お知らせ

2023年

ひろばリバイバル

 今号は平成23年7月1日号に掲載された八島平玐君の「ヒマラヤトレッキング」です。「12期の広場」の特徴に、海外への旅行レポートが多く投稿されたことがあり、いずれも好評でした。この「ヒマラヤトレッキング」には掲載後、高知県在住の金本美智子さんから「凄い興味をもって見させていただきました。美しい写真とともに詳しく解説しておられ、わくわくしました。」とのコメントが送られてきました。
― HP委員 記 ―
 

ヒマラヤトレッキング

八島 平玐(3年8組)
 ネパールのトレッキングについて、再度まとめてみましたので、ご覧下さい。ネパールは友人のS君が良く知っており、彼を含め3人で出かけました。コースの目的地は、パンチポカリ(5つの池の意味)というヒンズー教の聖地を目指したものでカトマンズの北東部にあたります。



 コースは巡礼の道とのことで、途中にロッジはなく総てキャンプとなり、そのため、テント、食糧、我々の荷物を運ぶのにガイド、コック、ポーターの計10名、合せて13名の大編成となり記録映画に出てくるような山行を楽しみました。(登りはポーターを更に1人雇いました)
カトマンズから小型バスで6時間位かけてチョウタラ、更に、シャウレ村へ入り、この村のひえの段々畑が初日のキャンプ地でした。丁度、テハール祭の時期で村にはタルチョ(色とりどりの祈祷旗)が飾られ、途中の昼食を摂った食堂では、犬がマーガレットで作った花の首飾りをかけて貰っていました。テハール祭は光の祭りであり、収穫祭とのことで、山に入る前日のカトマンズの青空市場は、大いに賑わっていました。

キャンプでは、朝6時頃に、まずモーニングコーヒがテント毎(我々は1人1張りづつ)に配られ、その後、お湯を洗面器に入れて持ってきてくれ顔を洗い食事となります。朝食はスープ、パンケーキ(蜂蜜orジャムを付けて食べる)、卵料理で、結構おいしいものでした(我々に合うように味付けされている)。最後にお粥が出ます。お粥は、味が付いていないので持参した梅干し、ふりかけ、塩昆布で食べるといった食事でした。食事後、水筒にお湯を入れてもらいこの湯冷ましを飲み水としました。そして、テントを畳み、後片付けをして出発となります。山に入った最初の村と、最後の村では鶏を買ってきてくれ捌いてご馳走してくれましたし、山から下りた村では山羊を買ってきてジンギスカンやハンバーグとして出してくれました。また、毎日食後にりんごが付きました。りんごは、小さく、味は上高地で見られるものより更に素朴でした。
(さらに…)

市岡高校バレーボール部同窓会総会のご案内

令和5年6月吉日
 
バレーボール部同窓会のみなさまへ
 
大阪府立市岡高等学校
バレーボール部同窓会
 
同窓会総会のご案内
 
日頃は市岡高校バレーボール部の同窓会の活動にご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございます。
さて、新型コロナ感染症の拡大にともなう感染防止の観点等から、同窓会総会の開催を控えておりましたが、今年は4年ぶり下記のとおり、市岡高校バレーボール部の同窓会総会を開催させていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
 
 
 
  1. 同窓会総会
    久しぶりにバレーボールを楽しんでください。現役(卒業生同士も)とのゲームを予定しています。練習着、体育館シューズをお持ちください。おしゃべりや見学だけでも大歓迎です。気軽に母校の体育館にお越しください。
     
    日 時 令和5年8月5日(土) 14:00 ~ 17:00
    場 所 母校体育館
    懇親会 全体での懇親会は行いませんので、練習終了後、各人各グループでお楽しみください。
     
  2. 応援金について
    現在、同窓会としての応援金のお願いは停止していますが、これまでに皆様方よりお預かりしている応援金を活用して、毎年現役の活動を側面からサポートしています。
     
  3. その他
    「大阪府立市岡高等学校 公式ホームページ」では運動部で男子・女子バレーボール部が紹介されております。「大阪府立市岡高等学校同窓会 澪標ホームページ」では同窓会の案内や結果なども掲載しますので、ご覧ください。

第64回東京市岡会総会のご案内

東京市岡会会員の皆様には、お元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
最近の東京市岡会は、副会長、理事、幹事、事務局等のご努力で徐々に若返りつつあります。今後も東京市岡会の発展のため、また若い世代との交流を広げるべく、スタッフ一丸となり努力してまいります。
東京市岡会も2019年に設立60周年を迎えました。しかし、2020年2月より新型コロナ感染症が世界的に蔓延し、以来3年続けて開催中止を余儀なくされております。本年に入りコロナ感染もようやく減少し、規制が緩和されつつあります。また1948年に新制市岡高等学校発足以来、この4月に初めて市岡高校出身の33期辻本利勝先生が校長に着任されたとの事です。東京市岡会総会は理事会で検討の結果、下記の通り通常開催としました。今年も諸先輩方の意志をうけて、青春の一時期を市岡の学び舎で学んだ同期の方をはじめ、先輩、後輩の方々をお誘い合わせの上、一人でも多くの方にお越しいただき、楽しく有意義な時間をお過ごし下さるようご案内申し上げます。
令和5年5月吉日
東京市岡会会長 梅本光明(高校20期)
 
  • 日時 令和5年7月1日(土)午前11時30分より(受付/11時より)
     
  • 会場 学士会館 320号室
    東京都千代田区神田錦町3-28 TEL03-3292-5936
    ■都営地下鉄三田線、同新宿線、東京メトロ半蔵門線 
        「神保町駅」A9出口 徒歩1分
    ■東京メトロ東西線「竹橋駅」3a出口 徒歩5分
    ■JR中央線・総武線「お茶の水駅」水道橋出口 徒歩15分
     
  • 会費 通常会員(男女とも1人)   7,500円
    夫婦会員(2人)   ・・・ 12,000円 
    同伴家族(1人)  ・・・ 2,000円  
    優待期会員(1人)  ・・・ 4,000円(優待期 高校22期、23期、24期、25期) 
     
  • 出欠の返事やお問い合わせ:
    Eメール:katsutank3☆gmail.com(迷惑メール防止のため⭐︎を@に変えて送信)  
    事務局 勝田久仁子(26期)TEL080-6757-3035
    なお出欠のご連絡は6月15日までにお願い致します。
≪通信・活動費振込みのお願い≫
会員の皆様には3年に1回通信・活動費として3,000円のご協力をお願いしています。
お手数ですが郵便局からお振込みの場合は赤い払込取扱票に口座番号「0140-6-588036」、振込金額 加入者名「東京市岡会」通信欄に卒業期、ご依頼人欄に住所氏名をご記入の上振り込んでください。他行から振込みの際は「ゆうちょ銀行」店名は「セ」を入れ順に「〇一九」、「当座預金」を選択し口座番号「0588036」へお願い致します。振込みの際は「卒業期」「氏名」を必ずご記入ください。
通信・活動費は総会開催の印刷・通信費、総会の際の補填費用として活用しています。

≪オプショナル・ミニツアー終了のお知らせ≫   
毎回ツアーをご案内下さった近藤太一さん(高校15期)が昨年7月に逝去されました。前回のツアーを持ちましてミニツアーを終了致します。近藤さんには東京市岡会の50周年事業としてミニツアーをお願いして以来、毎年開催して頂きました。長年のご尽力に感謝申し上げますとともに心よりご冥福をお祈り致します。これまで総会前のひとときを楽しませて下さいまして有難うございました。

「市岡42期かれこれ33周年同窓会」のお知らせ

市岡42期生の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
市岡高校を卒業して33年が過ぎようとしています。
新型コロナウィルスの流行で実現できなかった卒業30周年の同窓会。 今年こそは開催を!と多くの声を頂き、今秋開催する運びとなりました。
奮ってご参加ください。
 
開催日時 2023年10月8日(日)14:00〜16:30
開催場所 ホテル阪急レスパイア大阪
会費 ¥10,000
申し込み 専用フォームからお願いします
■申込締切り:6月30日まで
問い合わせ先 小田 真
odenman5775☆gmail.com
※迷惑メール防止のため☆を@に変えて送信してください

【高27期】27期同窓会のご案内

27期恒例の4年に一度の同窓会もコロナ禍により三年延期となりましたが、今秋に晴れて開催することになりました。
是非、ご出席くださいますよう案内申し上げます。
参加して頂ける方は8月31日までに各クラス幹事宛にご連絡ください。
 
  • 開催日時
    令和5年10月29日(日)   12時30分受付 13時開宴
  • 開催場所
    ホテル阪急レスパイア大阪   9F 宴会場 パンケット
    大阪市北区大深町1-1 ヨドバシ梅田タワー内9階  TEL 0663726510
  • 会費
    10,000円
    ※尚、2次会も新阪急ホテルBAR リードにて準備します。参加費2,500円。
  • お問い合わせ・連絡先
    事務局 藤井正幸
    携帯 08025224943
    (メール) masayukifujii0902☆gmail.com(☆を@に変えて送信)

同窓会総会 中止のお知らせ

6月11日開催を予定しておりました同窓会総会ですが、開催を中止させていただくこととなりました。
よろしくお願いいたします。

【高校21期】2023ランチミーティング&ミニコンサートのご報告

🌸春らんまん。早い開花宣言にワクワク、ソワソワ。今年も21期生は市岡の森に集まりました。
サクラは折れたり枯れたりしてますが、それでも笑顔を振りまいていました。
サクラを愛でながら、2月に他界した友を偲び「栄冠は君に輝く」を熱唱しました。
ランチを楽しんだ後はミニコンサート。岡田・山子両名のギター演奏を楽しみました。

♪  遠い世界に旅に出ようか それとも赤い風船に乗って♬〜 やっぱりフォークはエエなぁ。
/幹事代行 竹内 哲

「12期の広場」2023春号のラインアップ


 写真は満開の桜の木とそれにとまったカワセミです。先日8組の榎本進明君が撮影し、送ってくれました。美しく、珍しい写真。待ちに待った春到来を実感しますね。
 今号のラインアップは以下の通りです。お楽しみください。
 
  1. 巻頭コラム
    ・「英語ニュース拾い読み」 8組 萩原 貞雄
  2. 掲示板
    ・「市岡高校OB・OG写真展に行ってきました」
    ・「市岡高校吹奏楽部OB・OGバンド第13回定期演奏」
    7組 張 志朗
    7組 張 志朗
  3. “ひろばリバイバル”
    ・「私、今、ヨルダンのアカバです」(平成23年9月15日号) 5組 段中 文子
以 上

巻頭コラム

英語ニュース拾い読み

8組 萩原 貞雄
 
 1960年に卒業して以来63年経ちました。1988年までの28年間の昭和の時代は、戦後の復興期であり経済成長も著しかった。その後現在に至るまで経済的には伸び悩んでいるが、それまでの成果としてインフラの整備が進み、医療や年金などの社会保障制度が充実し、寿命も延び、何よりも戦争がない良い時代を生きることができました。
一方では少子高齢化と人口減少、温暖化対策としての脱炭素社会への要請、紛争による世界の分断などこれまでになかった難題が生じています。

 僕は高校の時、英語は渡辺先生に教わりました。授業中もサングラスをかけておられ、ギャングと呼ばれていました。今振り返るとその頃の英語の勉強が、随分役に立ちました。仕事が海外のプラントの建設でしたので、長年英語で仕事をしてきました。仕事の合間にISO -国際標準化機構の規格作りの為に日本代表として、ヨーロッパやアメリカでの会議に何回か出席しました。最近まで機械製品の英文取説を作っていました。
 
 定年後、時間が十分あるのでTIMEやThe Economist の週刊誌、The New York Times電子版等、英語のニュースを見るようになりました。また同好の集まりである「タイム購読会」という会に参加させて貰って10年になります。この会は数名が持ち回りで、アメリカのTIME誌を中心に事前に好きな記事を選び、週一回、東京都多摩市にあるコミュニティ館で購読会を開いています。メンバーの一人のお父さんは旧制市岡中学の、弟さんは市岡高校の卒業です。まったくの偶然です。
 
 この会で読んだ記事や、個人的に読んだ記事の中から、2022年から2023年に掲載された記事を幾つかを紹介します。記事の内容とそれに対し僕の主観も入っています。
 
 The Economist  2022年12月17日 “First-world problems”
西側先進国は1980年代や1990年代は規制緩和、移民受け入れ等の経済成長を目指す政策をとっていた。現在は成長よりも福祉、年金、医療保険の充実を目指す国が多い。人口の高齢化による労働者の減少への対策、年金や福祉への支出、コロナ禍への対策や戦争の影響によるインフレへの対策、競争力のない産業の救済等に政府の支出が増大。投資が少なく、現状維持の政策をとっている。上記以外に防衛、温室効果ガスの費用が増大している。
 
 TIME  2023年2月13日 “What falling birth rates reveal about China’s future”
中国政府は人口が2022年に過去60年間で、初めて減少に転じたことを発表。社会保障制度の再検討を迫られている。四川省を始め幾つかの省では婚外子の登録も認め社会保障を受けられるようにした。
 
 The Economist  2022年11月5 日 “Open wide your gates”
日本と韓国は人口減少の為、今後労働者が不足する。積極的に移民を導入する必要がある。国民は移民を受け入れることを認めているが政府は積極的でない。また通貨安、制度不備、言葉の問題が障害となっており、移民の数は増えていない。
 
 The Economist  2023年1月14日  “The age of the grandma”
人口の減少、増加の程度は各国で差が大きい。でもどの国も寿命が延びており、老人の比率が高くなり「おばあちゃんの時代」となっている。おばあちゃんが両親に代わって孫の面倒を見ている家庭が、世界中で増えている。家庭をおばあちゃんが預かり、母親も働きに出ている。おばあちゃんが子育て支援の担い手となり、人口減少の歯止めに一役買っている。
 
 TIME  2022年5月23/30日  “A Polar Paradox”
北極海の氷が融けて都合の良いこともある。ロシアは砕氷船を水先案内に使って、北極海を通る船から通行料を取ることも可能。アラスカのノームでは港を拡張してクルーズ船を寄港させ観光地にする計画だ。
 
 TIME  2023年1月30日/2月6日 “India’s path”
インドの人口は世界の17.7%を占める。でも現在、温室効果ガスは世界の7%しか出していない。過去、ガスを放出してきたのは先進国だ。インドは発電の燃料は60%以上石炭だ。再生可能エネルギーにも力を入れているが、社会が石炭産業に依存しており、経済性からも石炭をやめるのは簡単ではない。
 
 The Economist  2022年11月26日  “Hot tempers”
2022年11月エジプトで開かれたCOP27(国連の気候変動に関する会議)は、お題目を唱えるだけの会議に終始した。気候変動による損失や損害(例えば洪水による被害など)を発展途上国が被った場合、先進国が援助するとともに、IMFや世銀が融資する必要性が同意された。具体案は次回の会議に持ち越しとなった。

 The Economist  2022年1月29日  “Place your bets”
侵攻一か月前の記事。ロシアは2014年に併合したクリミアや、東部ウクライナに居住するロシア系住民を守るという口実とするだろう。ウクライナを分断してNATOとの緩衝地帯を設ける。その為、ベラルーシにロシア軍を駐在させ、ウクライナを北、東、南から侵攻する。冬季オリンピックが終了する2月20日から雪解け時の間に行われることを示唆(実際は2月24日に侵攻を開始した)。
 
 The Economist  2022年10月29日  “Adieu, laissez-faire”
上記下線部のフランス語の意味「さようなら 自由放任主義」。アメリカは企業や個人の経済活動に干渉せず、市場の働きに任せるという従来の政策から、国が指導する政策に転換している。国の政策として特定の分野への税制優遇、補助金などの保護を行い、自国優先に傾いている。
   
 TIME  2023年2月13日/2月20日 “Sleepwalking into a less secure future”
記事中のIMF(国際通貨基金)専務理事であるクリスタリナ・ゲオルギエバさんの言葉を引用する。「ここ数年、世界中で内向きの政策と貿易の緊張が高まっている。今、地政学的な分断は、新しい冷たい戦争という幽霊を招いている。冷たい戦争になると生産性が犠牲となり、多くのお金を失うことになる」
 
 TIME  2022年4月25日/5月2日 “Mr. Everything”
大谷翔平選手がタイム誌の表紙を飾った。彼のピッチャーとバッターの二刀流としての話題性、選手としての能力、成績が詳しく書かれている。一塁へフォアボールで向かう時、ボールボーイに丁寧にバットを手渡し、またグランドのゴミを拾う等、彼の明るさ、人を思いやる気持ち、野球への情熱が紹介されている。野球を盛り上げる救世主といった最高の誉め言葉が使われている。


 英語ニュースを読んで最近思うこと
 
 2022年の日本の出生者数は、80万人以下で一時の半分程度です。人口が少なくなることは、必ずしも悪いわけではありませんが、鎖国をしていた江戸時代の3000万人というわけにはいきません。ある程度の人口を維持する為には、食料やエネルギー源など必要な資源は輸入に頼らざるを得ません。また地球温暖化による水害などの災害以上に、もともと地震、台風、火山など自然災害のリスクが高い国土です。地形的にも再生可能エネルギーに大きく転換するのも難しい。
 
 この様に、基本的なコストが高い日本を維持する為には交易で稼ぐしかない。世界が分断化の方向に向かっているが、他国と協調関係を保ち、モノやカネが自由に行き来できる環境が常に必要です。これまで日本及び日本人は世界から比較的好感度で見られていました。できるだけ世界に貢献しながらどの国とも、共存共栄で行くことを願っています。

掲示板

市岡高校OB・OG写真展に行ってきました。

7組  張 志朗
 市岡高校OB・OG写真展が、2月16日から21日まで南森町のMAGアートギャラリで開かれたのですが、17日に同窓生を誘って行ってきました。この日は晴天、おまけに真冬とは思えない暖かさです。12期同窓生は、古藤知代子さん、松田修蔵君、上野裕通君、田端建機君、川村浩一君、塩野憲次君、末廣訂君、八島平玐君そして私(張志朗)の計9名が参加しました。
 「コロナの流行で長~い活動休止を終え、久しぶりに作品展を行います。長いブランクにも腕はなまらず、口はさらに磨きがかかり、新しいメンバーを迎えての展示です。」と案内状にありました。その嬉しさと意気込みに溢れ、久しぶりの再会を喜ぶ和気藹々の写真展です。
 作品出展者は14名、一人二作品で、展示写真総数は28点です。
 勿論共に12期で学んだ高見政博君の作品も出展されていました。高見君の作品は「蝶と花」(撮影地:奈良 法起寺界隈)と「墨絵 桜」(奈良 天理ダム)です。添付写真をご 覧ください。

蝶に合わせたピントはばっちり、滲むよう花との取り合わせが絶妙です。ダム湖の水面に写る桜を「薄墨」と切り取ったのも私好みでうれしくなりました。
 今回もそうですが、皆さんの写真に掛ける想いと美的感覚は衰えを知りませんね。また撮影地も北は北海道の美瑛から南は鹿児島の指宿まで全国各地に及び、季節も厳冬期から春爛漫と春夏秋冬の四季折々です。テーマーも「初恋」と題した桜から「深海人」と題したコラージュまで実に多様です。出展者の内、大先輩は高校7期の山田美代子さんです。大ベテランで今回も若々しい感性と巧みな美的構成力、表現技術あふれる作品に驚かされました。
 作品全体からコロナ禍による行動制限や閉塞感を乗り越える解放感と喜びが感じられ、嬉しくなりました。一緒に行った皆さんも熱心に鑑賞し、当番の出展者に質問し、気に入った作品について語りあっていました。
 
 作品展鑑賞の後、9人の同窓生で大阪天満宮の梅まつりを見学しました。天満宮は梅の名所ですが、開花はこれからと言った所でした。その後、昼食をとり、お茶しました。
 皆さんお元気で、久しぶりの再会。お喋りを沢山しました。みなは書けませんが、福島区歴史研究会の会長の末廣君が落語家の桂文枝師匠と会ってお話をしたそうで、新作落語を作るにあたって福島の歴史やエピソードを聞きたいとのことだったそうです。あらためて詳しく聞いてみたいと思っています。
 私個人的にも久しぶりの大阪市内歩きでした。コロナ禍と加齢による“引きこもり”が日常でしたが、やはり外出は大切ですね。人に触れ、ものに触れ、都市とその空気に触れると新しい刺激と元気が出るようです。
 

市岡高校吹奏楽部OB・OGバンド第13回定期演奏会


 2月26日、大阪府立市岡高等学校吹奏楽部OB・OGバンドの13回定期演奏会が阿倍野区民センター大ホールで開催されました。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に留意しての3年ぶりの開催で、開演は午後2時からです。
 案内のハガキを貰い、古藤千代子さんを誘って行ってきました。
 会場に着くまではコロナ禍の影響を考えて、さてどのくらいの人がおいでになるのか、少し心配していましたが、定員644名の会場はほぼ満席、大盛況でした。ほとんどが市岡にゆかりのある方だと思いますが、高齢者から幼子まで幅広い方々です。
 プログラムは二部に分かれており、第一部はオリジナルステージ、第二部はポップステージ~市岡OBプレゼンツ☆紅白歌合戦~となっていました。

 第一部は「南風のマーチ」(作曲:渡口公康)の軽快でさわやかなメロディから始まりました。赤塚弘一さん(高校42期)の指揮による総勢60名の大バンドです。舞台一杯に広がり演奏する姿は、それだけで大迫力。さらにみがかれたハーモニーに圧倒され大感激です。何よりバンドの皆さんのこの日にかける意気込みや喜びが演奏を通して直に伝わります。
 演奏は「さくらのうた」(作曲:福田洋介)、「シンフォニック・マンボ No5」(編曲:宮川彬良)、「ロマネスク」(作曲:J.スウェアリンジェン)、「その時見た夢」(作曲:清水大輔)と続き、第一部が終わりました。
 休憩をはさんで第二部です。~市岡OBプレゼンツ~の名の通り、楽しさ一杯のプログラムです。「恋愛レボリューション21(モーニング娘)」(作曲:つんく 編曲:小島里美)、「ヒットメドレー(SMAP)」(編曲:金山徹)、「夜桜お七」(作曲:三木たかし 編曲:小島里美)、「Everything(MISIA)」(作曲:松本俊明 編曲:小島里美)、{Tribute to GO HIROMI(郷ひろみ)}(編曲:福田洋介)の5曲です。
 よく耳にするメロディでアップテンポに手拍子が起こり、や気持ちが浮き立ちます。前の方の座席で曲に併せて“指揮”するごとく手を振る人や、調子を合わせダンスする幼子など盛り上がりは最高でした。
 会場で松田修蔵君にバッタリお会いました。公演後のメールに「家内と聴きに来ていました。OBバンドは楽しかったです。満員でびっくりしました」とありました。松田君のお孫さんが市岡高校で吹奏楽部員だそうです。
 個人的に残念だったのは、18期のトロンボーン高橋正憲さんの姿が舞台になかったことです。今回は所用で不参加ですが、活動は続けているとお聞きしました。次回は是非、その雄姿を舞台で拝見したいものです。