称略・旧姓略・数字はクラス)
<4列目>
勝見④ 出越⑤ 前田④ 伊東⑤ 井花③ 吉村② 北川② 小川① 柴田① 炭山⑤ 樋上① 黒田④
<3列目>
若狭谷③ 向江⑤ 大石① 木内④ 阿部⑤ 中谷① 石橋③ 杉谷④ 上田① 上木③ 祖谷①
<2列目>
浅沼③ 谷口⑤ 馬場④ 岸③ 河村④ 米田④ 上野⑤ 小倉② 大浦④ 早川③ 野口② 永田③ 上木③ 佐藤⑤
<1列目>
坪田① 林④ 川﨑③ 浮舟先生 福井先生 辻本先生 福岡① 白井① 谷奥③ 宮島②

6組~11組(敬称略・旧姓略・数字はクラス)
<4列目>
東⑥ 村上⑧ 桐野➊ 信龍⑧ 野田⑥ 川崎⑧ 大山⑩ 古田⑩ 安藤⑧ 山本⑨ 月井⑩
<3列目>
笠井⑦ 池上⑦ 平塚⑦ 高田⑦ 阿倉⑩ 平尾⑥ 三好⑩ 大下⑪ 野山⑪ 高木⑥ 川野⑩ 佐藤⑦ 藤本⑥
<2列目>
西川❷ 小坂⑩ 高智⑪ 安福⑪ 石元⑩ 服部⑥ 松本⑪ 長竹⑪ 月井⑪ 秋枝⑩ 水野⑩ 早川⑩ 拝郷⑩ 平中⑥
<1列目>
石井⑩ 勝見⑧ 家野⑦ 浮舟先生 福井先生 辻本先生 三木⑪ 松下⑥ 野田⑪ 井崎⑩

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「12期の広場」12月号のラインアップ

 12月、師走です。月単位のものですが机の前のカレンダーも、最後の1枚になりました。予定欄に空白ばかりが目立つカレンダーで、何ほどのことでもないと言えばそうですが、ペラっと1枚になってしまうと、やはりどこか頼りない感じです。思わず“ あと一か月か ”とつぶやいてしまいますね。
 風も冷たく、気温もぐっと下がったようです。大雪、冬至を経て、いよいよ本格的な冬将軍の到来となるのでしょうから、心身ともに暖かくして、今年1年をしめくくりたいと考えています。

 今月号の記事でも触れていますが、市岡高校東京12期会に関西から、8名(代表幹事の酒井八郎君、末廣訂君、段中文子さん、原清明君、古藤知代子さん、鈴木政子さん、柏木赫子さん、筆者の張志朗)が参加しました。そこにカナダから里帰り中の山本久美子(旧姓:古荘)さんも参加され、今回の東京12期会は一層賑やかで、楽しい同窓会になりました。その詳しい様子は報道文を読んで頂くことにして、ここでは新幹線の様子などに若干ふれたいと思います。
 行き帰りともに、新幹線で同行したのは、酒井、末廣、原、古藤、鈴木、張の6名です。6名となれば、3人掛けを向かい合わせにした、ワンボックスです。修学旅行以来と言えば少々大袈裟ですが、年甲斐もなく気分はそれに近いもので、はた目を気にしながらもワイワイと楽しいものでした。
 行きも帰りも、飲んでは喋り、食べてはまたお喋りで、話題はつきる事がありません。特に酒井君は、車内でのお酒や、あて、果てはデザートまでを、次から次へと出して来て、鈴木さんの言葉を借りれば、彼のカバンが「福袋のよう」なありさまでした。今回の東京行に際して、東京観光のガイドブックを二冊も買ってあれやこれやと思いをめぐらせていたそうです。原君は東京12期会に初めての参加です。また鈴木さんは、次は無いかも知れないと思っての参加だったそうです。
 良い意味での「気のエエ大阪のおっちゃん」の心意気と「大阪のオバチャン」の元気を存分に見せてくれました。原君は「行って良かった。東京の皆さんには大変お世話になり、感謝、感謝。道中も良かった。特に行きの新幹線から見た、富士山は今までで最高やった」と喜んでいました。
 8回目の東京12期会でしたが、今回は格別。日常生活のいろいろな場面や、特に健康面で加齢の坂が思いのほか厳しいと感じているだけに、同窓生とともにある事、そしてその友情のありがたさや、暖かさが身にしむようでした。何よりも、さりげない励ましと元気を一杯貰って帰ってきたようです。"市岡で学べて良かった”と、皆さんよくおっしゃいますが、今また、その幸運をしみじみと実感しています。
 
 さて、「12期の広場」今月号のラインアップは以下の二編です。お楽しみ下さい。

1.  「第8回市岡高校東京12期会が開かれました」      ・・・・・・・・  8組   榎本 進明
2.  「兵庫と奈良の『市岡歩こう会』に行ってきました。」   ・・・・・・・・・  7組   張   志朗
 
                                                  以    上

 

第8回市岡高校東京12期会が開かれました。

8組  榎本 進明

 第8回東京12期会が11月11日(土)13:00に東京・虎ノ門霞が関ビル35階の東海大学校友会館で開催されました。大阪から8名とカナダから帰省中の山本さんも参加されて楽しく行われました。東京の参加者は過去7回の中では一番少ない14名でした。まだ現役の人、ご都合がつかない人、療養中の人、特に日頃参加されていた人の欠席が響きましたが、総勢23名が集いました。
 当日は絶好の秋晴れで、国会議事堂、皇居、東京タワーなどが見える会場で、大石橋東京12期会会長の開会宣言、酒井代表幹事のご挨拶、泉君の乾杯から始まり、しばらく歓談のあと、恒例の全員のショートスピーチの開始です。


 これは遠くから来た人からというのが慣わしで、最初はカナダからの山本さん、続いて広島から参加の辻君、というように遠方からの人が最初となりました。今年は人数が少ないので時間は気にせず進めたことが良くなく、近くの重松君以下4人の方が時間切れで話せなかったのは幹事・司会のミスでした。15:00終了予定が20分オーバーしました。すみませんでした。

 あわただしく会が終わってしまって、そのまま帰られる方にはご挨拶もそこそこに、二次会会場の新橋へ。歩いて行ける距離ですが、お酒の入った年寄りがふらふらと団体で歩くのはご迷惑になると案内役の山田君が考えて、地下鉄ひと駅を電車にしました。
 二次会のカラオケも盛り上がりましたが、そろそろお腹もすいたので夕食会の会場へ移動。泉君がセッティングしてくれた会場は、46階の夜景のきれいな場所で、騒ぎ過ぎてお腹のすいた面々は夜景に見とれてそれぞれが好きなものを召し上がりました。
 お腹もいっぱいになったところでホテルに行くことになりました。慣れない街を歩くのは大変です。三井ガーデンホテルのネオンにつられて着いたところは「銀座」の方。泊まるのは「汐留」で、途端に疲れてタクシーで向かった。聞くところによると、ホテルでもやはり宴会をやったそうだが、さすがに翌日の行事を考えてか、原君は早々に寝入ったそうです。
 翌日も秋晴れ。9時半には所定の場所に全員(14名)が集合。350mの展望デッキへ。富士山や遠くの方はカスミがかかりすっきりしていなかったが、「まあまあ」で見えただけで満足。

回るペースは人によってまちまちで、見張り役は大変。幼稚園の先生のよう。それでも全員そろって450mの展望回廊へ。​ここでも全員の確認は無理。見終わって1階に行けば待っているかもしれないと、いい加減になる。ところが、一人が行方不明。しかし、動かなかったのが幸いして逆コースで探すと見つかった。街でも山でも一人になったら動かないのが一番と教えてくれた。
 そうこうしているとお昼時。どこへ行っても14名が一緒に食事ができる場所はない。そこで浅草寺・雷門方面に歩いて5~6分のところにあるDOG・DEPT・CAFÉ(ワンちゃんと一緒にくつろげるドッグカフェ)のテラスに陣取って昼食会となった。2時間も立ち通しだったのでやれやれ。のどが渇いた、まずビール。ここは直射日光が当たり暑いぐらい。柱の陰が一番いい席。食事後もデザートを食べたりおしゃべりをしたりで動こうとしない。やっと動いたのは2時間半も経ったころ。
 浅草寺の見学をして大阪行きの新幹線に乗ったのは17時前、皆さんご苦労さまでした。東京組も結構疲れたので、大阪組の人を心配しながら家路につくも、最寄り駅を寝すぎて乗り越したりしながらやっとたどり着いた次第。皆様、全員、ご苦労様でした。

 幹事としては今回反省することが多かったです。「マンネリ化しているのではないか」「出ても面白くないのではないか」「歓談時間が少ないのでは?」等々、反省しています。出たくても体調が悪く出られない方への思いやりが欠けているかもしれません。東京12期会は人数も少ないのでまとまりやすいのに、まとめることが出来ませんでした。今後はもっとコミュニケーションをとって、気配りをしたいと考えています。また、無理をなさって参加していただいた杲田さん、高谷さん、体調を崩されないようお気をつけてお過ごしください。
 
 (HP委員:関連記事を新年号に載せる予定です。)

 

兵庫と奈良の「市岡歩こう会」に行ってきました。

7組   張 志朗
 兵庫と奈良の「市岡歩こう会」の「秋のウォーキング」が開催されました。
 兵庫市岡歩こう会は、生瀬~武田尾間、武庫川渓谷の「旧福知山線廃線跡ハイキング」(11月19日)、奈良市岡歩こう会は「談山神社の紅葉~飛鳥石舞台へのコース」(11月23日)です。4組の古藤知代子さんと一緒に両方とも行ってきました。
 
 「旧福知山線廃線跡ハイキング」

 19日は、前日からの雨も上がり、冷たい風がふいていましたが、おおむね晴れでした。集合は午前10時JR生瀬駅(宝塚の一つ先の駅)です。私は、次の駅の西宮名塩駅に住んでいますので、「廃線跡ハイキングコース」の入り口まで歩いて行き、そこから合流しました。参加者は市岡の同窓生とそのゆかりの方々、39名です。行程はJR武田尾駅までの約6kmです。

 前半は武庫川渓谷を右に見ながら歩きました。コースは廃線跡ですからところどころ枕木が露出していて、足もとに注意が必要ですが、それはそれとしての“味”があります。
 武田尾の山々は、ハゼやカシ、ところどころのモミジなどの紅葉真っただ中で、見事で美しい。また、それを背景にした渓谷は、キャンプや林間学校で訪れた時代の清流とは異なっていますが、数多くの巨石と滝のように流れ落ちる水しぶきなど、やはり渓谷の美しさそのものです。川鵜でしょうか、大きな魚を飲み込みながら泳いでいました。
 小掠先生とご一緒しながら、紅葉と渓谷美を楽しみました。ここは、市岡高校生物部のフィ-ルドワ-クで良く訪れた場所だったそうです。蓬莱峡もすぐ近くで、フィ-ルドワ-クの後、そこでソフトボールを楽しんだと話しておられました。
 大阪や神戸などの都市部から近いせいでしよう、ハイカーが多く、この日も別のグループにまぎれて、市岡のメンバーとはぐれ気味です。
 対岸は岩の壁になっている所が多く、その岩も、形とひび割れが独特で変化に富んでいて面白い。初めて気がついたのですが、遠くに光りながら滝が流れ落ちるのが見えました。
 6か所のトンネルを通りました。勿論、照明がなく、300m~400mのトンネルになると真っ暗です。皆さんご持参の懐中電灯で足元を照らしながら歩きます。時折、天井からの冷たい水滴に驚いた声が響きます。トンネルは単線用ですから広くありません。また、古い時代のものですから、側壁は石積み、天井は煉瓦で仕上げているようです。姿、形が懐かしさを誘います。私は、蒸気機関車の時代が長かった旧福知山線で、武庫川沿いを走るこの区間が最も美しいと、今でも思っています。幼かった頃、煙に驚いては、慌てて窓を閉め、トンネルを出るや、開けた窓からのさわやかな風が吹き込み、旧式車両の丸天井に清流の照り返しと木々の緑が美しく映えたことを記億しています。
 コースには、唯一の古びた鉄橋があります。ここから武庫川を左に見ながら歩くことになります。トンネルを抜けた所にあるこの鉄橋は、リベット(古い時代は鉄を接合するのにボルトではなく、これを使った)と鉄の組み立て部材で出来た橋で、“手作り感”が一杯、しかもレトロです。またこのコースの見どころの一つです。写真撮影の絶好ポイントということで、多くの人がカメラを手にしていました。以前は、枕木の隙間から、下の渓流が見えた危なっかしい所でしたが、今は、安全な別の通路が作られています。
 午後2時前、ゴールの武田尾の「親水公園」に到着しました。ここで自由解散でした。
 私は古藤さんと一緒に、すぐそばの山の上にある「桜の園」まで足を延ばしました。ここは水上勉の「桜守」でも有名な笹部新太郎博士が、桜の演習林として作った「亦楽山荘」(えきらくさんそう)があった所です。急斜面を200mほど登るのですが、息が切れて展望あずま屋まで行き、引き返しました。ここには名前の通り、桜の木が沢山ありました。ヤマザクラが主で、それはそれは見事な巨木でした。また、展望台をはじめ、各所にいろはもみじの群生があり、その紅葉が絶景でした。
 紅葉と渓谷の美しさと自然を満喫した一日でした。
 
 「談山神社~飛鳥石舞台ハイキング」
 
 23日も前日夜半から本格的な雨で、中止になるのではと心配したのですが、雨は上がり、曇天からのスタートです。時折、薄日が差すまずまずのお天気です。
 近鉄桜井駅に9時20分集合という事で、いつもより早い6時前に起きて、7時に家を出ました。参加者は30名です。駅前から40分程バスに乗って、まずは談山神社に向かいました。
 談山神社は初めてです。観光ポスターで見事な紅葉と十三重の塔の写真を見慣れていただけに、期待は大きいものがありました。思いのほか、山深い場所で、到着した広いバス停から、遠く紫色にかすむ山並みが望め、薄日さす中、その山並みに霧が筋状に立ち昇る景色には、道中が長かったせいもあったのか、奈良らしいと思わずにはいられませんでした。
 神社は「「談(かたらい)の山」と「御破裂(ごはれつ)山」の南側の斜面一帯を境内とする大きな神社で、全山モミジの紅葉に染まっていました。赤、黄、そしていまだ紅葉していない薄緑とのグラデーションが実に見事です。本殿に向う長い石段から見上げる紅葉に、本殿回廊から見下ろす紅葉、十三重の塔に寄り添う紅葉に、木立を見通しながらの紅葉、そのどれをとっても名にしおう紅葉の美しさです。
 入山時のパンフレットに「大和多武峰(やまととうのみね)談山神社」とあり、その横に「大化の改新発祥地」とありました。背後の山「談の山」の中で、中大兄皇子と中臣鎌足が「乙巳の変」についての談合を行なったと言われていることからだそうです。神社自体は中臣鎌足の長男である定慧(じょうえ)和尚が678年に遺骨の一部を多武峰山頂に改葬したことが始まりのようです。
 11時30分に石段で集合写真を撮って、いよいよ、飛鳥石舞台をめざすウォーキングの開始です。
 神社前の坂道を登れば、後は下り坂と言われていましたが、この坂道がきつい。古い屋敷と大きな竹林、苔むした石積みを左右に見ながら、前傾姿勢でゆっくりと歩きました。坂の頂上が、神社の西門にあたる場所、石仏や石碑がありました。しかしゆっくり見る余裕がありません。
 たしかに、ここから飛鳥石舞台までは下り道がほとんどで、登り坂の記憶がありません。車が通る一般道を避けて、林や森の中の細い道を歩くのですが、前日の雨に濡れた落ち葉が重なった下り道ですので、結構疲れました。ようやく、集落がある所にでたのが、上居地域で、めざす石舞台まであと一歩の所です。果樹園が多くあり、柿やミカンがたわわに実っていました。見事な瓦葺きの古い家が多く、中には反り返った立派な石垣を持つ家もありました。天気は、晴れたり曇ったり、冷たい風が吹き付けた所もあって、疲れもピークです。
 午後1時半頃に石舞台地区の飛鳥歴史公園の入り口付近に到着し、公園のあずま屋で昼食をとりました。食後、恒例の自己紹介とショートスピーチがありました。参加者の内、最高齢者は86才の澤井さんです。その次が、5期の小掠先生で、その次が12期である私達でした。同窓会ではまだまだ、若い方と思っていたのですが、いつのまにか、年長者に仲間入りしていることに一寸うろたえながらも元気にウォーキングできることを改めてうれしく思いました。
 ここで自由解散です。石舞台を見られる方、さらに足を延ばして、歴史遺跡を探訪される方など、思い思いに目的地に向かいました。
 私が最後に石舞台を訪れてから50年ほどになるので、「特別史跡石舞台古墳」を拝観することにしました。
 現在の石舞台は周辺に空堀を巡らせた、方形墳として整備されています。石舞台の石室は、ほとんど土に覆われ、玄室の天井の巨石のみが露出しているかっこうになっていて、初めて訪れた頃より小さく見えます。しかし、総重量2300tにものぼる威容は健在です。石室にも入りました。長さ7.7m、幅、3.5m、高さ4.7mの空間は、玄妙というしかありません。御存じのように被葬者は、6世紀後半にこの地で権勢をふるった蘇我馬子の墓と言われています。
 石舞台周辺は国営歴史公園石舞台地区となっており、石舞台を中心に、広い範囲が整備されていました。各所にススキの群生があって、それが陽の光に輝きながら風にそよいでいます。北にむかってなだらかに駆け上がる斜面中腹に植えられた柿の実の赤が点々と際立ち、広々として穏やかな美しい景色になっていました。悠久の歴史、いにしえ人のたおやかな営みとその栄枯盛衰を見守った古代飛鳥は、どんな風だったのだろうとしばらく佇みました。
 石舞台を後に、橘寺、亀石、天武・持統天皇陵をへて、中尾山古墳、高松塚古墳まで、4km程度歩きました。
 高松塚古墳周辺も国営歴史公園高松塚周辺地区として整備されています。公園を取り巻く木々は、ここでも見事に紅葉していました。また落ち葉が分厚く降り積もった展望台は、ふかふかの絨毯そのものです。陽が西に傾き始め、晩秋の色は一層深くなっていくようでした。
 石舞台で手に入れた明日香村観光マップのごく一部しか訪ねることができなかった、名残惜しさを胸に、近鉄飛鳥駅から帰路につきました。紅葉の美しさと、歴史ロマンにあふれる奈良の奥深さを実感した一日でした。

【高37期】第16回市岡高校37期クラス会のご報告



 平成29年11月11日(土)に、鶴崎篤先生、上村謙司先生をお招きして、37期クラス会が開催されました。37期クラス会はほぼ毎年開催しており、今回で16回目を迎えます。毎年お馴染みの方や久しぶりの方など、1次会43名、2次会36名の方にご参加いただき、楽しいひと時を過ごすことができました。また来年も開催する予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
(報告:市岡高校37期クラス会幹事・久米秀樹)

【高校21期】 「づぼらや忘年会」のお知らせ

21期同窓会事務局
 
♪~ 新世界のづぼらやで ふぐを肴に花が咲く~♪
恒例になりました 「づぼらや忘年会」 を
今年も開催します。 奮ってご参加下さい。
三味線、サックス、ギター、オカリナ, 笛 etc.
余興や鳴り物も期待しています。
 
◇日 時:平成29年12月2日(土) 6時スタート♪   
◇場 所:づぼらや「新世界本店 新館」(本店の斜向い)
◇会 費:7.000円(てっちりフルコース&飲物) 
 
【参加予定者】:23名(11/20 現在)
浮舟先生/大西/篠原/二村(高谷)/竹内/前川/湊口/薮田/山田(野球部)/山子/西尾(井上)/松田(吉川)
鬼塚/伊藤/倉橋/藤原/下津/真美ちゃん(高江妹)/土田/石井(油井)/渡壁/森山/高木
 
参加される方はメールでお申し込み下さい。(メールアドレス Info☆reihyo.com ☆を@に変えて送信)
申し込みの締め切りは 11月25日です。 よろしくお願いします。
 
◆問合せ先: 幹事代行 竹内 哲 携帯 090-8659‐6315、メールアドレス s-takeuchi☆knd.biglobe.ne.jp
 
※ 昨年の模様はホームページの写真でご覧ください。

 

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【高校21期】同窓会の報告

季節外れの台風21号が接近した10月22日(日) 母校同窓会館にて「21期同窓会」が開催されました。
逝去された同級生への黙祷の後、浮舟先生のご発声で乾杯! 同窓会は始まりました。
プログラムは、初めてや久しぶりの参加者による近況報告、今も現役野球部員をサポートする元エース山田君の野球部近況報告「甲子園への道」、医師中務君の高齢者入りした私たちに役立つ「健康講話」、前回トランペットを披露した淡野君が今回はハーモニカ演奏、山子君と私のフォークデュオがギター伴奏し、テッパンのフォークソング3曲の大合唱で締めくくり。
参加予定48名のところ、台風の影響や体調不良で3名が欠席しましたが、各テーブルでは皆楽しく談笑して司会進行役としては注目してもらうのが大変でした(汗)。

今回、参加できなかった 'あなた' 次回はご一緒しましょう!
遠方にお住まいの方、里帰りは同窓会、忘年会やお花見に合わせてはいかがでしょうか?
(司会進行役 岡田幸保)

◆21期これからの予定
①づぼらや忘年会:12月2日(土) 近々ホームページでご案内します。
②市岡の森お花見:来年4月の第2日曜日です。


(お詫び:写真係欠席のため集合写真はありません。ゴメンナサイ。)
 

「12期の広場」11月号のラインアップ

 11月、霜月です。“秋たけなわ”と言いたいところですが、台風が連続して日本列島を襲い、おまけに秋雨前線が停滞して雨が降り続くのには辟易としています。これを書いている今も、窓の外は雨。空は梅雨空のようにどんよりと曇っています。高く、真っ青に晴れ渡ったあの秋空が、10月に何日あったのか思い出せません。
  また、いつもなら紅葉の美しさに目をうばわれる時節ですが、気持ちに余裕がないせいもあってか、傘をさしては、足もとばかりをみる始末で、口惜しい気持ちで一杯です。とは言っても、時の移ろいはしっかりしているようで、テレビで見る全国各地の紅葉は見事と言うほかありません。
  今月の私の「市岡カレンダー」に奈良、兵庫の「市岡歩こう会」の秋の例会があります。奈良は「談山神社」がそのコース、兵庫は武田尾渓谷の「旧福知山線廃線跡」で、双方とも名にし負う紅葉の名所。好天を祈って存分に紅葉を楽しみたいと思っています。
  先月号のラインアップで、市岡東京12期会会長の大石橋君の奥様である、あい美沙子さんのシャンソンコンサートの話を書きましたが、10月8日、川村浩一君と段中文子さんを誘って行ってきました。こじんまりした会場での公演で、久しぶりに心の洗濯ができたようです。少々おこがましいとは思いますが、あい美沙子さんのシャンソンが一層奥深くなり、迫力が増したと実感しました。
  やはりシャンソンはしみじみとした味わいがあり、秋に似合いのものですね。
  11日に開かれる第8回の「市岡東京12期会」に、関西から一泊泊りで8名が行くことになりました。神戸・大阪発が7名、三重発が1名です。今回、こうして参加者がふえた理由のひとつに、元気な内に皆さんに会っておこうという気持ちがあるようで、ちょっと複雑です。しかし一人でも多くの学友が集えるのは何にましても喜ばしいことです。
  神戸・大阪組の内、6名は行き帰り共に、新幹線の6名掛けのワンボックスを予約しています。一寸した同窓生の小旅行です。また東京の学友との再会に今からそわそわしています。その顛末の一部始終と、「12期会」の詳細報告は12月号の「広場」でご紹介します。楽しみにしていて下さい。
 
  さて、わが「12期の広場」今月号のラインアップは以下の通りです。二編ともの報告文ですが、お楽しみ下さい。
 
1.  「山本久美子(旧姓:古荘)さんの歓迎食事会」
2.  「マルオヒロカズ  ガラス絵展 」に行ってきました。
 
                                      以  上
 

山本久美子(旧姓:古荘)さんの歓迎食事会

10月20日の夜、カナダから帰国されていた、5組の山本久美子(旧姓:古荘)さんを迎えての歓迎食事会がありました。
 ご存知のように山本さんは40数年前、ご主人とカナダに移住されて、現在トロントに住んでおられます。また例年、この時期に休暇を取り、ご主人とともに日本に里帰りされています。仲良しの柏木赫子(7組)さんのお声かけもあって、毎年、12期同窓生有志の「歓迎食事会」を開いてきましたが、それも10年を越え、今や秋の恒例行事になりました。
 6時にヒルトンホテルのロビーで待ち合わせ。皆さん、集まるたびに握手をし、歓声を上げて1年ぶりの再会を喜んでいました。お初天神通りの「がんこ」が食事会の場所です。
ここには、山本久美子さんを中心に、酒井八郎君、古藤知代子さん(4組)、段中文子さん(5組)、田端建機君、木本みつるさん、柏木赫子さん、張志朗(7組)、川村浩一君、塩野憲次君
末廣訂君(8組)の11名が参加しました。毎回参加してきた川副研治君は、残念ながら体調不良で参加できませんでした。
 まず、遠来の友を歓迎して、末廣君が乾杯の音頭を取り、食事会が始まりました。酒井君は、自営の店を出る直前にお客さんが来られ、その対応で20分程遅れました。
 いつものことながら、同窓生が集うとそのお喋りは楽しく盛り上がります。
 参加者全員が、歓迎の気持ちをこめてショートスピーチをしました。近況報告が主でしたが、内容は、主に健康や趣味、そしてボランティアの話や仕事の話などでした。
 山本さんはトロントのカレッジで日本語の先生を続けておられます。そろそろ辞め時かと考えておられたとの事ですが、リーダーをしておられた最高齢の先生がリタイヤされ、その役職が回ってくるようで、今しばらくは続けなくてはならないようだと話していました。近年痛められた足の方もかなりよくなっておられるようで、それ以外は、健康そのもののように拝察しました。久しぶりに歩いた梅田界隈がすっかり変わってしまったと、驚きながら、駅前の木造の「旭屋」はどうなったのでしょうかなどと、なつかしく思い出しておられたようです。いまや、山本さんは「日系カナダ人」、カナダの日系社会では「オ-ルドカマ-」です。年齢を重ねるごとに、日本を思う気持ちが強くなっておられるようで、帰国前にいただいたメールでも、日本各地で続いた豪雨被害に胸を痛めておられました。
 「友、遠方より来る。愉しからずや。」は一致した感慨、また末廣君の「この集いがこれからも永く続くように」の言葉は全員共通の気持ちです。
 9時半ころ、「歓迎食事会」はお開きとなりました。「がんこ」の店先で、記念撮影をしました。ご覧ください。またすぐ近くの「お初天神」に全員でお参りしました。
 この日は、暑いくらいの秋晴れでしたが、夜風はやはり秋のそのもの。すがすがしい気持ちとなごり惜しい気持ちで再会を約束しました。  (張志朗 - 記 )



 

「マルオヒロカズ ガラス絵展」に行ってきました。

 10月14日の土曜日、8組の岸川常正君と一緒に、「マルオヒロカズ ガラス絵展」に行ってきました。
 岸川君は「ガラス絵展」が初めてで興味津々。会場は大阪市内の谷町4丁目近くのカフェ&ギャラリーの「路地カフェ」です。文字通り、ビルの谷間の「路地」の突き当りで、木造平屋の工場をセンス良くリニューアルしたスペースでした。木造の屋根トラスをあらわしに、そこに今風の照明器具と天井回転翼が温かい雰囲気をかもしだしていて、圓尾君の人柄と「イーハトーブ」と題する「ガラス絵展」にピッタリの会場でした。
 宮澤賢治の世界に材をとったガラス絵が16点、不思議の国のアリスに材をとった小品のガラス絵が6点、その他に油彩が2点、展示されていました。
 たくさんの方々が見にきておられ、なかなかの盛況。子供を連れてこられた方もおられて、アットホームな「ガラス絵展」でした。
 私は「ガラス絵展」を見るのは二回目です。圓尾君の話によると、ガラス絵は4層構造になっているそうです。ほとんどの作品が、背景に多様なホログラムシートを使用し、それから隙間をあけてガラスをはめ込み、それに絵を画いています。ガラスには両面から絵が描かれており、絵の具もさまざまな種類を使われていました。ステンドグラスのようにしっかりと縁取りされたもの、薄く彩色され背景が透けて見えるものなどがあります。一般的な油彩の布カンバスとは異なり、独特の魅力がありました。
 画題も「銀河鉄道の夜」に始まり「チェロ弾きのゴーシュ」まで、バラエティに富んだ楽しさ一杯。「いろいろなことにチャレンジしています」の言葉に圓尾君の絵画制作にかける情熱を感じました。
 圓尾君から岸川君とともに「鹿踊り」の前に立っていろいろ話を聞かせてもらいました。
 圓尾君と岸川君は学部はことなりますが、大学が同じです。なつかしい大学時代の話、特に学生寮の今と昔に話がはずんでいました。訪れた日が異なりますが、八島平玐君も同じ大学です。
 岸川君は「絵画制作に打ち込んでいる圓尾君の姿とその作品に感動」と話していました。久しぶりのことですから圓尾君と3人で一献酌み交わしたいと思っていたのですが、多くのお客さんが居られたので誘うのを遠慮して、岸川君と二人で一杯やって帰りました。
 私は、「ガラス絵展」に先立ち、9月20~24日に開かれていた、「第77回関西美術文化展」の圓尾君の出品作品を見に行っています。その時の作品「かはづ問答」を貼り付けますので、併せてご覧ください。
(左が「かはづ問答」で右がガラス絵の「鹿踊り」です。)